SDGs特定給付型奨学金とは
ケンパではコロナ禍で生活困窮に追い込まれた保育を志す学生を支援するため特定給付型の奨学金を創設給付しています。一定期間児童福祉・就学前教育分野での就業を条件とする返済不要の特定給付型の奨学金によって保育を志す就学を応援する仕組みです。学生はこの奨学金を利用することで、学費や生活費を稼ぐためのアルバイトから解放され、豊かな保育実践に必要な学生ならでのは幅広い豊かな生活の時間を取り戻し、SDGs活動に参加することで社会貢献を通して、豊かな保育実践に必要な豊かな体験を手にすることができます。
今までの児童福祉・就学前教育分野で働く保育士や教諭の処遇は、その他分野の教諭の半分・平均勤続年数も半分でした。奨学金返済を抱えながら、それでも子どもたちの笑顔のために日々を支える保育者たちが今を支えています。そもそも保育を志す学生が、就学をあきらめてしまったら、明日の子どもたちの日常を一体だれが支えるのでしょうか?
明日の保育を、子どもたちの笑顔を支えているのは彼らです!
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ご支援の使い道
奨学生1名あたり総額720,000円
奨学生1名あたり年180,000~360,000円を無利子貸与給付します⇒奨学生はSDGs活動に参加し活動報告をすることで、将来保育実践の際に求められる「豊かな体験」を社会貢献活動を通して体験できます⇒卒業後、36カ月児童福祉・就学前教育分野で継続就業した場合、全額返済免除となります。
ご支援いただいた寄付は全額この給付に充当されます。金利負担、サイト経費等、管理等運営経費は全てケンパが負担します。また基金は弁護士・公認会計士等により厳格に管理され、毎年決算報告が開示いたします。
子どもたちの笑顔と未来を支える
このページを見つけてくださり、ありがとうございます。ケンパ・ラーニング・コミュニティ協会、理事長の和久津です。1990年“「けん・けんぱ」の出来る路地裏を子どもたちに”我が子の誕生を契機に始めた保育の活動ですが、それと同時に実父がALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。日々「出来ること」が増える我が子と、日々「出来ること」が減っていく実父の生に「家族」として向き合うことに。以来インクルーシブ社会を標榜し「包括的保育」の実践を目指しています。
そんな子どもたちの今と未来を支えるのは現場の保育者たちです。しかし彼らの「熱意」だけに頼っていては、質の高い保育を継続していくことは叶いません。今、コロナ禍で窮地に追い込まれた保育を志す学生たちがいます。保育を志し進学を夢見る学生たちがいます。一人でも多く保育を志す学生に「応援する気持ち」を届けたい。そんな思いで、この奨学金制度を立ち上げ運営しています。皆様の暖かいご支援を心よりお願い致します。 理事長 和久津 肇
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