1.理念ービジョン・ミッションー
理念
ここのねという名前には、子どもたちが自分らしく生きるために大切な、3つの「根」への想いが込められています。
- こころの根っこの声を聴くこと
大人の評価や常識ではなく、子どもたち自身の内側から湧き出る「やりたい」という本心に耳を傾け、それを大切にします。 - 個々の音色を奏で合う
一人ひとりの個性や価値観を尊重し、違いを認め合いながら、共に社会を創っていく力を育みます。 - 今ここに生きること
過去の失敗や未来の不安に縛られることなく、今この瞬間の自分に自信を持ち、全力で行動できる心を育みます。
ビジョン
誰もが「やりたい!」にわくわくできる社会
ミッション
「してもらう」を「自らする」に変える
私たちは、子どもたちが「どうせ無理」という言葉に縛られず、自分の心と向き合い、自ら考え、行動し、挑戦できる力を育てたいと考えています。そのために、大人は信じて待つ姿勢を大切にし、子どもたちの生まれ持った可能性を最大限に引き出す環境づくりに日々取り組んでいます。
2.活動内容について
ここのねは、子どもたちの「やりたい!」を起点にした、二つの柱となる活動を展開しています。
ここのね自由な学校(オルタナティブスクール)
大分県豊後大野市にある、6歳から15歳までの子どもたちが通う学校です。
ここでは、決められたカリキュラムをこなすのではなく、子どもたちが自ら学びを決定し、遊びや探求を通して、自分だけの自信と生きる力を育みます。平日は学校で基礎を学び、週末や長期休みはここのねで思いっきり探求する、新しい学びのスタイルを提案しています。
ロケット教室
植松努さん直伝の、「失敗を恐れない心を育てる」プログラムです。
子どもたちが自分の手でモデルロケットを制作し、大空へ打ち上げる感動的な成功体験を提供します。「なぜ?」「どうすれば?」を繰り返す試行錯誤のプロセスや、仲間と協力して作り上げる経験が、科学的な知識だけでなく、挑戦する心と自己肯定感を育みます。この活動を、より多くの子どもたちに届けるため、地域への普及を目指しています。
3.代表者メッセージ
私たちが「ここのね自由な学校」を始めたのは、「学びたいことを自分で決める」という、一人の少年の言葉がきっかけでした。そして今、子どもたちの成長を見守る中で、本当に未来を切り開く鍵は、自分の「こころの根っこの声」を信じることだと強く感じています。
大人から「勉強しなさい」「どうせ無理」という言葉をかけられ、自分の可能性を閉ざしてしまう子どもたちは少なくありません。しかし、私たちは、問題が起きた時にこそ「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」と伝え、「だったらこうしてみたら?」と一緒に考えます。
信じて待つことで、子どもたちは自分の力で困難を乗り越え、驚くほどの力を発揮します。ロケット教室で自作のロケットを打ち上げ、「自分にもできた!」と歓声を上げるあの瞬間の笑顔。あれこそが、私たちが守りたい「わくわく」です。
教育から未来は変えられます。いつの日か「不登校」が主体性を取り戻すチャンスだったと、笑いあえる日が来ることを心から願っています。
この自由な学びの場と、挑戦の機会を次世代に繋ぎ、より多くの子どもたちに届けるためには、皆様の継続的なご支援が必要です。ぜひ、私たちの理念に共感し、子どもたちの「やりたい!」という一歩を、一緒に支えていただけませんか。
あなたのご参加が、誰もがわくわくできる社会への確かな一歩となります。
4.会員について:応援サポーター募集
認定NPO法人ここのねの活動を、継続的に支えてくださる「応援サポーター(正会員)」を募集しています。ご支援は、子どもたちの自由な学びと、持続可能な社会づくりに直接貢献します。
会費について
正会員(個人・法人):6,000円/口
賛助会員(個人):3000円
賛助会員(法人):10000円
こんな人におすすめ!
- 子どもたちの主体的な学びや対話での組織づくりに関心のある方
- 持続可能な社会を未来に残す活動に強い関心のある方
- とにかく、NPO法人ここのねを応援したい!という方
サポーターになったらできること(特典)
正会員(個人・法人)、賛助会員(個人・法人)の皆様には、以下の特典や活動への参加機会をご提供します。
- 「ここのね通信」を定期的にお届けし、活動内容を詳しく把握できます。
- 会員限定や優先的に参加可能なイベント情報をお届けします。
- ロケット教室の運営メンバーになって学校への出張教室や自主開催のロケット教室を運営します。
- 総会での議決権があり、団体の運営に関わることができます。(正会員のみ)
5.会費の使い道
皆様からいただいた会費は、認定NPO法人ここのねの活動を支える大切な資金として活用されます。
【具体的な使途】
- 学校運営の基盤:子どもたちの成長を支えるスタッフの人件費、校舎の維持管理費、教材費など。「ここのね自由な学校」の安定的かつ自由な運営を支えます。
- 教育普及活動:「ロケット教室」の開催費用、植松努さん講演会の企画・運営費など、地域の子どもたちへ挑戦の機会を届ける費用。
- 団体の推進力:NPO法人としての活動を継続するための事務経費、広報活動費など