★ネクストゴール挑戦中! 『性の多様性を入り口に、誰もが安心して自分らしく生きるための出張授業/講演会@学校10ヶ所分』
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〈2022.9.19 10:00追記〉
おかげさまで、クラウドファンディングスタートから7日12時間で100%達成しました!
本当にありがとうございます!!
ここからは、ネクストゴールに挑戦します。
ここいろhiroshimaが直接学校へ出向き、一人でも多くの子どもたちと出逢うきっかけを創ります。
そして、一人でも多くの子どもたちが、自分のことを大切に思えるようになるとともに【心の安全基地】を感じられる瞬間をつくっていきます。
まだまだ走り続けますので、引き続き応援宜しくお願いします!!
◎目標金額:36万2千円
(合計139万8千円で達成)
◎使い道
・学校への出張授業/講演会
1ヶ所3万5千円×10ヶ所=35万円
・クラウドファンディング手数料:1万2千円
▼詳細はこちらに記載しています。
https://sa-chan.net/post_lp/next-goal-1/
▼ここいろhiroshima派遣依頼フォーム
https://forms.gle/p678itxk1xQiYNKX9
【目次】
1.10年後を想像するだけで、なぜだか泣けてくる
2.何かあっても「あの人(あの場所)」がいるから大丈夫
3.自分はひとりじゃない、味方・仲間がいる
4.なぜ「心の安全基地」が大切なのか
5.ホームページは【私たちの分身】
6.「この人たちとHPをつくりたい!」と思えた出逢い
7.クラウドファンディングは「応援してほしい」「仲間になってほしい」とリクエストするチャレンジ
8.ご支援の使い道
9.最後に
10年後を想像するだけで、なぜだか泣けてくる
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2018年からここいろhiroshimaの活動をはじめ、私たちは毎月「ここいろ会」という居場所づくりを行ってきました。
ここいろ会には自分のセクシュアリティのことで悩む子どもとその保護者、サポータなど下は保育園生から上は60代の方まで幅広い年代・立場の人が参加しています。
始まりと終わりにみんなで輪になって自己紹介や挨拶をする時以外の約2時間、それぞれが好きなことをしながら過ごしています。
ゲームをして過ごす子、絵を描いている子、いろんな人を誘って鬼ごっこやボール遊びをする子、何をするわけでもなくベンチに座ってみんなの様子を見ている子…。
ここいろ会では満開の笑顔で過ごしていても、普段は学校に行きたくても行けない子や本当の自分を表現できず、悩んでいる子もいます。
保護者やサポーターの方は子どもたちを見守りながら、大人同士でおしゃべりしたり、時には子どもたちと一緒に遊んだりしながら、のんびり過ごされています。
私たちは、大人も子どももみんなどんな状態であっても「ありのままの自分」で過ごせる場所、「自分はひとりじゃない」と思える場所でありたい、と思いながら居場所づくりを続けてきました。
そんな風にして、私たちはたくさんの子どもたちやその家族とのつながりができました。
私たちはこの子たちの10年後を想像すると、なぜだか、泣けてくるのです。
10年後、生きていてくれることを想像するだけで泣けてくるのです。
今、目の前で関わっている子どもたちの中には、毎日悩み苦しみながら、死にたい気持ちを抱えながら過ごしている子たちがいます。
そういう我が子を見て、少しでも何かできることはないかと必死に奔走し、時に自分を責め、迷いながら子育てされている保護者の方もたくさんいます。
私たちはそういう姿を間近に感じると、自分たちの無力さを痛感するとともに、でも、だからこそ「一緒にいよう」「一緒に考えよう」と思いながら関わっています。
今、目の前で必死に悩みながら生きているこの子たちが、私たちのことを必要としてくれている。
「今、一緒にいること」を積み重ねていくことで、この子たちが自分自身の人生を生きていく力になるのであれば、家族の力になれるのであれば、いくらでも一緒にいよう。
そんな気持ちが湧いてくるんです。
「あっきーとさーちゃんに出逢えて本当によかった」
「何かあったらここいろhiroshimaに相談しよう」
「自分もあっきーやさーちゃんみたいに自分らしく生きたい」
「ねえ、一緒に遊ぼうよ!」
そんな風に私たちのことを信頼して慕ってくれる子どもたちに私たち自身が救われています。
それだけ私たちにとってここいろhiroshimaで関わる子どもたちとその家族は大事な存在です。
そして願わくば、10年後もその先もずっと、
一緒に飲めるような関係性でいたい。
自分のありたい姿で存在できるよう見守り続けていきたい。
一緒にこの世界を生きている仲間として存在していきたい。
そんな風に思っています。
ここいろhiroshimaの活動をこれからも続けていくことで、人生を通してつながり続けられる【心の安全基地】を私たちはつくっていきたいんです。
なぜなら、私たち自身もそんな存在に救われてきた過去があるから。
何かあっても「あの人(あの場所)」がいるから大丈夫
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【あっきーの物語】
僕の生まれた時の性は女性。
小学校の高学年ごろから「なんか違う。自分の身体じゃない…」と思うようになりました。
そこから、「自分は周りと違う」「自分はおかしいのかもしれない」と感じ、人と違う自分を責め、嫌い、本当の自分を出せない時間を長く過ごしました。
トランスジェンダーという存在を知ったとき、ほんの少しの安心感と同時に「これからどうやって生きていけば良いのだろうか」「自分はひとりで生きていかなきゃいけないかも」と大きな恐怖感に襲われました。
大学3年生の時、自分の未来なんて見えなかった僕は、人生で初めてカミングアウトをしました。
その時に「人と違う部分こそ魅力なんだよ」と言ってくれた先輩の言葉が、僕にとって生きる力になりました。
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「何かあったら相談しよう。先輩がいるから大丈夫。」
今思えば、先輩の存在が僕にとっての【心の安全基地】だったのだと思います。
広島に来て、さーちゃんと出逢ってここいろhiroshimaを立ち上げてからは、僕にとって大事な人がたくさん増えました。
ここいろ会に参加する人たちや講演や研修先で出会った方々。
他にもたくさんのご縁をつないで頂きました。
「さーちゃんをはじめ、ここいろhiroshimaのみんなが居るから大丈夫」
そう思えた時に、
【両親にカミングアウトしたい】という気持ちが出てきました。
27歳の年です。
「もし、沖縄で否定されても、広島に帰ればたくさんの味方がいる。自分には居場所がある。」
心からそう思えました。
さーちゃんと一緒に沖縄講演を開催し、家族にカミングアウトをしました。
両親は静かに受け止めてくれました。
その日は僕にとって家族の関係性を変える大きな出来事となりました。
誰かのためにという想いで始めた活動が、いつの間にか自分のためになっていました。
自分はひとりじゃない、味方・仲間がいる
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【さーちゃんの物語】
私は、身体的に女性であり、自分自身のことは男女のどちらとも思っていないXジェンダー。
そして、好きになる相手は女性です。
思春期に入って周囲が恋愛話に花が咲く頃から、私は毎日恐怖と不安でいっぱいになりました。
「さーちゃんは誰が好きなの?どんな男の子がタイプなの?」
「なんで教えてくれないの~?」
「はやく彼氏作りなよ~」
そんな風に周りに言われる度に、「自分は普通じゃないんだ」「バレてしまったらどうなるんだろう」と感じました。
私は、本当の自分を隠し、1人で悩みを抱え続けることを選びました。
就職して教員になってからも、周囲の人たちを頼ることができなかった私は、「普通」の圧力に怯えながらひとりぼっちで戦っていました。
「普通じゃない自分はおかしいんだ」
「みんなと同じようにできない自分はダメなんだ」
そんな風に自分を責め頑張り続けた結果、学校に行けなくなりました。
「もう、死にたい」
「でも、諦めたくない」
極限まで自分を追い詰めてはじめて私の中で、「本当の自分を両親に知ってもらいたい」という気持ちが湧き、カミングアウトをします。
両親は、全身で私を受け止めてくれました。
私はそのとき生まれてはじめて「そのままの自分でいてよかったんだ」「両親は私の味方なんだ」と思え、生きる希望がもてました。
あっきーと出逢い、ここいろhiroshimaの活動を始めて、私にとって「仲間・味方」と思える人たちがたくさん増えました。
そして相手を信じて頼ってみたり、想いを伝え合いながら、少しずつ人と深く関わることができるようになってきました。
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「自分はひとりじゃない、味方・仲間がいる」
「これからも一緒に笑ったり泣いたりしながら生きていきたい」
いつの間にか、私の中でそんな風に思える人たちが増え、私の人生は賑やかでカラフルな彩りで溢れていきました。
なぜ【心の安全基地】が大切なのか
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私たち二人に共通しているのは、「自分をまるごと受け止めてくれる存在」=【心の安全基地】と思える存在との出逢いによって人生が変わっていったことです。
「どんな私であれ、この人は信じて味方でいてくれる」
「何かあってもここに戻ってくれば、大丈夫だ」
「あの人になら、『助けて』って言ってもいいかもしれない」
そんな風に思える存在が1人でもいれば、人は「自ら命を絶つ」という選択肢を選ばずに済むのではないか。
自分の人生を諦めずに生きることができるのではないか。
私たちはそんな風に思っています。
私たちが願ってやまないこと。
それは1人でも多くの仲間たちが「自分はひとりじゃない」「自分には味方・仲間がいる」と感じながら、世界でたった1つだけの自分の命を生きていくことです。
誰だってひとりぼっちを感じながら生き続けることは辛いです。
誰にだって「ともに生きていく仲間・つながり」が必要です。
【心の安全基地】は自分の命を生きていくときにほっとできる【我が家(Home)】のようにあたたかなつながりで私たちを包んで支えてくれます。
そんな存在に救われてきた私たちだから、私たち自身が【心の安全基地】であり続けたいし、【心の安全基地】をつくる・増やすことに取り組み続けています。
そして今回のプロジェクトを通じて、ここいろhiroshimaという【心の安全基地】を広め、より確かな場にするために、ホームページをリニューアルすることにチャレンジしようと決意しました。
ホームページは【私たちの分身】
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「ホームページ」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
きっと一般的には、ネット上で不特定多数の人たちにサービス・活動内容などを紹介していたり、何かしら有益になるような情報が載っていたりする「集客ツール」というイメージがあるんじゃないでしょうか。
今は、ホームページを作ろうと思えば、自分で簡単に無料で作れるサービスもありますし、SNSで情報収集するのが当たり前になり「今の時代にホームページなんて古い」と感じている人もいると思います。
ただ、いま私たちが作ろうとしているホームページは、情報やコンテンツを載せた「集客のツール」ではなく、「私たちの分身」なんです。
私たちは何者で、どういう想いをもっているのか。
なぜこの活動をしているのか。
そういう「人となり」や「あり方」を伝え、ネット上に「ここいろhiroshima」を感じられる場を作ろうと思っています。
ありがたいことに、現在のここいろhiroshimaの活動は開始当初からは想像もしていなかったほどたくさんの方に関わっていただけるようになり、毎月の居場所作りには30~40名の参加者が来るようになりました。
講演や研修会などもたくさん呼んでいただき、学校現場で悩んでいる生徒さんや先生方と実際に会って話す機会も増えました。
LINE@というオンライン相談の窓口を設け、県内外問わず、個別相談の連絡が入ることも日常的になっています。
そんな風に活動が広がっていく一方で、私たちの身体は活動当初から変わらず2つしかありません。
最大限自分たちが動けるペースで活動しても、どうしても直接関わりきれない人たちの存在も増えてきました。
悩んでいる子どもたちや保護者の方の中には、いきなり居場所づくりに参加するのは不安な方もいますし、行きたくても行けない事情がある方もいます。
だからこそネット上に「私たちの分身」をつくることで、
「自分はひとりじゃないんだ」
「ここには自分の仲間や味方がいるんだ」
「もう少し生きてみようかな」
「何かあったら相談してみようかな」
と思える【心の安全基地】をつくりたい。
ひとりぼっちで悩んでいた過去の自分たちのような子たち、そして子育てや教育現場で悩まれている保護者や先生が、
「このホームページに訪れると安心できる」
と思えるホームページになれば最高だなと思っています(*^-^*)
具体的には、
・自分たちのライフストーリー
・ここいろhiroshimaのストーリー
・音声メディアでお悩み相談(ここいろラジオ復活!?(笑))
・問い合わせや相談フォーム
・子ども・保護者・先生それぞれの質問や不安にこたえるページ
・気軽に質問できるオープンチャット・オンラインコミュニティ的なもの
・やっている活動の紹介
・寄付金ページ(マンスリーサポーター)
こういうものを整理して、訪れた方が安心・信頼できるホームページをつくりたいと思っています。
また、悩んでいる子どもや保護者が必要な情報や経験談、様々な選択肢に触れられる機会、自分の将来や生き方について考えられる機会を提供することも大切にしたいと思いました。
SNSが主流になっている現代においても、いつでもそこにいけば「ここいろhiroshima」の存在(Being)を感じられる土台のようなホームページを、じっくり作る方が私たちには合っていると感じています。
そして、ホームページのリニューアルを通じて、活動5周年を迎える私たち自身が自分たちの活動をじっくり振り返り、
「自分たちは何者で、なぜこの活動をしているのか」
「これからも私たちはここにいるよ」
と、自信をもって表明していきたいという想いができました。
5年前、ここいろhiroshimaは「過去の自分たちがほしかったものつくろう」という、私たち2人のとても個人的な想いで生まれました。
ありのままの自分で安心していられる居場所がほしい
「大丈夫だよ」「生きていけるよ」と伝えてくれるロールモデルがほしい
そう願っていた私たちは、自分たちがそういう存在になることを選びました。
知識も経験も自信も何もなかった私たちは、右も左も分からないまま5年間走り続け、たくさんの仲間たちに「ここいろhiroshima」を育ててもらいました。
そうして私たちは、過去の自分たちがほしかったものは、実はたくさんの仲間たちも求めていたものだと知りました。
今のここいろhiroshimaは、たくさんの仲間たちに必要とされる大切な場になりました。
だから、これからもこの大切な場を守り続けていきたい。
たくさんの仲間たちと出逢い続けていきたい。
この5年間、ここいろhiroshimaに関わってくださった方々にとっても、
「関わっていることを誇らしく思える」
「もっと色んな人に知ってほしい」
そんな気持ちになれるような大切な我が家のようなホームページでつくりたい。
そんな想いが湧いてきた私たちは、自分たちで何度もホームページのリニューアルに取り組んでみたのですが、不思議なほど作業が進まないんです。
2人だけでやるには限界がある。
一緒に自分たちの想いをカタチにしてくれる仲間が必要だ。
今回のホームページのリニューアルは2人だけの力ではなく、仲間に手伝ってもらいながら一緒につくる必要があるプロジェクトなんだと気づかされました。
「この人たちとHPをつくりたい!」と思えた出逢い
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「一緒にHPづくりをしてくれる人がほしい」
そんな風に悩んでいた私たちだったのですが、「顔の知らない人」と「仕事だけの付き合い」になるようなプロジェクトにはしたくありませんでした。
活動を通じて「応援し合える仲間」や「人とのつながり・ご縁」が広がっていくことに幸せを感じる私たちは、
自分たちの形にしたいことをできるだけ安くつくってくれる「業者さん」ではなく、このプロジェクトをきっかけに今後もご縁を育んでいけるような「仲間」・お互いを応援しあえるような「同志」を求めていました。
そんな想いをもちながら自分たちのつながりの中で、HP制作を仕事にしている人を探していくと、「この人たちとHPをつくりたい!」と思える出逢いがありました。
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それが「YUKAFUMI」さん(阿部裕香子さん・阿部文彦さん)です。
YUKAFUMIさんは、起業されてから15年間人からの紹介とご縁をベースにたくさんのホームページ制作を行っています。
一般的な「何をしている?(WHAT)」や「どうやっている?(HOW)」を伝えるのではなく、「なぜやっている?(WHY?)」や「どういう人?(WHO)」を伝えていくツールがホームページだと捉えて2人で全ての制作作業を行われています。
元々ふみさんとさーちゃんが共通の人を介してつながっており、
「YUKAFUMIさんと一緒にホームページをつくったら、ここいろの大切な想いも人もお金の流れも全て循環していく予感がする」
という直感的な想いから、4人でホームページ制作についてお話する機会を作ってもらいました。
YUKAFUMIさんとお話ししていく中で、ここいろhiroshimaが大切にしている【心の安全基地】をつくる・増やすということはもちろん、
・人とのつながりやご縁を育むこと
・関わっていく過程を丁寧に扱うこと
・ホームページで目指していること
などたくさん共感し合える部分があり、「YUKAFUMIさんと一緒につくりたい」という気持ちが強くなりました。
ただ、真剣に依頼を考えるほど、「他に依頼したい人はいないだろうか?」「金額面で疑問や不安はないだろうか?」という葛藤や悩みも出てきました。
特に今回は今までここいろhiroshimaとして扱ったことのない大きな金額(依頼料:1,000,000円)が関わるプロジェクトであり、すぐには決められませんでした。
不安が出るたびに、いろんな人に相談しながら、4人で何度も話し合いを重ねました。
私たち2人でもたくさん話し合って検討しました。
YUKAFUMIさんは、私たちの不安を大切に扱ってくれて、一緒に真剣に考えてくれました。
お金のことも、制作過程のことも、不安に思うことに対して全て誠実にこたえてくれました。
そして、YUKAFUMIさんの想いやこれまでの歩みもたくさん伝えてくれました。
そんな風にYUKAFUMIさんと何度も関わっていく中で、「この人たちとホームページを作りたい」という想いは「この人たちとホームページを作るんだ」という確信に変わっていました。
「私たちの分身」をつくって、【心の安全基地】を増やすためにYUKAFUMIさんの力を借りたい。
ここいろhiroshimaがより根を深く下ろし、持続可能なカタチで活動を続けていくための伴走者としてYUKAFUMIさんにいてほしい。
「YUKAFUMIさんの活動を私たちも応援したい」
「もっとご縁を育みたい」
「人生単位でお付き合いしていきたい」
そう思えたYUKAFUMIさんとの出逢いは、
ホームページ制作はもちろん、これからのここいろhiroshimaの活動にとっても心強いサポートになると思いました。
これまでにYUKAFUMIさんとお話ししてきた内容の一部をYouTubeにアップしたので、よかったら見てみてください^_^
【YUKAFUMIさんとのこれまでの対話の様子】
ホームページを創る上で大切にしていること~YUKAFUMIさんとの対話~
ここいろの10年後を想像する~YUKAFUMIさんとの対話~
クラウドファンディングは「応援してほしい」「仲間になってほしい」とリクエストするチャレンジ
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そして、大事な資金面については、YUKAFUMIさんへのご依頼料を全額自分たちで用意することも考えたのですが、正直、今の自分たちの資金だけでまとまった金額を用意するは難しいと思いました。
そこで、色々な資金集めの方法として助成金や補助金など使えるものはないか調べるとともに、「クラウドファンディング」を考えるようになりました。
人のことはいっぱい応援したがるのくせに、人からの応援を受け取ることを遠慮しがちな私たちにとって、「クラウドファンディング」という方法は大きなチャレンジです。
このチャレンジを通して私たちは、私たち自身の【心の安全基地】としての器を大きくしていこうと考えました。
人が自立するときに必要なのは主体的に「助けて」と言えること。
素直に自分のリクエストを伝え、仲間を信じて助けてもらうことで、人は本当の意味での自立をしていきます。
今回のクラウドファンディングで、私たち自身が「応援してほしい」「仲間になってほしい」と素直にリクエストして、仲間たちにしっかり助けてもらう経験をすることで、
私たちは、子どもたちをはじめとするここいろhiroshimaで関わる人たちのヘルプメッセージや応援を求める声により力強く応えることができるようになると思っています。
そして、そんな私たちの姿を見た子たちが「あんな風に人に頼っていいんだ」「助けてもらっていいんだ」と思える機会を作れたら嬉しいです(*^-^*)
このクラウドファンディングを通じて、【心の安全基地】をつくる仲間の輪を広げるきっかけを私たちからつくっていきます。
ご支援の使い道
皆さまから頂いたご支援の使い道は以下の通りです。
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YUKAFUMIさんへのHP制作依頼費 1,000,000円
手数料 36,000円
合計1,036,000円
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今回のプロジェクトは、リターンを設定せずに行います。
ご支援を頂いたすべての方にお礼メールをお送りさせて頂きます。
また、ホームページ制作の過程をメールやブログ、動画を使ってシェアする予定です^^
ぜひYUKAFUMIさんと私たちと一緒にホームページができあがっていく過程を楽しんでもらえたらと思います!
また、制作過程の様子をオンラインで報告させていただき、応援してくださった方同士がつながれるような機会をつくる予定です^_^
※目標金額を上回った場合は、ここいろhiroshimaの居場所づくりにかかる費用や、講演会・出張授業にかかる費用の補填に充てさせて頂く予定です。
最後に
ここまでとんでもない長文を読んでくださり、本当にありがとうございました。
想いをカタチにして伝えるということは、それだけ自分と向き合い言葉を紡ぐ必要があります。
これから私たちが行おうとしているホームページのリニューアルは、まさにその作業の連続です。
これから私たちには、弱音を吐いたり、逃げ出したくなる時が必ずやってくると思います。
そんなときに、応援してくれている「あなた」の顔を思い出させてください。
ホームページを楽しみに待ってくれている「あなた」の存在を感じさせてください。
「あなた」がいてくれるから、私たちは「私たちの分身」を世に生み出すことができます。
私たちには「あなた」が必要です。
そして、このプロジェクトに共鳴して関わってくださった「あなた」はもうすでに「私たち」であり、仲間です。
このプロジェクトを通して、私たちにはたくさんの仲間がいることを感じられる機会になればいいなと思っています。
そして、ホームページのリニューアルを通して一回り大きくなった私たちに会えるのを楽しみにしていてください(*^-^*)!
出逢い・ご縁に感謝です。
ここいろhiroshima
あっきー・さーちゃん
プロジェクト発起人
【當山敦己(あっきー)】
1991年に生まれ。沖縄県にて3姉妹の長女として生まれる。小学校高学年頃から自身の身体に対する違和感を持ち始め、21歳の時に「性同一性障害」と診断を受ける。25歳の時にタイにて性別適合手術を受け、戸籍上の性別を女性から男性に変更する。その後、広島県に拠点を移し講演会や当事者サポートなどの活動をスタート。2018年さーちゃんと共に『ここいろhiroshima』を立ち上げ、居場所づくりや啓発活動を行っている。
【高畑桜(さーちゃん)】
1992年生まれ。広島県出身。幼少期から自分の性のあり方について悩んできた。セクシャリティはXジェンダー・女性愛者。広島県内の大学卒業後、小学校教員になるが、人との違いや学校現場への違和感に悩み、休職する。休職期間中に、両親との和解やあっきーと出逢いを経て「ここいろhiroshima」を立ち上げ、教員を退職。現在はここいろの活動のほかに神石高原町豊松地区で子育て支援コーディネーターとしても活動中。
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