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朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋〈こっぽんおり〉の紹介
朝鮮学校の民族教育が発展していくことは、在日同胞のためだけでなく、日本社会にとって重要な目標だと考え、“わたしたち”に関わることとして民族教育を支援しています。
京都・滋賀の朝鮮学校をはじめ、ブラジル学校や、日本の学校のなかでおこなわれる民族教育、多民族共生をめざすさまざまな取り組みと関わって、日本政府に対して民族教育権を制度的に保障させるよう求めています。
愛称の“こっぽんおり”には、朝鮮語の「つぼみ」「前途ある若者」という意味がこめられていて、目標に向かい常に成長しつづけたいという活動スタンスを表しています。
“こっぽんおり”と“こるむ”
京都朝鮮第一初級学校に対するヘイトクライム事件の後、民事訴訟が提訴されました。そのときに裁判を支援する団体として立ち上げられたのが“こるむ”です。
当時、「ヘイトスピーチ」という言葉はまだ一般的に使われていなかったので「襲撃事件」とか「嫌がらせ事件」と呼んでいました。裁判をすることは、学校関係者に膨大な時間を消費させ、証拠整理の度に事件の記憶を呼び起こさせ、法廷で加害者の発言を繰り返し聞かせることになりました。「日本の法律は在日朝鮮人を守らない」と裁判に否定的な声もありました。
それでも京都朝鮮学園が提訴を決断したのは、「ここで黙っていたらハッキョに通う子どもたちが自分に誇りを持てなくなる」という切迫した思いがあったからです。その言葉に胸を刺され、この裁判は朝鮮学校がたたかうのではない、日本社会の問題としてともにたたかう裁判だと感じた人たちが“こるむ”に集まり、学校関係者が受けた苦痛や心身の傷と向き合い、被害実態を正確に知るためともに努力しました。そこには、弁護団はもちろん、朝鮮学校保護者や関係者のほか、多くの日本人やダブルの人たちが参加していました。
「共同の取り組み」を“こっぽんおり”へ
“こっぽんおり”はこの裁判闘争のかたわらで結成されました。
襲撃事件をきっかけに朝鮮学校のことを知った人たちが、朝鮮学校に足を運び、生徒、教員、保護者と出会い、こっぽんおり総会の後には七輪を囲んで焼肉を食べたり、学校行事に参加したりする経験を重ねながら、朝鮮学校を軸にした人のつながりをつくりました。それまでにあった支援ネットワークの活動に加えて、新しい世代、新しい層が、裁判闘争の過程で育まれた「共同の取り組み」を“こっぽんおり”の活動へと引き継いでいきました。
特に、裁判勝訴後は、朝鮮学校で保健室を運営する取り組みを共同で進めました。また、クラウドファンディングの呼びかけ団体になって、クーラー等の設備支援を全国の人たちにお願いしました。韓国の市民も多額の支援を寄せてくれました。いまは保健室基金の枠組みをつくり、恒常的な運営サポートをめざしています。
あなたも、こっぽんおりに!
民族教育の価値を日本社会に伝えるとともに物心両面から支援すること、日本社会の植民地主義と民族差別をなくし克服していくことが、“こっぽんおり”の目的です。
この運動は、立場によって責任の所在が異なることを学びながら、共通する目標をめざして共同実践していくことで広がり成長していくものだと考えています。さまざまな可能性を広げられると思います。
“こっぽんおり”に参加して、ともに朝鮮学校と民族教育の発展をめざしていきましょう!
京都・滋賀の朝鮮学校・保健室基金はこちらから
京都・滋賀の朝鮮学校・保健室の運営をささえる基金です。
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