全国にはおよそ2万名程度
朝鮮半島にルーツをもつこどもたちがいます。
そのうち正規の民族教育学校(ウリハッキョ)に通えるこどもたちは一部にすぎません。
その中でも父母の声の多くが『近くにウリハッキョがあるんだったら、通わせたい』、というご意見でした。
全国にウリハッキョの無い都道府県は23地域におよび、様々な理由で民族教育を受けられないこどもたちが多数います。
わたしたちKYC(在日本朝鮮青年商工会)はこうした子どもたちにむけてインターネットハングル教室など、朝鮮の文化や言語にふれあう機会を設けると同時に、
2023年より、年に一度、春休みを利用した「チョンサンフェ(青商会)学園」を開催しております。
今回で3回目となる本学園は、全国からウリハッキョに通えないこどもたちが集まり、
朝鮮の文化や言語、自分たちのルーツを学ぶ貴重な場となっております。
全国の同じような境遇の同世代と過ごす数日間は、こどもたちが在日コリアンとして
アイデンティティを築くうえでも貴重な体験になります。
趣旨にご賛同される方々の暖かいご協力をお願いいたします。
チャルプタッカゲッスムニダ!
2025-01-07 18:09
朴海里さんの応援メッセージ
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ぼくは、愛知県在住の小学校6年生、朴海里(パク・ヘリ)です。
第1回と第2回の青商会学園に参加して、全国から集まった50人くらいの仲間に出会い、ソンセンニンの講義やウリマル学習、民族打楽器や踊り体験。そして人工芝での運動会。最終日に披露した発表会。全てが新鮮でとても夢中になりました。
チョソンサラムの定番である七輪焼肉もとても美味しかったです。
3泊4日という短い時間でしたが、かけがえのない思い出をつくることができ、また全国にたくさんの仲間をつくることができました。
青商会学園を通して、ぼくは真のウリハッキョを知り、今後も関係を持つであろう大切な友達と出会うことができました。
また、自分がコリアンとしての誇りを持って、堂々と生きていこうという気持ちを改めることができました。
青商会学園を通して感じることは、とても多いと思います。
みんなで第3回青商会学園を盛り上げていきましょう!