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「給食がないのでさらに食費が苦しいです」
「物の値段が上がりすぎて買えるものがありません」
「自分が食べない選択をしても、子どもには食べさせてあげたい」
6月20日(月)よりクラウドファンディングをスタートしたこの食料支援企画は、こうした困難を抱えるご家庭の声から始まりました。
キッズドアが今年6月に行ったアンケートでは、回答者1,386名のうち81%が「夏休みの食事に不安がある」と答えています。
栄養バランスがとれ、また場合によっては就学援助の対象ともなる給食が無くなることが、その大きな要因となっています。
自宅にいる時間が長くなれば、それだけ光熱費も高くなります。
気温の上がる夏休みであればなおさらです。
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またこうした状況に、このところの物価高が追い打ちをかけています。
同アンケート回答者1,386人のうち85%が「最近の物価高騰で生活が苦しくなった」と回答。
世間ではコロナ禍が落ち着く兆しを見せつつありますが、困窮するご家庭に訪れるその余波は、留まるどころか苦しくなる一方という実情があります。
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全てが高いため購入ができない。冷蔵庫も冷凍庫も空っぽ。どうしようか困っているのが1ヶ月続いています。そんな中夏休みなんて、どうしよう。
物価上昇になり、カップ麺や安いうどん、1品だけになりそう。何をどうすれば良いか分からず、不安だけ残ります。
光熱費も高騰し、食事も質素になりました。給付金も生活費の支払いでなくなりました。ひとり親で病気の母の面倒、限界を越えても自分が倒れたらと気力だけで過ごし、子供を苦しめることはしたくないので、自分自身の食事を減らしたりしています。
子どもたちにはひもじい思いはさせたくないから、私さえ我慢すれば何とか食べさせてあげられる。って毎日思ってるので、私はお米だけ食べて、おかずは食べないように、なるべく娘に食べさせるようにしています。
食べ物だけでなく、燃料費も光熱費も価格が上がり、子どもが「ママご飯は食べないの?」と聞いてくれるのですが、その優しい言葉が悲しくなってしまいます。
(引用:キッズドア6月アンケート調査より)
キッズドアでは早急な対応が必要と考え、ご賛同いただける皆様からのご支援を募ると同時に、食料支援の準備を急ピッチで進めています。
当ページでは定期的に支援準備の進捗をご報告してまいります
皆様に活動を知っていただけることも、大変心強いご支援となります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。