活動・団体の紹介
熊谷こどもまんなかネットワークとは
こども達が歩いて行ける範囲にこども食堂を作るため、有志が集まり、2023年4月27日に熊谷こども食堂ネットワークを発足。2024年2月1日に一般社団法人熊谷こどもまんなかネットワークとして、法人化しました。こども食堂の開催をはじめ、さまざまな形で、生活困窮世帯のこどもなどの支援活動をしています。熊谷市のこどもの居場所を増やし、誰も取り残されない地域をつくるために誕生したのが、熊谷こどもネットワークです。こども食堂やこどもの居場所を増やしながら、個々の特性、考えを尊重し、連携していくための組織です。
5つの理念を大切にしています
- こどもまんなか
- 運営者の自主性
- 顔が見える距離と相互理解
- 継続の為の利益と精神性のバランス
- 明朗な会計
活動の背景、社会課題について
7人に1人のこどもが貧困状態という客観的データ、また、家に食べ物ががなく「夏休みにげっそり痩せてくるこどもがいる」という、事実が熊谷にも存在します。一般社団法人こどもまんなかネットワークでは、こどもが歩いていける距離である、全小学校区でのこども食堂を開催をしています。
活動内容の詳細、実績について
こども食堂
熊谷市内全28小学校区で、こども食堂を開催
1つの小学校区に4つの開催場所が、月に1度こども食堂を開催することで、その地域は毎週どこかでこども食堂がやっていることになります。熊谷こどもまんなかネットワークでは、継続開催のための支援を行っています。
コミュニティ食堂
こどもがこどもに伝えるワークショップを食後に開催しています。こども食堂やこどもの居場所は、どうしても大人からこどもだと、与える側と与えられる側になりがちですが、こどもがこどもへ、双方向からの学びがあった方が良いと考えています。こどもからこどもへ伝えたい事があったら、活用していただく場所でもあります。
フードパントリー
熊谷なないろ食堂にて毎月フードパントリーを開催しています。
学習支援
てらこやなないろでは小中学生を対象に、てらこ‐te・ra・co-では中高生を対象に、若者支援ひろば三愛では中高生を対象とた学習支援を行っています
代表者メッセージ
こどもたちの笑顔や安心がまんなかにある、循環型社会を目指して
こども食堂のお弁当やフードパントリーを利用する家庭には、それぞれの事情があります。共働きで忙しい家庭、手作りの食事を求めてくるこども達、こども食堂がなければ生活できないという家庭まであります。全国に9,131か所もあるこども食堂は、いまや地域のインフラと化しています。食の支援にのみならず、学習支援やフードパントリー、学校へ通えないこどもの居場所、それに関わる地域の方の居場所にもなっています。こども食堂は、食材の提供や寄付金で支援してくれる方、手伝ってくれるボランティアさん達に支えられています。それらの支援なしでは運営はできないですし、そこは感謝と優しさに溢れた明るい場所です。支援してくださる方々にどれほどの力をもらい、またどれほど励まされたか計り知れません。
全28小学校区にこども食堂を作ることは通過点に過ぎません。それぞれのこども食堂が継続できるように助け合い、こども達の笑顔や安心がまんなかにある循環型社会を作るのが、「熊谷こどもまんなかネットワーク」です。
寄付金の使い道について
生活困窮のこどもの支援活動
こども食堂、フードパントリー、学習支援の立ち上げ・運営・ネットワーク構築のための経費、こどもが自立するために必要な経費、未来のかたちを実現するための経費
■こども食堂での活用例
こども食堂の一食あたりを300円で提供した場合
3,000円▷10人分のこどものごはん代
30,000円▷100人分のこどものごはん代
300,000円▷1,000人分のこどものごはん代
600,000円▷2,000人分のこどものごはん代