わたしたちは、毎週繫華街に出向き、子どもたちや路上生活者への声かけや対話、交流活動を行っています。
困りごとを抱えている人が積極的に相談機関に足を運ぶのではなく、わたしたちから接触を試みること、コミュニケーションを絶やさないことを大切にしてきました。
この手法は、アウトリーチ¹と呼ばれています。
当初は、犯罪や勧誘行為より先回りすること(犯罪抑止)と、「助けて」やSOSのサインを拾い上げることを目的に声かけや交流活動を行ってきましたが、支援等の目的を押しつけるのではなく、違いや互いの理解を深めることを大切にしたいと考え、日々活動しています。
1)アウトリーチとは、援助機関を利用しない子ども・若者にこちらから働きかけること”を差します。