
7月13日(水)、オンラインにて「夏休み緊急食料支援」の準備状況をご報告いたしました。
既にご寄付をいただいた支援者の皆様を含め、約100名の方々にご参加いただき、社会課題の背景から当事業の準備状況までを共有しました。

世界一働いているのに、世界一貧困な日本のひとり親。
社会構造の欠陥が作り出しているひとり親家庭と子どもの貧困は、コロナ禍と物価高騰の影響により、見えない災害級の被害を受けています。


困窮子育て家庭を対象にした緊急アンケート調査からは、
回答者の95%が、物価高騰を受け、食事の質や量について切り詰めていることが分かりました。

また全体の98%の回答者は、夏休みの食事について不安を訴えています。

一人当たり1か月の食費は推計で約12,000円。
1日当たり約400円という食費は、物価高騰中の現在、育ち盛りの子どものいる家庭では十分な食事をとることができません。

こうした中、夏休み直前に各家庭へ状況をお伺いしたところ、計2,375世帯から食料支援を希望する声が上がりました。
7月18日(月)より、順次配送準備を開始しています。
報告会ではご寄付をいただいた皆様からも応援コメントを頂戴しました。
「どれだけ困っていたとしても、必要以上の無理をする必要はありません。頼れるところに気兼ねなく頼れるように、頼みの綱としてのキッズドアを支援します」
「学習支援の現場にボランティアで関わっていると、夏休みに痩せてくる子どもたちがいます。大々的な食料支援はどこでもできることではありません。現場を知り、実施できる規模のあるキッズドアの活動を応援しています」
またアクサ生命保険株式会社代表取締役社長兼CEO(キッズドア アドバイザー)の安渕聖司様より、動画メッセージを頂きました。
昨日7/13開催の食料支援準備報告会に、キッズドアのアドバイザーでもある、アクサ生命保険株式会社代表取締役社長兼CEOの安渕聖司様から、動画メッセージを頂きました!
— キッズドア (@kidsdoor) July 14, 2022
クラウドファンディング実施中です!https://t.co/bI8h4IYVwW pic.twitter.com/69vEMHB3cU
「食品が届くということが命の繋ぎになります。何もかも諦めてしまうことを、思い止まらせることができます。届いた食品そのもの以上に価値があるのです。このクラウドファンディングが成功することで、これだけの味方がいることを各家庭に知らせることができます。応援している人がいると気付いてもらうことは、何より大きな励みになるはずなのです」(キッズドア理事長 渡辺由美子)