今、この瞬間に、助けを必要としている人がいます。
新型コロナの影響で、数年来減少傾向にあった失業者数が、2020年~21年にかけて急激に増加しました。
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その結果、たくさんの方が自分の住まいを失ったり、確保することができなくなったりして、路上やネットカフェなどでの生活を余儀なくされています。
東京・新宿など繁華街では、生活に行き詰まった女性が路上で男性に声をかけ、売春を行うという事態がたくさん起きています。
「『助けて…』と言えない 路地裏に立つ女性たち」 NHKクローズアップ現代
私達のところには、
- 「住み込みの派遣の仕事を突然解雇され、数日中に寮を出ていけと言われました。どこにも行く所がありません」
- 「家を失って、ネットカフェを転々としています。お金も底をつき、明日からはネカフェに泊まることもできません」
- 「お金が無く、一週間以上、公園や路上で寝泊まりをしています。もう何日も食べていません。お金がないので、どこにも行くことができません」
などといった、「このままだと死ぬしかない、なんとか助けてほしい」という切羽詰まった、悲痛な助けを求める声が毎日のように届いています。
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私達に助けを求めてくるのは、生活に困窮された方だけではありません。
親、兄弟、配偶者、パートナーからの暴力などの家庭環境や人間関係のトラブル、それに起因する精神的な不安や病…
- 「両親から、ずっと暴力をふるわれています。これ以上もう耐えられないです。死にたいです」
- 「パートナーと同棲していましたが、急に家を追い出されてしまい、行くところがありません」
- 「ずっとメンタルを病んでいて、生きることに希望を見出せません。仕事をしようとしても採用されないし、家を出ることもできません。何度も自殺未遂を繰り返しています。どうしたらいいのかわからないです」
どの声にも共通するのは、「明日とか、いつか余裕がある時、では間に合わない。今この瞬間に、手を打たないと大変なことになる」ということ。
私達「こぐまの家」は、こうした「今、どうしても苦しい。助けてほしい」といった声を見捨てることなく、支援を続けています。
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「こぐまの家」の役割は、居場所を失ったすべての人の居場所となり、自立までともに歩むことです。
ご挨拶が遅れました。私は、埼玉県内で生活困窮者の支援を行う「こぐまの家」理事長の横山和希と申します。
都内の音楽大学を卒業後、音楽関係のNPO勤務を歴て、数年前から生活困窮者の支援活動に従事。
21年4月に独立し、「こぐまの家」を立ち上げました。
「こぐまの家」では、ホームレス、ネットカフェ難民、DV被害者、障害を負われた方、児童養護施設を卒業した若者など、様々な事情で安心して生活できる住まいを失われた方に、シェアハウス形式の住居を提供しています。
社会的に孤立し、居場所を失った方が集まる新たな居場所であり家。それが、「こぐまの家」です。
■こぐまの家が行うおもな事業
・住居提供事業 (生活困窮者向け、女性向け、若者向けシェアハウスの運営)
・生活保護等の公的セーフティネットの申請サポート事業 (申請時の付添支援等)
・入居後の見回り支援、自立に向けた個別支援事業 (通院時の付添、行政の手続きサポート、日常生活支援、就労支援等)
■設立 (21年4月) 以来の主な運営実績
・シェアハウス数 7施設 (定員21名)
・入居者数 21名 (うち男性14名、女性7名)
■主な支援実例 ※プライバシー保護のため一部脚色しています
・Aさん (30代男性) …派遣会社の契約解除と同時に寮を追い出され、数日間ネットカフェ生活を続け、手持ちが尽きた段階で「こぐまの家」に相談。
現在地にまで迎えに行き入居、翌日生活保護申請。その後就労活動を経て、現在は通いの派遣の仕事が決まり、生活保護も卒業。自分でアパートを借りられるまで、シェアハウスでの生活を続ける予定。
・Bさん (20代女性) …幼少期から両親より虐待を受けており、家出を繰り返す。その後SNSで知り合った男性の家を転々とするが、暴力を振るわれるなどして精神的にも肉体的にもボロボロに。相談時には数ヶ月通院もできず、薬も飲めていない状態だった。
「こぐまの家」にて保護後、行政にDV被害による保護を依頼した上で、生活保護を申請。現在は保護を受けながら通院し、体調の安定と就労を目指している。
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家が、お金が、足りません。私達の活動には、あなたのお力が必要です。
私達「こぐまの家」のような活動 (生活困窮者向けシェアハウスの運営) には、行政からの補助金が全くありません。
大きな利益を生み出せる事業でもないので、銀行や外部からの資金調達も困難です。
シェアハウスの家賃も、光熱費も、スタッフの活動費も、シェアハウスに備える家具や家電等の備品も、全てが手弁当での運営です。
現在、「こぐまの家」にはたくさんの入居希望の問い合わせが届いていますが、この活動を続けていき、さらに大きくしていくためには、あなたの温かいお気持ちが、どうしても必要です。
【あなたから応援をいただければ、こんなことができます】
- 3,000円で… 入居者に、当座の食べ物 (1週間分) を届けることができます。
- 5,000円で… シェアハウスに、新しく電子レンジを用意することができます。
- 10,000円で… シェアハウスに、新しく洗濯機を用意することができます。
- 15,000円で…シェアハウスに、新しく冷蔵庫を用意することができます。
- 20,000円で…遠方にも、車で迎えにいけるようになります。
- 50,000円で…シェアハウスの部屋に、冷暖房を1つけることができます。
- 60,000円で…運営するシェアハウス1軒の家賃を、オーナーさんにお支払いすることができます。
- 100,000円で…新しく用意するシェアハウスの家具家電、備品をすべて用意することができます。
- 300,000円で…新しいシェアハウスを、1軒整備できます。
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あなたの、温かいお気持ちを、どうかお願いいたします。
■ご寄付の方法
・銀行振込
・クレジットカード
■ご寄付頂いた場合のお礼について
・毎月末ごとに、こぐまの家HP及びFacebook記事にて、ご寄付いただいた金額とご芳名 (ご希望されない場合はご連絡ください) をご報告させていただきます。
・直接、横山よりお礼状 (手紙、メール) を送付させていただきます。
・2022年10月末日 (新年度半期経過後) に、活動報告を送らせていただきます。 (メール)
どうか、一人でも多くの方とともに寄り添い、ともに歩む私達の活動を、あなたが応援してくださることを願っています。
こぐまの家 理事長 横山和希
こぐまの家HP https://www.kogumanoie.org