(公財)京都市環境保全活動推進協会とは
持続可能な社会の実現に寄与することを目的に、2001年2月に設立された法人です。
ミッションである「サステナブルな『京(みやこ)づくり』を共創する。」には、協会が拠点とする伝統と革新のまち・京都への想いや、市民や関係団体など多くのみなさまとのパートナーシップで持続可能な社会を実現したい、という想いが込められています。
【主な活動】
■環境学習・環境保全活動支援事業
京都市の環境学習施設「京エコロジーセンター」の指定管理を、開館以来20年間継続して行っています。同じく環境学習施設の「さすてな京都」運営メンバーとしても、環境学習プログラムの提供などを行っています。
■地域環境活動支援事業
京都市内222の地域コミュニティでのエコ活動を支援する「エコ学区サポートセンター」をはじめ、環境を大切にしたまちと暮らしの実現を目的とした「京都市ごみ減量推進会議」、市民・事業者・行政と活動を進める「京のアジェンダ21フォーラム」の事務局を担っています。
■国際事業
これまでの事業で積み重ねた環境や人材育成に関するノウハウを、国内のみならず海外での環境保全活動推進に役立てるため、研修受け入れや技術移転を行っています。
■講師派遣事業
当協会の職員を講師として派遣しています。ご依頼に合わせて職員が内容を検討しており、学校や団体のみなさまにご利用いただいています。
■自主事業
指定管理や受託事業を除き、当協会独自の活動も行っています。学生がSDGsを実践的に学ぶためのプログラムの企画・運営、新しい環境学習コンテンツやプログラムの企画・開発、新しいプロジェクトも検討しています。
なぜ今、環境保全が必要なのか
5.7℃ ――これは、今温室効果ガスを減らす努力をしなかった場合、産業革命前に比べて上がる気温です。
今、世界中で地球温暖化問題が深刻化し、気候危機とも言われる事態に至っています。最新の研究によれば、産業革命以降の気温の上昇の原因は人間の活動であるとされています。
この状況に対し、日本を含め世界各国は、CO2をはじめとする温室効果ガスの排出量を減らす取り組みを始めています。協会が拠点としている京都市では「2050年に温室効果ガス排出量を正味ゼロにすること」を掲げています。
正味ゼロとは、人間の活動から発生する温室効果ガスと、森林などによる大気からの除去量を差し引いた合計がゼロになった状態のこと。地球環境を守り、将来の世代も地球で豊かに暮らすことが出来る持続可能な社会を実現するためには、欠かせない目標です。
当協会では、設立以来20年にわたり培ってきた、環境人材の育成や環境問題の解決に向けた普及啓発・環境学習、国際事業などのノウハウとネットワークをいかして、この目標に向き合い環境活動を支援・促進していきます。
ご支援の使い道
環境活動の輪を広げるための、さまざまな事業に活用させていただきます。
たとえば…
- 大人の方や企業を対象とした、フィールドワークを通じた研修の企画・運営
- 学生がSDGsを実践的に学ぶための、プログラムの企画・運営
- 学校向けの新しい環境学習コンテンツの開発
- アップサイクルプロジェクト
など、さまざまなプロジェクトを検討中です。
みなさまの応援をどうぞよろしくお願いいたします。