特定非営利活動法人きずなメール・プロジェクト
NPO法人

「孤育て」のない未来のために、ご支援をお願いします。

妊娠・出産・子育ての現場に今、「孤育て」(孤独な子育て)、「産後うつ」「児童虐待(マルトリートメント)」という社会課題が起こっています。 私たちの活動は、「きずなメール」というテキストメッセージで 親になる方・なった方と“ゆるやかにつながり続ける”ことで、重篤な社会課題を川上から予防することです。 その日届いた1通のメッセージが、張りつめた気持ちをやわらげてくれることがあります。「自分だけじゃなないんだ」と前向きにしてくれることがあります。 日々届くメッセージの積み重ねが、つながり続ける「セーフティネット」として機能する。 あなたの寄付により、「きずなメール」のメッセージを、一人でも多くの方に届けることができます。セーフティネットの「網の目」をさらに細かくすることができます。「孤育て」のない未来のために、ぜひともご支援をお願いします。

活動・団体の紹介

NPO法人きずなメール・プロジェクトは、妊娠中・子育て中の保護者に「安心・つながり・たのしみ」を届けることを目的とした非営利団体です。

私たちは、医師や管理栄養士などの専門家とともに制作した「きずなメール」を、LINEやメールで配信しています。これは、情報があふれる時代において「ゆるやかにつながり続ける」という『弱いきずな』を構築し、孤育て(孤独な子育て)を予防するための目に見えないセーフティネットとしての役割を果たしています。


NPO法人きずなメール・プロジェクト 活動紹介

1. 活動・団体の紹介

NPO法人きずなメール・プロジェクトは、妊娠中・子育て中の保護者に「安心・つながり・たのしみ」を届けることを目的とした非営利団体です。

私たちは、医師や管理栄養士などの専門家とともに制作した「きずなメール」を、LINEやメールで配信しています。これは、情報があふれる時代において「ゆるやかにつながり続ける」という『弱いきずな』を構築し、孤育て(孤独な子育て)を予防するための目に見えないセーフティネットとしての役割を果たしています。

活動の背景、社会課題について

新しい命の誕生は本来喜ばしいことですが、現実には様々な悲しい問題が横たわっています。

  • 「孤育て」の深刻化: 現代社会では、産後うつや虐待などにつながりかねない、地域や社会から孤立した子育て(孤育て)が大きな社会課題となっています。
  • 情報と支援の不平等: 特に在住外国人の妊産婦や保護者は、日本語での情報不足や文化・制度の違いにより、必要な支援や知識にアクセスできず、より深刻な孤立に直面しがちです(例:妊娠しても在留資格を失わないこと、母子保健法が日本人に限定されないことなどの正しい知識の欠如)。
  • 「やさしい日本語」の必要性: 現在の「きずなメール」がそのままでは届きにくい、在住外国人の方々などにも必要な情報と支援を届け、孤育てを未然に防ぐことが緊急の社会課題となっています。

活動内容の詳細、実績について

私たちは、妊娠期から子どもが18歳になるまでの期間、切れ目なく成長に合わせた情報を配信しています。

  • 専門家監修のコンテンツ:産婦人科医、小児科医、管理栄養士など、複数の専門家が協働し、「難しい内容を親しみやすく伝える」ことを目指しています。
  • 配信内容の柱:
    1. 子どもの発達・成長に関する情報
    2. 親自身の心身の健康管理アドバイス
    3. 住んでいる地域の支援情報

■実績【すべてのきずなメールの登録状況】
2011/3/1-2025/10/16 累計登録者数 37万6388人
10/16現在のAU(アクティブユーザー)数  6万2339人

代表者メッセージ

新しい命を授かること、新しい命が誕生すること――本来なら未来や希望を感じ、社会全体が喜びを持って迎えるはずのかけがえのないワンシーンに今、「乳幼児虐待」「産後うつ」「孤育て」(孤独な子育て)という悲しい問題が横たわっています。私たちはこの問題を、家族、地域社会、そして社会全体で意識を共有し、しくみを整えることで改善できる課題と捉え、その予防や解消のためにアクションを起こすことを使命とした団体です。

  • 虐待で命を落とす乳幼児で最も多いのは、生後わずか4か月までの赤ちゃんです。
  • 母親となった女性のうち、約1~2割が産後うつにかかり、そのピークは産後1週間~2ヵ月です。
  • 産後1年間で孤独や不安を感じている母親は約7割で、そのピークは産後4か月前後です。

上に掲げた3つの問題は、出産後から4ヵ月の間に集中しています。いずれも産後の早い時期にあらわれます。ならば、これらの問題を予防・解消するために重要な時期は、「出産直後の数ヶ月」なのでしょうか。いいえ、それは280日間ある「妊娠期間」が鍵を握ります。
ならば、これらの問題を予防・解決するためにケアすべき対象は、母親となる女性なのでしょうか。いいえ、母親を含め、父親となる男性、地域社会の意識が鍵を握ります。

モノも情報もあふれる現在。しかし、「泣きやまない赤ちゃんを傷つけてしまった」「子育ての悩みを打ち明ける相手もおらず、家でふさぎがちに…」という問題に対し、モノや情報はその予防や解消への大きな力には成り得ていません。逆に便利で快適な生活そのものが、思い通りにならないことが多い子育てへの耐性を失わせていたり、情報がありすぎるからこそ、何を信頼し、どの情報を選択すべきか、かえって混乱させている側面もあります。また、すでにある官民の支援策が親となった人たちに十分に届いていなかったり、こうした支援が必要である妊産婦さんのほうに、支援を受けることへのためらいがあったりもします。

では何が必要なのでしょう。私たちは、これらの課題に最も力を発揮するものは、妊娠期間中から地域と連携しながら継続して取り組む「きずなづくり」だと考えています。

妊娠期間から、母親・父親とお腹の赤ちゃんのきずなを強めること。
妊娠期間から、母親と父親の子育てパートナーとしてのきずなを強めること。
妊娠期間から、地域社会と親となる人のきずなを強めること。

私たちは、私たちが制作した<きずなメール>を通して、妊娠期間から地域のきずなづくりを支援していくことで、”孤育て””乳幼児虐待””産後うつ”という社会的課題の予防・解消、「だれもが誰もがかけがえのない思いで新しい命の誕生を迎え、子育てができる地域社会の実現」をめざします。

寄付金の使い道について

1,000円で、1年間分のきずなメール(マタニティきずなメールの場合:266通)を1人の読者に届けることができます。頂いた皆さまからのご支援によって、自治体や法人等を経由し、きずなメールが講読できる地域を増やします。まだ「きずなメール」が導入されていない地域の方や、海外にお住まいの方に向けての配信を拡大します。

その他、内容が医学的根拠に基づいているか、妊娠期~子育て中のご家庭にとって有益な情報かを専門家の視点から確認するための監修費用として活用します。

団体情報
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このページは寄付・会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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