【9月1日追記】
<クラウドファンディング終了にあたってのご報告と御礼>
キッズドア理事長の渡辺由美子です。
6月20日から開始した、夏休み緊急食料支援の資金調達のためのクラウドファンディングは、
当初目標1,000万円・NEXTゴール1,462.9万円という目標を達成し、
総支援者数829人/総支援額15,014,000円をもって8/31に終了いたしました。
皆様の多大なご支援・ご協力に、改めて御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
おかげ様で、ご希望があった困窮子育て家庭2,377世帯全てに、
無事食料を送り届けることができました。
支援者の皆様に向けた多くの感謝のメッセージが、ハガキやSNSを通じて届いています。
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『子どもから「ママ、嬉しそうだね、当たったの?良かったね!」と言われ…。
相当嬉しそうな顔をしていたらしいです。私の笑顔を見て、子どもも喜んでいました。
ありがとうございました』
『皆様のご支援があり、生活が助けられています。“心も”です。ひとり親は孤独です。
私には親もいないので、親戚がプレゼントを贈ってくれたような喜びがあり、心から嬉しく思います』
『夏休みに行くところもないし、お金もないし…でしたが救われました。
気持ちが明るくなりました。社会に恩返しできるような子供に育てたいと思います』
https://congrant.com/project/k...
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皆様のご支援に支えられた今回の食料支援が、一人でも多くの子どもたちの笑顔につながり、
子どもたちの力となり、子どもたちの未来へのドアを開くことになることを、私たちは期待しています。
またNEXTゴールを超えて頂戴した寄付金額については、今後の支援活動に充当させて頂きます。
今回のクラウドファンディングは終了いたしますが、
マンスリーサポーター( https://supporter.kidsdoor.net... )をはじめ、
引き続きキッズドアへのご支援をよろしくお願い申し上げます。
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長引くコロナの影響や食料の値上げが続き、毎日の食事が十分に取れない子どもたちが増えています。
困窮する子育て家庭からは、「冷蔵庫が空っぽ」「お米が買えない」「肉や魚、野菜が買えない」という声がたくさん届いています。
これを受けて、このたび子どもと保護者の命をつなぐために食料支援を行いたく、ぜひご寄付のご協力をよろしくお願いいたします。
給食のない夏休み、体重が減る子どもがいる。
栄養のバランスがとれた学校の給食は、困窮子育て家庭にとって「食の支え」です。
しかし夏休みになり給食がなくなると、お昼ご飯を食べる機会がなくなり、お腹を空かせる子どもたちがたくさんいます。
そこでキッズドアでは約2,500世帯に向けて今年も夏の食料支援を行うことを決めました。
多くの命を支えるためにも、ぜひご協力をお願いします。
生活物資の値上げで困窮世帯は、もう限界です
「今年の春から値上げが続き、家計がとても厳しいです。特に電気が値上がりしているので食費を削って電気代を払っています。このままではすぐに貯金が尽きます」
「食料品の値上がりが苦しいです。野菜が値上がりしているので、子どもにお腹いっぱいに食べさせることができていません。今は自分は我慢して子どもにご飯を作っていますが、いつまでこの状況が続くか分からず苦しいです」
終わりの見えない物価高は、困窮世帯の家計を直撃しています。
今年6月に行ったアンケートによると85%のご家庭が「最近の物価高騰で生活は苦しくなった」と回答しています(回答数:1,386名)
さらに81%のご家庭が「夏休みの食事に不安がある」と答えています。
また、64%のご家庭が「食事のバランスが悪くなった」と答え、60%が「食事のボリュームが減った」と答えています。(回答数:1,386名)
アンケートの中には「3食子どもに食べさせることができない」「米を買うことができない」「夏休みなのに子どもに何もしてあげられない」という悲痛なコメントが書かれていました。
キッズドアが支援するご家庭は年収200万円未満が57%、貯金10万円以下が50%となっています(回答人数:2,472名/2021年度)
これほど多くの経済的に困難を抱えたご家庭があり、そして食の問題を抱えていることが現状なのです。
食べ物で子どもは笑顔になります
キッズドアでは、昨年の夏にも2,024世帯に食品をお届けしました。一緒に入れたハガキから感謝の声をたくさんいただいています。
「GWに本当に助かりました。魚・肉類は中高生の子供を持つ親として本当に必要な食材で、連休はなんとか持ちこたえられたなと安心しました。全国的にコロナが増えてきて私のように飲食店勤務のような身では一番先にダメージがあります。もう1年も不安定な生活をしてきて、今回の支援には、経済的にも精神的にも救われました。一食一食に感謝しながらいただきたいと思います。本当にありがとうございます。」
「お米だけでもうれしいのに、お肉やお魚、野菜をありがとうございました。焼きそばは、今学校が分散登校で家にいる私が、パートに行ってくれているお母さんが帰ってきたときに、あたためて出してあげようと思っています。
喜んでくれるとうれしいです。お母さん笑ってくれると嬉しいです。」
食品を届けることが、お母さんの心の回復や家族の笑顔につながります。まずは、子どものお腹を満たすこと、何よりも大事です。
私たちは1日も早く、全国の困窮子育て家庭が食事に困るようなことが無くなるように、政府への働きかけも行なっています。
子どもたちに美味しくて質の良い食べ物を
成長期の子どもには、米などの主食はもちろん、肉や魚、野菜などバランスの良い食材が必要です。美味しいものを食べれば、勉強や部活のやる気も出ます。
こんなときだからこそ、質の良い食べ物をたくさん届けたい。この想いにご賛同くださった多くの方々にご協力いただき、子どもの目が輝くような食品をできるだけ多く送っています。
梱包例(昨年度例)
【冷凍】・唐揚げ500g・海老ピラフ500g・ミニハンバーグ1㎏・やきそば1㎏・焼き魚4切れ
【常温】・お米2㎏x2袋・じゃがいも2個・人参1本・たまねぎ1個・葉物2袋もしくはトマト・りんご1個 など
合計7,000円相当
声の上がった“2,377世帯”に食料支援を届けたい
1世帯に十分な食品を送るためには、7,000円~1万円(送料や事務手数料が含まれています)が必要です。
直前のお伺いで声の上がった、計2,377世帯に食料を送るためには、14,629,000円が必要になります。
生活に困窮し支援を求める2,377世帯に食料を届けるため、14,629,000円を目指してご寄付を募ります。
ぜひ皆様のご協力をお願いいたします。
企業や団体様のご寄付も大歓迎です。問い合わせメール窓口(kifuinfo@kidsdoor.net)まで、お気軽にご相談ください。
■ ご寄付の税制優遇について
キッズドアは東京都から寄付金控除先として指定された「認定NPO法人」です。認定NPO法人とは、運営組織及び事業活動が適正であり、公益の増進に資すると所轄庁から「認定」を受けたNPOであり、全国のNPO法人の中でも約2%程度となっています。一般のNPOに比べてより高い公益性を持っていると認定されたキッズドアへのご寄付は様々な税制優遇措置を受けることができます。
詳しくはホームページ「よくある質問」をご参照ください。
■ ご寄付の領収書について
<個人の方からのご寄付の場合>
2023年1月下旬〜2月上旬を目処に、前年にいただいたご寄付をまとめた合算領収書を郵送させていただきます。領収書は当団体に入金が確認できた日付で発行しております。クレジットカードでのご寄付の場合、支援した日付ではなく、コングラントから当団体に入金された日付となりますのでご了承ください。
<法人でのご寄付の場合>
ご寄付の入金が確認でき次第、領収書を郵送させていただきます。
■ 注意事項
本プロジェクトはAll-in形式のため、目標金額に満たない場合も当該活動を実施いたします。目標金額の達成有無にかかわらず、ご支援いただいた時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルができませんのでご注意ください。
認定NPO法人キッズドア
2009年設⽴以来、⽇本の⼦どもの貧困課題の解決に取り組んでいます。
困窮家庭の⼩学⽣〜⾼校⽣・⾼校中退した若者を対象に、無料学習会や勉強とともに⾷事等の⽣活⽀援も⾏う居場所型学習会を、東京とその近郊、及び宮城で展開しています。理事⻑渡辺由美⼦は、内閣府⼦供の貧困対策に関する有識者会議構成員など政府委員も務めています。
ファミリーサポート事業
キッズドアでは、コロナ禍によってさらに苦しい状況となってしまった困窮子育て家庭を支援することを目的に、より根源的な支援活動を行うため、全国の困窮子育て家庭を対象に、困窮から抜け出すための物資・情報・就労支援を行っています。
皆さまのご支援のもと、長引くコロナ禍や物価の上昇、給食のない夏休みと困窮家庭の負担が大きくなる8月に、ファミリーサポート事業のスタッフ一同、責任を持って支援を届けてまいりますので、応援をよろしくお願いいたします。
https://kidsdoor-family-support.jp/
※当事業は株式会社食文化様のご協力を得て、新鮮な肉や魚、野菜、米、冷凍食品等を無料で困窮子育て世帯へお届けします。