世界大正琴交流大会 琴リンピックとは
もともと琴リンピックは、全国大正琴交流大会として日本の大正琴愛好者が全国から新潟に集まって開催する演奏会でした。そうした中、2014年開催の企画として、代表者会議とパネルディスカッションが行われました。このことは大正琴の未来を考える機会となり、「いかに次世代に伝えていくか」ということを模索。結果として日本に限らずに世界に目を向けたことこそが、「大正琴を世界に拡げよう運動」を生み出すきっかけとなりました。
琴リンピックと世界の子どもたち
琴リンピック実行委員長の琴源が世界の教育ネットワーク(アイアーン)へ参加することになり、防災世界子ども会議(NDYS)の小中高生を中心に各国とSNSやオンライン会議を通じて大正琴を通した交流をしたり、実際にその国へ行って大正琴をプレゼントし、弾き方を教える「ワークショップ」も実施。その積み重ねにより「琴リンピックに参加したい!」「新潟へ行きたい!」と思ってもらえるようになりました。毎回とても楽しみにしているようです。
楽しそうに過ごす模様を動画でご覧ください
この子供達の新潟滞在費を捻出するため、母体である「大正琴新潟友の会」のイベントのたびに「琴リンピック募金」を呼びかけ、また、実行委員長自ら各地で巡回コンサートを開き募金を募って参りました。「1000円以上の募金でご希望の方に大正琴CDを1枚差し上げる」という企画も継続しております。お陰様で、第2回(2018)開催では、150万円を募金から補助することができました。第3回(2020)は延期になり、2022年に開催予定です。それに向けて、日々活動を続けております。
日本の楽器、大正琴を世界に!
箏や尺八、三味線等、一般に和楽器とされているものは、実は大陸から伝わってきた楽器です。
ところが大正琴はそれとは異なり、日本人が日本人のために西洋音階を手軽に弾ける楽器を作ろうとしてできた日本独自の唯一の楽器です。大正元年に森田吾郎という人物により生み出されました。
そのような楽器を日本人として大切にしなくてはならないと考えます。現状として、おばあちゃんの楽器としてのイメージが根深いものとなっていることも変えなくてはならないですし、今後、国内外問わず、もっと広く大正琴のことを知ってもらいたいと願っています。
寄付もお願いするところですが…~あなたも始めてみませんか?大正琴。~
大正琴の無料貸出をしています。 お問合せ下さい。
琴リンピック実行委員会
実行委員長 琴 源
ご支援の使い道
大正琴を世界に拡げよう運動は、皆様からのご支援で成り立っています。
皆様からのご寄付は、主に2年毎に開催される「世界大正琴交流大会 琴リンピックイン新潟」開催時に外国の子ども達の新潟滞在費の一部として使用させて頂きます。
ご支援いただいた方へ
感謝をこめて、ご希望の方には、大正琴ネオジャパネスクサウンドCDをお送りさせて頂きます。
また、2022年開催予定の「第3回世界大正琴交流大会琴リンピックイン新潟」にご招待なども考えております。
<資料>差し上げている大正琴CD(PDF)
★不用になった大正琴を集めております★
着払いでお送りいただけます。詳しくはお問合わせください。届いた大正琴は整備をして、プレゼント用や貸し出し用として大正琴を世界に拡げよう運動のために使用させていただきます。
951台(うち、海外へお嫁にいった台数:398台)※2022.3.1現在
大正琴をお送りいただいた方々(28道府県)
北海道
青森県
岩手県
秋田県
宮城県
福島県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
静岡県
愛知県
滋賀県
大阪府
三重県
兵庫県
奈良県
島根県
岡山県
福岡県
佐賀県
愛媛県
長崎県
熊本県
大分県
群馬県
石川県
長野県
鹿児島県
今までに贈呈した国・地域(24の国・地域)
中国
イラン
インドネシア
ロシア
オランダ
インド
ベトナム
モンゴル
フィンランド
コロンビア
アメリカ
オーストラリア
トルコ
ネパール
ブルガリア
イタリア
マレーシア
マリ(アフリカ)
台湾
日本
モロッコ
シンガポール
ウクライナ
アゼルバイジャン
(2020.10.11現在)