当院は、地域の医療を担う中核医療機関の一つとして、重要な役割を果たしてきました。
近年、多くの公立病院と同様、経営状況の悪化や医師不足等の課題に直面しているため、かかりつけ医との病診連携や、医師の働き方改革への対応、経営の効率化等の経営改善に取り組んでいるところです。
また、現病院が建設から40年以上経過し老朽化が進んでいることから、令和12年度以降の新病院開院を目指して基本設計の見直しを行っています。
このような状況の中、変化する医療ニーズに応え、質の高い医療の継続的な提供や、地域の健康増進に貢献するため、企業や個人の皆さまから幅広く寄付金を受け付けております。
当院の役割の紹介
焼津市立総合病院は、地域の基幹病院として、高度先進医療をはじめ、救急医療、小児医療、周産期医療、災害医療など多様な医療ニーズに応えるべく役割を担っています。
6疾病(がん、脳卒中、心血管疾患、糖尿病、肝疾患、精神疾患)、6事業(救急医療、災害時における医療、へき地の医療、周産期医療、小児医療、新興感染症等の感染拡大時における医療)に対して、様々な取り組みを強化しています。
地域の課題に対する取り組みについて
焼津市では、医師会や介護事業者等と連携し、人生の最期まで、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、『住まい・医療・介護・予防・生活支援』等の充実を図り、一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築を推進しています。
当院では、急性期病院として救急医療・高度医療を提供しつつ、退院後の療養が円滑に行えるよう、地域の医療機関や介護事業者など多施設・多職種との連携を強化することで切れ目のない医療・介護サービスの確保を図り、「地域包括ケアシステム」に構築に貢献していきます。
寄付金の使い道について
ご寄付いただい寄付金は、職員の教育・研修や医療機器の購入等のために使わせていただきます。