公益財団法人官休庵

修復プロジェクトへのご寄付のお願い-500年以上の歴史ある「茶の湯」文化を次世代へ

支援総額
61,367,000
306%
目標金額 20,000,000
ネクストゴール 50,000,000
サポーター
760
終了しました
2024年01月31日 23時59分 まで
千利休から脈々と受け継がれてきた「茶の湯」の伝統を伝承していくために設立された、官休庵。歴代の優れた家元が積み重ねてきた技術・知識・想いを未来につなぐため、修復プロジェクトへのご支援を募ることを決意致しました。 私共と共に「茶の湯」文化を次世代へ受け継ぐために、ご賛同・ご参加を賜りますよう宜しくお願いいたします。

 2024年1月31日いっぱいをもちまして、武者小路千家・公益財団法人官休庵の修復プロジェクトのためのクラウドファウンディング(第1期)は総日数111日、総参加人数745名様、そして総支援金額60,502,000円(暫定※)をもち無事終了、大成功を収めました。

 まずご参加ご支援いただいた皆様に心より御礼申し上げます。そしてご尽力頂いた関係各位の皆様に衷心より感謝申し上げます。物価高騰、各地の紛争、そして年明けから続く北陸地方、能登半島の震災と困難なことの多い時代にこれだけの厚いお気持ちをお寄せ頂いたことが何よりありがたく、皆様が茶の湯や日本文化に寄せるご期待と思いに大いに励まされ、頼もしい気持ちになりました。

 500年続き今に生きる茶の湯の伝統を次世代に伝えるため、傷んだ家元茶室や編笠門の修復と、老朽化した旧学院棟を解体し次の時代を見据えた茶の湯を学び発信、さらに日本文化を愛する方々の拠り所となるような新茶道会館を建設し、今ある土地建物を再整備していくことは避けて通れない課題でした。就中元旦から北陸地方、能登半島を襲ったような震災は日本中いつどこで起きてもおかしくないと言われている今日、発災時の被害を少しでも軽減するための修繕・建て替えは前にも増して喫緊の課題と再認識いたしました。

 今後お預かりしたご厚志は有効に活用すべく、現在茶室修復箇所それぞれの確認と見積もりを進め、春頃にはまず弘道庵周辺を着手すべく準備を進めております。さらに新茶道会館建設を含めた家元敷地の再整備のための建設準備委員会も立ち上げるべく段取りしております。今後の進捗状況は公式サイトなどで逐次ご報告させていただきます。また今回のご厚志への返礼品の発送も今月半ばから来月にはお手元に届くように現在作業中です。さらに私による家元茶室での返礼茶会は、4月以降いくつかの選択肢をご用意していずれの日かにお出ましいただけるように日程等精査中です。該当される方はこちらもぜひ楽しみにお待ちください。

 最後になりましたが、今回ご参加ご支援賜りました皆さんとのご縁がこれからも末長く続き、茶の湯の未来と武者小路千家官休庵の行く末を見守り、共に歩んでいただきますことを衷心よりお願い申し上げ、御礼のご挨拶とさせていただきます。

この度はありがとうございました。これからもよろしくお願い申し上げます。

令和6年2月1日 武者小路千家官休庵 千 宗屋

※銀行振込のお申し込みをいただきましたが、お振込みがまだの方もいらっしゃいますので、最終の金額は改めてご報告いたします。

第三目標達成のお礼(2024年1月26日更新)

2024年1月24日をもちまして、第三目標である5,000万円を突破しました。
620名を超える多くの方々からご支援をいただきましたこと、事務局一同、大変感激しております。
ご支援をいただきました皆様に改めて感謝申し上げます。 クラウドファンディング終了まで残り5日となりましたが、挑戦を続けて参ります。
引き続き、皆様からの温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

2024年1月26日 公益財団法人 官休庵

第二目標達成のお礼とサードゴール挑戦について(2023年12月12日更新)

 2023年12月6日をもちまして、官休庵建物修復プロジェクト「五百年以上歴史ある茶の湯文化を次世代へ」クラウドファンディングは、予定期限の1ヶ月と25日を前にネクストゴールの目標額である3,000万円を達成、12月10日現在377名のご参加、ご支援を賜り、総額30,275,000円の浄財をお預かりいたしました。本プロジェクトにご参加ご支援いただいた皆様、企画の立案に当たってご助力いただいた公益財団法人官休庵の理事・評議員の皆様、社中各位、職分、事務局、そして茶道流儀として初めての試みに対しアドバイスとご助力を惜しまず頂いたコングラント(株)様には衷心より厚く御礼申し上げます。

 3年に及ぶコロナ禍で、心と心が直に通う「直心の交わり」に基づく人と人の礼を尽くした密なる交流を良しとする茶の湯の世界は苦境に立たされました。新年の大規模な茶会「初釜」は開催中止に追い込まれ、ほとんどの茶会は中止または延期、生徒さんの減少と指導者の高齢化により閉鎖を余儀なくされた茶道教場も多いと聞きます。そんな中、千利休以来450年に亘り茶の湯の「伝燈」を守り受け継いできた武者小路千家においても影響は避けられず、さらに茶室、茶庭、旧学院棟といった財団が保持活用すべき文化財的建築物にも無視できない傷みが目立ち、その修復及び改築は喫緊の課題となりました。ただコロナ禍や近年問題視されている資材の高騰、物価高の影響は避けられず、加えて茶室茶庭の重要文化財指定を受けていないため国庫の補助が望めない状況は如何ともし難いものでした。そこでクラウドファウンディングをお勧めくださるお声をいただき、恐る恐るチャレンジいたしましたが、このように早期にネクストゴールを達成するとは夢にも思わず、改めて皆様が日本の伝統文化・茶の湯に寄せる熱い想いを感じ、今はただ感謝の気持ちでいっぱいです。

 しかし、本プロジェクトはまだ始まったばかり。今後老朽化が進んだ各茶室の被害調査によってその予算が膨れ上がることも十分予想されます。計画している流儀を超えた茶の湯を愛好する皆様に親しんでいただける「新茶道会館」(仮称)の建設の前段階として行う調査並びに解体のみで2,000万円を有に超える費用が試算されています。よって第一弾プロジェクトはさらにサードゴールとして5,000万円の目標額を設定し、多くの日本文化、茶の湯を愛する方々のご参加、ご支援を募りたいと思っております。

 どうか引き続きのご理解、ご参加、ご支援をよろしくお願いいたします。

 表千家不審菴に産まれ当家十二代家元愈好斎宗守(1889~1953)に嫁した私の曽祖母・千 恒子は現家元不徹斎の幼少期につねづね「こういう家は常に人様に集っていただき、その拠り所になってこそ存在する意味がある」と申していたと聞いております。今回の皆様からのご厚志によりその言葉の重さ、意味を改めて噛み締めさせていただいております。

 流儀に、そして茶の湯に関わる多くの方々にとってまさに「家の元」として武者小路千家官休庵が存在するよう、一層奮励努力致しますので引き続きのご参加、ご支援をよろしくお願いいたします。

令和5年12月10日 武者小路千家家元後嗣
公益財団法人官休庵常任理事
隨縁斎 千 宗屋

第一目標達成のお礼とネクストゴール挑戦について(2023年11月14日更新)

この度、私たちのクラウドファンディングは目標金額である2,000万円を達成いたしました。

開始からわずかな期間での完遂は、皆様の変わらぬご支援と、茶の湯文化への深い想いがあってこそです。

ご寄付だけではなく、官休庵への応援のメッセージも数多くいただき、一同、大変励みになりました。重ねて感謝申し上げます。
第一目標を達成した今、ネクストゴールとして3,000万円の調達を目指すことといたしました。追加でいただいたご寄付は、旧学院棟の解体費用として活用させていただきます。

皆様からの信頼と期待に応えるべく、これからも全力を尽くして参ります。
官休庵の次世代への継承と文化の発展のために、どうか引き続きのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2023年11月14日 公益財団法人 官休庵

500年以上の歴史ある「茶の湯」文化を次世代へ受け継ぐために

武者小路千家 官休庵 修復プロジェクト(第1期)概要

武者小路千家官休庵が保有する茶室茶庭・編笠門は国の指定文化財には指定されておらず、文化財補助金を受けることはできません。しかしながら、創建と再建を繰り返し多くの箇所で損傷が見られます。
また、茶道研修の場の魁として発足した旧学院棟も近年は老朽化して十分な機能を発揮できていません。今後は、多様な役割を持ち合わせた「新茶道会館」として再建を検討しています。

茶室官休庵破損状況

創建と再建を繰り返した各茶室も多くの箇所で老朽化が見られるように。屋根や建物各所に損傷が見られます。

編笠門破損状況

武者小路千家の象徴の一つである中門「編笠門」。20年毎に屋根の葺き替えを行い、手入れしてきましたが、土台部分の損傷が目立つように。

旧学院棟を新茶道会館に

茶道研修の場の魁として発足しましたが、現在は老朽化して十分な機能を発揮していない旧学院棟。様々な機能を持ち合わせた新茶道会館として建て直しを計画しています。

茶の湯文化を次世代に受け継ぐために、ご支援をお願いいたします

移り変わりの早い現代において「茶の湯」こそ、心の拠り所となる空間。より多くの人に広めるためには、現代における茶のあり方を追求していく必要があります。再び、地域に開かれ、現代の生活環境と融合した「茶の湯」へと改革を進めます。皆様からの応援を、何卒宜しくお願い致します。

ご寄付をいただいた方には

ご寄付をいただいた証として
感謝の気持ちを込めて、記念品贈呈等をさせていただきます。

1万円のご支援で

・記念品贈呈

3万円のご支援で

・機関誌「起風」贈呈
・記念品贈呈

5万円のご支援で

・家元茶室見学(1口でお一人様の見学が可能です)
・機関誌「起風」贈呈(お名前掲載)
・記念品贈呈

10万円のご支援で

・若宗匠直筆色紙贈呈
・家元茶室見学(1口でお一人様の見学が可能です)
・機関誌「起風」贈呈(お名前の掲載)

20万円以上のご支援で

・若宗匠主催茶会ご招待
・若宗匠直筆色紙贈呈
・機関誌「起風」贈呈(お名前掲載)

2024年度中に、若宗匠より新茶道会館建設の計画説明会(オンライン等)を開催します。

本プロジェクトへのご寄付に対する寄附金控除について

当財団へのご寄付は、所得税法・法人税法上の寄附金控除の対象となります。また、公益社団法人等寄附金特別控除(所得税額控除)も選択できます。

個人様からのご寄付

所得控除と税額控除のどちらかを選択できます。

所得控除
総所得金額等から「寄付金(総所得金額等の 40%が限度)-2,000 円」を控除することができます。

税額控除
所得税額から「寄付金(総所得金額等の 40%が限度)-2,000 円」×40%
(税額の25%が限度)を控除することができます。

法人様からのご寄付

一般寄附金の損金算入限度額の他、別枠で下記の特定公益増進法人に対する寄附金の損金算入限度額が認められております。
(資本金等の額 × 当期の月数/12 × 0.375% + 所得の金額 × 6.25%)÷2

公益財団法人 官休庵とは

公益財団法人 官休庵は、千利休の道統を継ぐ武者小路千家に伝わる茶道を保存育成し、その精神を普及し、日本文化の向上に貢献する事を目的として昭和40年に設立されました。(平成23年、公益財団法人へ移行)
現在は、第14代 不徹斎 千 宗守が家元をつとめ、日々、「茶の湯」の伝統の継承に尽力しております。

公益財団法人 官休庵の取り組み

公益財団法人 官休庵は、「茶の湯」の伝統を伝承するために、以下の取り組みを行っております。

武者小路千家(官休庵)茶道の伝授及び普及

家元稽古
公益財団法人 官休庵には、全国に茶道の伝授を行う稽古場がございます。
北は北海道から南は沖縄まで、全国の37の稽古場で、日々先生から生徒の皆さまに茶道の伝統が受け継がれております。
全国会一覧はこちら

初釜、神社仏閣に於ける献茶及び奉賛茶会実施
毎年、年始の茶会、献茶式及び奉賛茶会を開催しております。

利休忌
利休忌とは、安土桃山時代の茶人・千利休の忌日を偲ぶお茶会のことをいいます。
京都大徳寺聚光院にて、年に数回開催しております。

官休庵その他の建造物などの保存及び公開利用

京都と東京に茶室があり、適宜、補修及び保守手入れを行い、保存に努めております。
また、茶室・茶庭の魅力を知っていただきたく、一般公開も実施しております。

茶会・講習会などの開催・公開

京都家元をはじめ全国各地に於いて開催される茶会及び講習会等を後援し、流儀の発展に努めております。

茶道文化に関する図書の出版・頒布

公益財団法人 官休庵では、茶道の文化をより多くの方に知っていただくために、茶道文化に関する図書を出版しております。

【初めてご支援いただく方や学生の方へ】3千円のご支援
金額3,000
・お礼のご連絡
【初めてご支援いただく方や学生の方へ】5千円のご支援
金額5,000
・お礼のご連絡
1万円のご支援
金額10,000
・記念品贈呈
3万円のご支援
金額30,000
・機関誌「起風」贈呈 ・記念品贈呈
5万円のご支援
金額50,000
・家元茶室見学 ・機関誌「起風」贈呈(お名前掲載) ・記念品贈呈
10万円のご支援
金額100,000
・若宗匠直筆色紙贈呈 ・家元茶室見学 ・機関誌「起風」贈呈(お名前の掲載)
20万円のご支援
金額200,000
・若宗匠主催茶会ご招待 ・若宗匠直筆色紙贈呈 ・機関誌「起風」贈呈(お名前掲載)
団体情報
団体情報
【初めてご支援いただく方や学生の方へ】3千円のご支援
金額3,000
・お礼のご連絡
【初めてご支援いただく方や学生の方へ】5千円のご支援
金額5,000
・お礼のご連絡
1万円のご支援
金額10,000
・記念品贈呈
3万円のご支援
金額30,000
・機関誌「起風」贈呈 ・記念品贈呈
5万円のご支援
金額50,000
・家元茶室見学 ・機関誌「起風」贈呈(お名前掲載) ・記念品贈呈
10万円のご支援
金額100,000
・若宗匠直筆色紙贈呈 ・家元茶室見学 ・機関誌「起風」贈呈(お名前の掲載)
20万円のご支援
金額200,000
・若宗匠主催茶会ご招待 ・若宗匠直筆色紙贈呈 ・機関誌「起風」贈呈(お名前掲載)
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