特定非営利活動法人全国学校軽音楽部協会

軽音楽部の普及発展、地位向上を目指したコンテストの開催を支援して欲しい!

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支援総額
130,000
26%
目標金額 500,000
サポーター
19
終了しました
2022年12月31日 23時59分 まで
「ロックは不良」と言われた時代は終わり、軽音楽部は高校の中で人気のある部活動の1つです。しかし、一般的には正しく認知されていることは少なく、部活動というより、趣味でバンドを組んでいる集団という印象を持たれていることもあります。NPO法人全国学校軽音楽部協会では「部活動は学校教育の一環である」という理念のもと、全国の高等学校軽音楽部の普及や発展、さらには軽音楽部の認知向上のため、様々な方法で支援を続けております。その1つが、日頃の練習の成果を発表する場を提供すると共に、保護者や一般の方々へ軽音楽部の活動を披露できる「コンテスト(大会)」の開催です。今回、東海・中部・北陸地方の10県の高等学校の軽音楽部のための「中部大会」を開催します。運営資金の一部をクラウドファンディングで集め、持続可能な大会としての基礎固めをしたいと考えております。高校生のための大会を末長く残していくため、皆様の温かいご支援をお待ちしております。

教育の一環として、部活動としての、軽音楽部

NPO法人 全国学校軽音楽部協会(軽音協)の理事長三谷佳之@yoshiyukimitani)です。

この度は、当協会のクラウドファンディングに関心をお持ちくださり、ありがとうございます。 私自身、楽器が好きで、音楽(HR/HM)が好きで、バンド活動もしておりますが(笑)、高等学校の軽音楽部に関わるようになってから、ふと気づいたのです。バンド活動は小さな社会ではないか…と。今の高校生が将来社会人になった際に必要なスキルの多くが、実は軽音楽部の普段の活動の中にあると確信したのです。

現在、全国で軽音楽系の部活動が活発に行われ、多くの生徒が軽音楽を通して様々なことを学んでいます。それは、軽音楽部の「自主性」や「責任感」の伴う活動が学習意欲の向上につながり、「コミュニケーション」「チームワーク」「クリエイティビティー」といった社会で必要とされるスキルを育むことができる部活動だと認知されてきたからだと思います。

しかし、他の部活動に比べると、まだその運営方法や指導方法などが確立しておらず、学校単位、各都道府県の高等学校文化連盟軽音楽専門部や軽音楽連盟単位での活動にとどまっているのが現状です。また、大会における審査基準やレギュレーション、校外活動の範囲などに統一された定義がないことも軽音楽部の発展の妨げになっていると思います。

今後、軽音楽部の社会的な認知と発展が進み、生徒が部活動として正しく活動できる状態にするには、文化庁をはじめ、各都道府県の高文連専門部や連盟、顧問の先生方と協力しながら、全国規模の交流ができる場を作ることや軽音楽部員への直接的な支援、及び指導が必要だと考えています。

時間はかかると思いますが、今後も多数の公益に寄与しながら、軽音楽を通して、青少年の健全な育成を目指していきます。

過去のイメージがはびこる軽音楽部の現状

軽音楽部は素晴らしい部活動なのですが…

「ロックは不良」と言われた時代は終わったと申し上げましたが、学校教育の現場においては、まだまだロックと教育の一環としての部活動の相性が良いとは言えない地域が多く残っています。音が出る部活動は他にもありますが、ロックバンドというだけで騒音問題を指摘されるケースも少なくなく、防音設備の整った部室が少ないがゆえに、全員で練習することができず、仕方なく帰宅してしまう場合もあります。また、個人の持つ楽器以外に音を増幅するアンプや音響や照明の設備などが必要になりますが、今の部活動の年間予算では足らないのが現状です。全員で活動する環境が整わないことで帰宅する生徒がいることを部活動らしくないと揶揄されることもあります。

最近の軽音楽部員の7割から8割は女子です。ちょっとやんちゃな男子が激しいロックを演奏する…というシーンはほぼ見かけません。そういったことをしがちなのは、学校の外で組んでいる高校生バンドが多いと思いますが、それもコロナ禍でほとんどいなくなりました。現実は、女子中心の部活動らしく、まじめに、粛々と練習しているところが多いのですが、他の部活動の顧問や管理職の先生方のイメージが昔のまま、というのが少なくありません。全国に約5,000校ある高等学校の中の2,000校にしか「軽音楽部」がないのが現状です。残りの3,000校の中にバンドを組みたい生徒や軽音楽部を待望している生徒が必ずや存在するはずですが、顧問を引き受けてくださる先生がいないとか、騒音問題がネックになり、文化祭でのバンド演奏で止まっている高校も少なくありません。

軽音楽部は、運動部が持つチームワークと文化部が持つクリエイティビティーの両方を特性を併せ持つ、ハイブリットな部活動と言えますが、その実態をご存じない教育関係者や保護者が多く見られます。多くの人の目に触れることでイメージを変えていけると考え、当協会が主催する大会では保護者は言うに及ばず、一般人やマスコミにも来場の声をかけたり、演奏動画を積極的に公開しています。そういう活動の積み重ねで、ロックは不良というイメージだけでなく、軽音楽部は部活動にふさわしくないというイメージを払拭したいと考えています。ぜひ皆様方も、興味のある方は、大会会場に足を運んでいただければと思います。

NPO法人 全国学校軽音楽部協会(軽音協)とは…

再び、NPO法人 全国学校軽音楽部協会(軽音協)の理事長の三谷佳之(@yoshiyukimitani)です。

今を生きる若者たちは日本だけでなく、世界の未来を担う存在です。私たちは軽音楽部での活動を通して、若者の健全な育成を支援することで、将来的に彼らを担い手とする、より良い社会の実現を目指すことを目的に「NPO法人(特定非営利活動法人)全国学校軽音楽部協会」を設立しました。

軽音楽部の強みは音楽や楽器の演奏を通して、コミュニケーションチームワーククリエイティビティーという社会が求めるスキルを持つ人材を育成できることです。私たちは全国の高等学校を中心に、中学校や大学の軽音楽系部活動の普及/発展を願い、社会的な認知を向上し、幅広い活動を通して、若者の健全な育成を目指しています。

将来、「軽音楽部の出身」ということが「世代を超えて、自由に意見を言えるだけでなく、事を起こす時は個人とチームの役割や責任を理解し、想像力を発揮して行動できる人」の代名詞になるのが私自身の目標です。

コミュニケーション…どんな楽曲をどのように演奏するのか、メンバー同士で話し合わないと、ことが進みません。演奏時は音響や照明のスタッフの方と相談して、最高のパフォーマンスを発揮できるようにします。

・チームワーク…課題曲が決まれば、それぞれのパートごとに個人練習を重ね、全体で練習を重ねます。個人の練習でありながら、結果はバンド全体として受け止めることが自然とできるようになります。

・クリエイティビティー…オリジナル楽曲の制作はまさに無から有を生む作業ですが、コピーでも創意工夫は必須です。さらに、楽曲だけでなく、音色やパフォーマンスまで、想像力を発揮して演奏を行います。

具体的な活動としては、軽音楽部向けの月刊情報誌「DiGiRECO.JR(デジレコ・ジュニア)」やコンテスト会場で配布する「大会プログラム」を発行しています。部活動を束ねる顧問の先生方の楽器や音楽の知識向上や情報交流を目的とした「オンライン顧問集会」も隔月で開催しています。また、日頃の練習の成果を発揮する場を提供し、教職員の地域を超えた相互交流や芸術文化活動の向上、発展を目的とした「軽音楽コンテスト」を関東、中部、近畿北陸の3エリアで年2回ずつ開催。また、パートごとの「技術講習会」や複数の高校を集めた「合同演奏会」も各地で行っています。最近ではiPhoneやiPadを使って音楽制作ができる無料アプリ「GarageBand」を3時間で完全にマスターする講座も開いています。

ぜひ、お力添えのほど、よろしくお願いします。

コンテスト(大会)で学べること

当協会が主催するコンテスト(大会)では、演奏する生徒はもちろんのこと、ステージの設営から会場整理、司会進行まで、高校生がスタッフの一員として参加することで、集団の中で協業することを覚えます。また、県を跨いだブロック大会ですので、自校や県内の高校だけでなく、県外の高校とも交流することができます。それは演奏技術だけでなく、楽曲の理解やオリジナル楽曲の制作や演奏前、演奏中、演奏後の立ち居振る舞いまで、大人が何回言っても伝わらなことが、同年代の生徒の様子を見るだけで…一瞬で刺激を受けます。さらに、各バンドの演奏が終わるごとに音楽大学や音楽専門学校の教授や講師の先生方による講評を受けますので、それを他校の生徒が聞くことで、他山の石としていろいろと学ぶことができます。

東海 中部 北陸地方の10県を対象とした軽音楽コンテスト

他にも、当協会では、全国各地の高等学校において軽音楽系部活動に所属する生徒に日頃の練習の成果を発揮する場を提供し、芸術文化活動の向上/発展を図り、各地の高等学校軽音楽系部活動の顧問や部員間の交流を促進する目的で、関東地方、東海/中部地方、近畿北陸地方を対象にした「高等学校軽音楽コンテスト」を春と夏に開催しています。

 高等学校軽音楽コンテスト 中部大会(夏・春)→令和5年1月8日(日)

 高等学校軽音楽コンテスト 関東大会(夏・春)→令和5年3月24日(金)

 高等学校軽音楽コンテスト 近畿北陸大会(夏・春)→令和5年3月30日(木)

下図の通り、軽音楽部のある高校数を地域別に見てみると、関東大会で866校中部大会で297校近畿北陸大会547校合計1,710校となり、3つの大会で全国の軽音楽部の84%を対象としていることがわかります。

共催者/支援者の皆様からのコメント

共催や協力を賜っている皆様から、高校生への応援メッセージをいただいております。

山東昭子様 公益財団法人かけはし芸術文化振興財団 理事長/前参議院議長

山田素子様 文化庁 芸術文化担当 参事官

多々見良三様 舞鶴市長

高等学校の軽音楽部員への応援メッセージをいただいております

高等学校の軽音楽部員に向けて、また高校生を支援している当協会に対する応援メッセージをいただいております。ぜひ、ご覧ください。

https://keionkyo.org/cheer/

大会に出場した256バンドの演奏映像をご覧ください!

これまでに当協会が開催した大会の演奏映像をYouTubeチャンネルで公開しています。彼ら/彼女らの日頃の練習の成果を存分に発揮すべく、広いステージで堂々と演奏する姿をぜひご覧ください。冒頭に申し上げた通り、「高校生ロックバンド」ではなく、「部活動としてのバンド活動」を実感していただけると思います。

いただいた資金は継続的な大会運営のために有効活用します

これまでの大会は企業スポンサー様の協賛金や出場校の参加費で運営してきましたが、今回の大会からクラウドファンディングを始める運びとなりました。いただいた資金は持続可能な大会運営のために有効に使わせていただきます。寄付は1,000円から可能で、様々なリターン(返礼品)をご用意しています。

支援のお礼にリターン(返礼品)をご用意しています

皆様からいただいたご支援の金額に応じて、大会プログラムへのお名前の掲載をはじめ、ポストカードやステッカー、特製Tシャツや大会へのご招待など、様々なリターン(返礼品)をご用意しております。皆様からの温かいご支援をお待ちしております。

なお、返礼品の発送は1月初旬を予定しておりますので、よろしくお願いします。会場への招待は当日となります(詳細は個別にご案内差し上げます)。

団体情報
特定非営利活動法人全国学校軽音楽部協会
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