特定非営利活動法人 自然処とは
発達の遅れが気になる子どもたちが運動・スポーツ・遊びを通じた成功体験で自己肯定感を高め、小グループ活動を通してコミュニケーション力、協調性を育てることを目的とした「個育ち」支援を行っています。決まった指導マニュアルなどではなく、子どもたち一人ひとりに応じた個別指導を行っています。
親子で身体を動かす楽しみを知り、自然や人といろんな体験をして個別でのレベルUPで「できた」を増やしていきます。体操中、親御さんは応援団としてお子さんの取り組みを近くで見守ることができるため、子どもたちは安心感を持ちながらのびのびと活動でき、親御さんは子どもたちの「できた!」を近くで観ることができます。
まずはできることからスモールステップで成功体験を積み上げることで「できる!」を増やし、「楽しそう」→「チャレンジ」→「できた」→「達成感」→「自信」→「もう一回やってみよう」といった自己肯定感UPにつながるサイクルを育くめることを目指しています。さらには成長と共にコミュニケーション力を見につけ社会性(ソーシャルスキル)を伸ばし、一人ひとりが輝ける場所になってほしいという思いで活動しています。
なぜ自然処の活動が必要なのか
2012年より児童発達支援・放課後等デイサービスの事業所が全国に広まりました。
なぜ急に広まったのか、なぜそこまで必要とされているのか?
その背景にあるのは、「発達の遅れが気になる子ども」が増えているということです。
晩婚化が進み、高齢出産が増え、その率が高くなったとも言われています。
昔は、祖父母やご近所、お隣さんなどいろんな人たちが子育てに関わっていましたが、今は核家族化が進み、家族だけで悩みを抱えなければならないという現状に変化していきました。
ですが、2012年より多くの事業所が増え、発達障害の子どもの居場所、親同士のコミュニティーの場ができてきています。
幼児の時に小さな困り事をひろい早期発見・早期療育を行うためには、一時的なものではなく長い目での支援が必要です。
療育の方法は、学習、コミュニケーション、言語などが色々ありますが、その中でも私たちは、生きていくうえで大切な身体作り、土台作り(感覚統合)とコミュニケーションの向上を目指します。
発達の遅れが気になる子ども達に継続的な支援を行うために
このページにたどり着いてくれて、ありがとうございます。特定非営利活動法人 自然処の理事長、和田朋子です。
長年の体操指導で、身体を動かす事の楽しさ、気持ちよさ、必要性を伝えてきました。身体の使い方が低下すると、QOL(生活の質)が下がります。発達の遅れのある子ども達との出会いの中で、「できないからしない」そんな印象でした。「出来なくてもチャレンジしてみよう」そんな姿を親御さんと一緒にする事で出来るのではないか。先ずは周りが楽しく遊んでいるところをみせようと、2008年、発達に遅れのある子ども達のスポーツ教室をスタートしました。
そんな楽しい笑顔の中でゆっくり伸びてきた子どもが急に色んな事が出来る瞬間を親御さんと共に観てきたことで、親子の単位だけでなく1対1で色んな事にチャレンジする事で、更に多くのことを吸収することができると感じました。
いろんなことが出来ることを体験し、多くの「できた」を積み重ね自己肯定感を高め、
成長と共にコミュニケーション力を身につけ社会性(ソーシャルスキル)を伸ばし、一人一人が輝ける場所になって欲しいと願いを込めて キッズ☆スターを 2016年スタートしました。
これからも子どもたちの居場所を残すために皆さまからの温かいご支援をお待ちしています。
特定非営利活動法人 自然処 理事長 和田朋子
ご支援の使い道
自然処の活動は皆さまのご支援で成り立っています。
子どもたち一人ひとりに合わせた個別指導、または親子や小グループでの体操を行うためにはスタッフの人員確保や育成が必要です。
また、道具の使用頻度が高いため、道具の劣化速度がはやく定期的に買い替えが必要です。
皆さまからいただいたご支援は、道具の買い替えやスタッフ育成など自然処全体の活動のために利用させていただきます。
応援していただける方は、「寄付をする」をクリックして必要事項の記入をお願いします。
尚、応援したい事業(キッズ☆スター、キッズ☆リレーション)の指定を希望される場合は、必要事項入力ページのコメント、応援メッセージ欄にご記入ください。