けいちくトイロとは?
「京築(けいちく)地域」で、「十人十色(といろ)」な生き方・学び方を。
けいちくトイロは、福岡県東部・京築地域で、不登校や多様な学びを求める子ども・若者とその家族に寄り添い支える活動をしている任意団体です。
支援が限られた地域でも、必要な情報や支えに手が届くように。
私たちは、家庭の孤立を防ぐための「地域の支援ハブ」としての役割を担います。
【私たちのミッション】
多様な生き方を求める子どもと家族を起点として、人・情報・資源をつなぎ、誰もが孤立しない地域社会を実現する
活動の背景、社会課題について
「ないなら自分で作ろう」孤立経験から始まった活動
けいちくトイロの前身である「京築で不登校を語る親の会」は、代表自身が子どもの不登校で悩み孤立した経験をきっかけに、2019年1月に発足しました。

支援が届きづらい地域の現実
福岡県は都市部とそれ以外の地域で、社会資源の格差が大きい県です。私たちが活動する福岡県東部・京築地域は、支援資源が極めて少なく、支援の空白が生まれやすい地域です。2市5町の広域に対し、フリースクールは1件のみ、親の会マップ登録団体もけいちくトイロのみです。
地域の特性と、仕組みづくりの必要性
京築地域は自然災害も少なく、平穏で変化の少ない土地です。そのため、困りごとが表に出づらく、支援の仕組みが育ちにくかった、私たちはそう考えています。だからこそ、家庭に閉じ込めてしまいがちなSOSを地域全体で受け止める「支援のハブ」が必要なのです。
活動内容と実績
2019年の発足以来、私たちは「親の会」を起点として、地域に必要な支援を一つひとつ形にしてきました。
主な活動内容
・居場所・相談: 保護者交流会、子ども・若者・家族が安心して過ごせる居場所の運営
・情報提供: 通信制高校進路相談会の実施
・啓発・広報: 不登校を考える上映会や講演会の開催
・支援ネットワーク構築: 支援者交流会や行政・関係機関との連携会議の実施
活動の実績
・延べ参加者数:1,126名(2019年発足〜2025年3月末時点)
・行政参画: 行橋市不登校支援検討委員会 委員委嘱
外部からの評価・支援ネットワーク
地域内外の団体から、組織基盤の強化や活動へのご支援をいただいています。
| 区分 | 団体・プログラム名 |
| 助成 | 公益財団法人ちくご川コミュニティ財団(休眠預金活用事業) 一般財団法人グリーンコープ生協ふくおか福祉活動組合員基金 |
| 支援 | 行橋みやこロータリークラブ |
| 参画・連携 | 不登校を考える親の会ネットワークふくおか 行橋市男女共同参画センターる~ぷる登録団体 行橋倫理法人会 |
代表者メッセージ
不登校を、独りで悩まない地域に。
けいちくトイロ代表の潮見です。 私の活動の原点は、当時小学4年生だった娘の突然の不登校にあります。
当時は引っ越してきたばかりで知り合いはゼロ。夫は海外へ単身赴任中で、2歳の下の子を抱えながら、実家も頼れない状況で、ワンオペ生活の孤軍奮闘の毎日でした。どこにも相談できず、出口の見えない孤独の中で、無理心中を考えるほど思いつめた時期もありました。
「この地域には、親が逃げ込める場所、安心して話せる場所がどこにもない」
その絶望感が、活動の原動力となりました。「ないなら自分で作ろう」とひとりで始めた「不登校保護者ミーティング」から7年。娘は中学3年までの不登校を経て通信制高校を卒業し、現在は通信制大学の1年生として自分の道を歩んでいます。私自身も、今は不登校の息子を持つ「現役の親」として、皆さんと歩みを共にしています。
活動を通じて出会った方々の多くが、かつての私と同じように、行き場のない孤独を抱えていました。支援が手薄なこの地域で、家庭を孤立させないための「仕組み」を持続可能なものにしたい。そのために、私たちは2027年度の法人化を目指しています。
不登校が絶望ではなく、その子らしい生き方を見つける「十人十色」のスタートラインになるように。 私たちの活動を支える仲間になってください。温かいご支援をお願い申し上げます。
けいちくトイロ 代表 潮見志保(しほりん)
寄付金の使い道について
皆さまからお寄せいただいたご寄付は、京築地域で孤立しがちな親子を支えるための活動費として、大切に活用させていただきます。
1. 親子の「居場所」を守る運営費
・子どもや家族が安心して過ごせる交流会の会場費(レンタルスペース等)
・居場所を快適にするための備品
・安心してお話しいただくための茶菓子・運営費
2. 個別相談・情報提供の充実
・家族の不安に寄り添う個別相談の運営費(通信費、資料印刷費)
・「通信制高校進路相談会」などの広報物制作費(パンフレット、SNS広告)
・正確な情報を届けるためのウェブサイト運営費
3. 地域を「面」で支えるネットワーク構築
・支援者のスキルアップや、地域全体で支えるための研修会・講演会開催費
・講師への謝礼、会場費
・行政や学校、他団体との連携を深めるための訪問・交通費
4. 「持続可能な仕組み」を作るための組織運営費
・2027年度の法人化に向けた諸手続き、事務局運営の基盤整備
・活動を支えるスタッフ・メンバーの謝金・活動費
・地域のニーズを把握するための実態調査、新たな支援プログラムの開発
寄付メニューの具体例(ご参考)
- 3,000円:【親子の心を解きほぐす】 保護者交流会や居場所で、親子がホッと一息つきながら本音で話せるよう、温かいお茶とお菓子、安心できる空間を1ヶ月(4回分)提供できます。
- 10,000円:【一人ひとりの悩みに伴走する】 孤立しがちなご家庭への「個別相談」を2回実施できます。経験のあるスタッフがじっくりと時間をかけてお話を伺い、必要な情報や支援へと繋ぎます。
- 30,000円:【地域の支援の質を高める】 専門家を招いた勉強会を1回開催できます。当事者だけでなく、地域全体の支援スキルを底上げし、「学校外の選択肢」が当たり前に認められる文化を育てます。
- 50,000円:【持続可能な仕組みの基盤を作る】 2027年度の法人化に向けた準備や、地域の支援ハブとしての事務局機能を1ヶ月維持できます。支援を「点」で終わらせず、永続的な仕組みへと進化させます。



