社会福祉法人こころの窓

知的障がいをもつ方々の地域生活を支える 「こころの窓」の事業に ご寄付をお願いいたします!

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- 住み慣れたまちで 暮らし続けたい -  社会福祉法人こころの窓は、前身母体が1980年に着手した障がい児療育にそのルーツをもち、現在では障がい福祉事業全般を通じ、大阪府堺市東部・北部エリアにおいて、誰もが不利なく人生の価値を高めていける地域社会実現を目指し活動しています。当たり前の暮らしを求める生活者視点に基づき、”地域生活支援パッケージ”とでも呼ぶべき包括的で長期的な支援システムの構築に勤しみ、地域に根付いた“いつまでも安心な暮らし”の実現を目指します。  福)こころの窓/地域生活支援プロジェクトはこの活動を資金面で支えていただく支援活動となります。   地域共生を求める障がい福祉実践の営みは連綿と続いていきます。皆さまの温かなご支援ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

活動・団体の紹介

 社会福祉法人こころの窓は、前身母体が1980年に着手した障がい児療育にそのルーツをもち、現在では障がい福祉事業全般を通じ、大阪府堺市東部・北部エリアにおいて、誰もが不利なく人生の価値を高めていける地域社会実現を目指し活動しています。当たり前の暮らしを求める生活者視点に基づき、”地域生活支援パッケージ”とでも呼ぶべき包括的で長期的な支援システムの構築に勤しみ、地域に根付いた“いつまでも安心な暮らし”の実現を目指します。

法人理念
愛と英智で 人に添い
愛と英智で 事に当たり
愛と英智で ともに生きる

倫理綱領
この世に生あることの尊さを認め、一人ひとりの在りようを肯定的に受け入れ、互いの尊厳を守り、誰もが地域でともに暮らせる社会を皆で築く。

活動の背景、社会課題について

 当法人のルーツとなる「青い鳥ことばの会」が大阪府堺市中百舌鳥の地に産声を上げたのは今から40年余り前となる1980年で、欧米ではノーマライゼーションの理念が浸透し「脱施設化」が加速、重度障がい者も「地域での当たり前の暮らし」に移行していた時期となります。しかし、わが国では1979年4月にやっと養護学校が義務教育に組み込まれたところであり、直前までは、重度障がいをもつ児本人および保護者が学校教育を受けることを希望しても、就学猶予や就学免除の制度適用を受け、ほとんどの場合で入学すら認められない時代でした。当然、地域で重度障がい児者を支える制度は皆無であり、私的療育機関として「青い鳥ことばの会」が開設されると、たった1ヶ月で入会希望者が100組に達したといいます。それから40年余り、特に、脱施設化へ向けた施策の基本的方向性が示された2002年12月の障害者基本計画改定以降、わが国の障がい福祉は飛躍的に増進しました。

 しかし、そうであってもニーズ充足には程遠い状況があります。実際には地域障がい福祉の前途に焦眉の急を告げる社会課題が立ち現れており、特に、障がい福祉版8050問題ともいえる事態が深刻です。当時、学校全入義務化が間に合った重度障がい児も今では50歳を迎える高年齢域に差しかかり、その親は80歳前後です。家庭の介護力は限界を迎えています。にもかかわらず、重度者対応のグループホームはあまりに数が少ない現状で、家庭での暮らしが立ち行かなくなり、本人ただ独り縁もゆかりもない土地の生活支援施設に入居するケースが決して珍しいことではなくなっています。また、それすら叶わず、待機障がい者として各地の短期入所施設を転々とするケースすら散見されます。

 NHKの調査によると、2021年時点で施設入所の待機障がい者が少なくとも27都府県で延べ1万8千人以上、と判明しました。在宅の40歳以上の知的障がい者は2000年から2016年にかけ推計で7万5千人から38万2千人と5倍余りに急増、同時点で65歳未満では74%が親との同居でした。「老障介護」という言葉は2010年代初頭すでにメディアに登場しており、社会資源は慢性的に不足です。現実として、中・重度知的障がい者の地域生活を持続可能ならしめるに最低でも地域にその7~8割が暮らせるグループホーム群と高齢・重度化に対応する日中活動の場が必要と考えられます。わが国の障がい福祉は未だ、ライフステージ毎に障がい児者を支える基本的な枠組み作りの途上にあると言えます。

活動内容の詳細、実績について

 2023年4月、社会福祉法人こころの窓は事業年度21期目に入りました。知的障がいをもつ子らが親亡き後も生まれ育った地で生涯暮らし続けられることを願う家族の思いを具現化すべく、この間、2003年10月の知的障害者通所更生施設「青い鳥」開所を皮切りに、グループホーム事業、児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業、ショートステイ事業、相談支援事業を順次立ち上げ、着実にご利用者の暮らしをサポートする体制を築いてきました。2023年4月現在、通所施設(定員100名)、グループホーム11拠点(定員58名)、ショートステイ(定員12名)、障がい児療育事業、相談支援事業の運営を行っています。

代表者メッセージ

 当法人は開設当初より、知的障がいをもつ方々が住み慣れた町でずっと暮らし続けられるサポート体制の構築を最優先事項に、事業を展開してきました。決して平坦ではありませんでしたが、地域のご理解もあり、現時点において当法人のサービスを主に利用される方々では6~7割ほどの皆さまがグループホームでの暮らしを実現しています。

 超高齢社会に向かうわが国における福祉事業の在り方は、当面、その財源や労働力の過度の不足により厳しさを増していくことは間違いありません。しかし、「誰もが不利なく共に生きることのできる社会」の実現を希求する思いは何も特別なことでなく、人間らしい素直な感情に根差しているものと考えます。地域共生を求める障がい福祉実践の営みは連綿と続いていきます。これからも皆さまの温かなご支援ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

寄付金の使い道について

 知的障がいをもつ方々が住み慣れた町でずっと暮らしていくための社会資源拡充に充てさせていただきます。

 具体的には、重度障がい者対応グループホームの新規開設費用、高齢化や重度化対応を企図した施設のリノベーション費用を当面の使途とします。

団体情報
社会福祉法人こころの窓
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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