こちゃっこいとは
こちゃっこいは、参加者本人が自由に創造できる『からっぽの時間』を確保することを大切にしています。平日は、学校や幼稚園代わりに毎回通う人、定期的に参加するホームスクーラー、時々学校や幼稚園を休んで息抜きする人、ふらっと飛び入り参加する人などが参加しています。土日には、学校や幼稚園に通っている人も一緒になって『からっぽの時間』を楽しんでいます。
2016年4月週末開催からスタートし、参加者の要望に応え徐々に開催頻度が増え、2023年度は平日週4回、休日は不定期(祝日、春夏冬休みなど)に開催し、合計187回のべ1,968名が参加しています。
→もっとくわしく「こちゃっこいとは?」
屋内でも、からっぽの時間を
2016年開始以来、都立野川公園をメインに都内の大小さまざまな施設で活動してきましたが、2023年夏より古民家を無償で貸していただけることになりました。長い間使っていなかった古い平屋で、ライフラインは水道のみつながっている状況ではありますが、参加者たちが必要としている部分を中心に、参加者自身の手で補修を重ね、少しずつ自分たちの居場所らしくなってきています。
また、拠点ができたおかげで、つくった完成品や制作中の作品を置きっぱなしにできたり、譲っていただいたモノを保管できたり、生き物を飼ったり育てたりと、活動の可能性が広がっています。
たっぷり試行錯誤できる、時間と空間と仲間を
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。こちゃっこい責任者の下津彩子です。
情報があふれ、やることがどんどん増え、大人も子どもも、忙しさが加速的に増している現代だからこそ、敢えて『からっぽの時間』をつくることの重要性と有用性があると考えます。
2016年、まずは休日に『からっぽの時間』を設け、なんにも決まってない一日を、仲間と過ごすところからスタートし、それが平日に広がり、週1回から徐々に回数を増やし、現在は週4回にまで増えてきました。『からっぽの時間』を積み重ねるうちに、そこから関係が生まれ、ぶつかり合いながら学び合い、そこからやりたいことが生まれたり、つながったり、もつれたり、広がったり、さまざまなドラマが生まれました。人は教わらなくても、自分の力で学びをつかみ、新たな課題を見つけることができるのだという確信も得ることができました。
40万㎡超のだだっぴろい野川公園(空間)で、1日4時間1ヶ月64時間(時間)を、見知った顔ぶれとともに、心と身体をめいいっぱい動かす日々を支えるべく、できることを探し続けます。
こちゃっこい 責任者 下津彩子
ご支援の使い道
こちゃっこいは、参加費を各ご家庭で自由に決めていただいています。『からっぽの時間』が必要な人なら誰でも参加でき、子どもが親の許可を得なくても参加できる、金銭的に厳しいご家庭でも参加できる場であり続けたいと思うからです。
拠点を授かったことにより光熱費や修繕費が必要となっておりますので、ぜひご支援くださいますよう、お願いいたします。