＜冬休み緊急食料支援＞不足する食料と学習機会を子どもたちへ届けます

困窮する子育て家庭の声（子どもの進路に関して）

• 物価高騰でとにかく毎日が苦しいです。食費すらクレジットカードで支払い、分割にしなければ支払いができません。子どものための貯金も切り崩さなければならなくなってきています。
• 物価高で全てが高く、食べ盛りの子供達に十分な食事も出せない。進学させてあげたかったが、子供自身が家庭の事を気にして進学を諦め就職を希望してしまった。子供の未来を潰してしまってるみたいで、居た堪れない気持ちになります。
• 高校三年の子どもが、学費の安い看護学校を進学先に選びました。もし、入学試験に落ちたら、就職すると言っています。きっと、家庭のことを考えてだろうと思うと申し訳ない気持ちになります。

家庭の経済状況が「子どもの進路選択」に大きく影響

ほぼ全ての保護者が「家庭の経済状況が子どもの大学等受験や進路選択に影響する」と回答。具体的な影響として「塾や予備校に通うことができない」だけでなく、「受験校数や進学先の制限」や「子どもがアルバイトをする」等の影響に加え、「進学自体をあきらめる」事例が報告されています。

「進学をあきらめて就職を選ぶ」を選択する割合は所得が低いほど高く、所得100 万円未満では約半数に達していました。

６割の家庭で「受験費用に借入が必要」

半数以上の保護者が、受験のために必要な費用を「100 万円以上」と想定。その準備手段として、6 割を超える保護者が「何らかの借入の利用」を考えています。

75％の保護者が精神的負担を抱えている

保護者の75%にとって「受験や進路について子どもが家計の状況を気にしている」こと自体が、精神的負担になっています。また上述のように受験期は特に経済的負担が大きくなるため、「子どもの心身のサポートが十分にできない」など、現在の生活困窮度が高くなっている傾向があります。

調査概要

回答者属性（n=1,160）

調査結果（概要）

2024冬 子育て家庭アンケートレポート 【PDF】

オンラインセミナーを開催します

【内容】家計の状況で進路を諦める子どもたち―調査結果より―
【日時】2024年12月17日（火）18時～19時 @zoomウェビナー
【概要】
１．理事長渡辺より
２．調査レポート「困窮家庭の子どもたちの進路選択」
３．冬休みの支援について
４．困窮子育て家庭からの声

【当日のご視聴はこちらから】

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