ICT学習支援とは
ICT教育は、学習の効率的な定着をはかることができます。
保護所にいる子どもたちに対してiPadを用いた学習を行っています
iPadという情報携帯端末を活用することで、つまづきを発見し、それに対応し、メディアコーディネ ーターが学習補助をしています。
紙媒体のみを用いた従来の学習方法の弱点をカバーし、子どもたちの学習意欲をより引き出しやすく。
集中力の持続や学習成果の観点からもiPadを用いた学習法の方がよいということは、データによって立証されています。
しかしここで求めているのは、成績でも点数でもありません。ただ、学校に戻った時に勉強が苦痛ではないと思ってもらえるように、最低限の知識を一緒に勉強します。
学習アプリでの欠落箇所学習とその反復学習を行うとともにICT を使用することによって子どもたちへ学ぶことへの窓を開いていきたいと考えています。
子どもたちに興味・関心をもってもらい、楽しみながら学ぶ
子どもたちの学習の様子を確認しながら欠落している箇所を見つけるのがメディアコーディネーターとしての役割です。
学習の積み木の「ブロック化したユニット」を見つけ、それが「できる」ことを褒めることにより、個々の子どもたちの学習の芽を育てていきます、
そしてブロック化したユニット「経験の積み木」を一つでも多く増やしていくことにより、学習の欠落箇所を補っていきます。また、多くの経験の積み木を増やした子どもたちは新しい積み木を増やしていくことに積極的になることが考えられます。
子ども達の今までの学習範囲をできるだけ把握し、足りないものを積み木の様に組み立てていく形で子どもたちの思考の拡大を目指しています。
すべての子どもたちへ 十分な教育と愛を届けたい
このページに辿り着いてくれて、ありがとうございます。NPO法人ITサポート銀のかささぎの代表、山越久美子です。
「ICTは学力向上に役立つ」、それは私の10年来教育現場でICT活用支援に取り組んてきた実感です。
3年前に、偶然虐待を受けた子どもたちが保護されている一時保護所へ行きました。そこは、保護されているため学校へ通うことは出来ず十分な学習環境がありませんでした。iPadを使った学習支援をすること提案し学習ボランティアを募ったところ、東大生を中心とした学生が集まり毎週一度の学習支援が始まりました。
施設の子どもたちは、それまでの家庭環境から習熟度は様々でしたが、一人一人に合わせた指導がICTでは可能であり、多くの子どもたちが学習支援日を待っていてくれるようになりました。私たちは彼らとの経験を全国の不遇な子どもたちへも伝えていきたいと思い、NPOとして活動を始めました。
現在、銀のかささぎは、東京と長野の児童養護施設を中心に活動しています。本部のある長野では、資金調達のためにまちづくり事業も取り入れて、学生ボランティアを支えています。未来ある子どもたちのために学生ボランティアがICTの翼をもって、不遇な子どもたちと社会を、子どもたちの未来を繋いでいってくれることを願っています。
NPO法人ITサポート銀のかささぎ
代表 山越久美子
ご支援の使い道
頂いた寄付でできること
3,000 円で子ども 2 人の学習支援ができます。
10,000 円で5人分の教室が1回開けます。
(学習コーディネーター1人と学生ボラ ンティア3名派遣)
15,000 円で中古タブレット1台を購入することができます。
20,000 円で1か月2回の学習支援先を 1カ所増やすことができます。
(ボランティア6 名。タブレット10台使います)
50,000 円でプログラミング学習支援を1回10名に行えます。
(講師2名。パソコン10台使います)
銀のかささぎ 基本理念
21世紀を生きる子どもたちにとって必要不可欠であるITを使って学習支援をしていくことで、不遇にあった子どもたちを学校や社会へ、そして明るい未来へ繋いでいきたいと考えています。「かささぎ」は七夕伝説において、彦星と織姫星を“つなぐ”役割を果たしていますが、私たちはそんな子どもたちと社会を銀のタブレットで“つなぐ”かささぎになりたいと考えています。
未来に羽ばたく子ども達のために
皆様のご支援をどうぞよろしくお願い致します