みんなで子育てをおもしろがるカードゲーム(仮称) とは
ママ・パパ・おじいちゃん・おばあちゃんたちの喜怒哀楽のこもった「子育てのつぶやき川柳」約1600句をベースに作成中のカードゲームです。
ゲーム監修やクリエイティブディレクション等を、「あそび」×「まなび」をテーマに、まなびにつながるゲーム開発等を行なっている、一般社団法人アソボロジーさんにご協力いただいて作成しています。
遊び方(他の遊び方も開発中!)の一例としては、カルタのように、
各川柳に書き添えた選者評を読み手が読み上げ、
それがどの川柳のことを表しているか想像し札を取ります。
例えば、、、
(読み手)選者評を読む。
「勢いよく離乳食の入ったお皿をひっくり返す子。思わず昭和か!?とツッこみたくなる瞬間ですね。」
(取る人)子育ての一場面のシチュエーションを想像しながら、どの川柳に対する選者評か考えて取る!
正解の川柳:「離乳食 ちゃぶ台返し 令和だよ」
2023年12月に実施したテストプレイでは、学生から子育てベテランさんまで男性8割で実施しましたが、終始大盛り上がり!
父親としての愛が垣間見えたり、まだ子育て経験のない学生さんからは、子育てってこんなオモシロイんだ!との感想をいただけたりもしました。
子育て経験関係なく楽しめる
テストプレイでは、子育て経験のないメンバーも混じってゲームをしました。
子育てを経験しているしていない関係なく楽しめて、自然と子育てについてそれぞれの視点で考える時間になりました。
学生さんは、『うしろから 散らかる現状 みないふり』という句から、
「子育てはまだ想像がつかないけれど、自分が子どもだった頃にこれ妹とやったな〜と思い出しました。また、子育てって大変なこともあるけれど楽しそう!と思いました」という感想をいただきました。
これからお子さんも考えておられるという20代の会社員の方は、
『ドアの音 パパかと期待 振り返る』という句から、
「会社を出たらスイッチオフで、家でくつろぐという気持ちだったけれど、子育てを始めたら、玄関のドアを開けたら第二ラウンドスイッチオン!にしないといけないということを知れてよかったです」とのことでした。
ゲームをしながら、子育ての様子や、子育てする中での気持ちなどを想像することで、子育て経験に関係なく、楽しみながら子育てについて思いを馳せられるツールになっています。
子育てのことをもっと考えよう!子育て環境を整えよう!というと、どうしても経験しているかしていないか、が無意識に心の障壁になってしまうこともあると思うのですが、このカードゲームを媒介にすれば、ゲーム参加者が楽しむことによって、ヒョイっと壁を越えていける!みんなで子育てについて考えるきっかけとして最高のツールになります!!
教育現場や企業で普及したい
楽しみながら自然と子育てについて考えられるカードゲームです。
これからの人生の中で子どもを持つかどうかについても学び考える中高生の皆さんに、子どもを持つことの意味や、子育ての大変さなどについて真摯に考える機会を持つことと同時に、カードゲームを通して、子育ての楽しさや喜びも伝えたいです。
誰もが働きやすい環境を整えたい企業様へ、子育て経験関係なく取り組めるこのカードゲームを媒介に、社内で子育てをしながら仕事をするという状況についてみなさんで考えるきっかけに、活用してみていただきたい!
ご寄付で実現したいこと
①ええ紙でつくりたい
現在は、予算の関係もありダウンロード版での作成を進めていますが、遊んでいただくには、ダウンロードして印刷してもらう手間が発生してしまいます。
気軽にたくさんの人に楽しんでもらいたく、ええ紙に印刷してすぐに遊べるかたちでお届けしたいです。
※デザインは検討中で、今後変更が加わる可能性があります。
※共感のワーク等で使える付属アイテムとして、”感情チップ”(さまざまな表情の顔マークがチップになっているもの)も作成予定。
②まずは200個販売したい
子育ての社会化(みんなで寄ってたかって子育て)の機運を高めるべく、子育て支援の現場はもちろんのこと、地域自治体や、企業、学校等、さまざまなセクターの皆さんのお手元に届くように尽力したいです!
また、ゲームの面白さや、普及の意義を共感いただき、自らも普及者となってくださるような仲間を増やすという活動にしたいので、無料で差し上げることはせず、購入していただくスタイルで普及をします。
まずは200個、各セクターそして全国へきっかけを作りたいです。
販売先として例えば下記を目標にしたいと考えています。
・クラファンきっかけの全国の皆様 30
・全国の企業様へ 50
・全国各都道府県の子育て支援団体へ 46(京都以外)
・京都府の子育て支援団体 15(京都府内の全87拠点のうち3割)
・京都市の子育て支援団体 18(京都市内の全39拠点のうち5割)
・京都府の大学 10(京都府内の高校全32校のうち3割)
・京都府の高校 31(京都府内の高校全105校のうち3割)
まずは京都で主に活動を広げる予定ですが、地域は限定することなく全国へアプローチをかけていきたいと考えています。
③イラストもつけたい(ネクストゴールで)
せっかくの素敵な川柳作品(カードゲームにするのは厳選100作品の予定)にイラストをつけて、より楽しんでいただけるコンテンツにしたいです。
※イラスト例
活動・団体の紹介
京都子育てネットワークは、1997年から活動をはじめ、令和4年度で活動開始から25周年を迎えた団体です。京都市を中心に孤立した子育て(孤育て)の防止、つながり支え合う子育て環境の実現を目指し、時代に合わせたさまざまな活動を展開しています。
主に乳幼児親子を対象として、子育てを安心してできる居場所づくりから、子育てを共に支え合い楽しめる仲間や地域とのつながりづくり、そして支え合いの経験を地域や社会に発揮して地域の子育てを担うチカラとなって育まれ続ける、そんな持続可能な循環を生む居場所・関係・環境づくりを行っています。
活動の背景、社会課題について
活動の始まりは1996年、現理事長(藤本)のもとに、京都中のお母さんから「子育て仲間と出会える場所(子育てサークル)はどこにあるのか」という孤立感、不安感あふれる声が届きました。「なんとかしたい!」と、あらゆる広告の片隅からサークル情報を1年かけて探したことが、活動開始のきっかけとなりました。
活動開始から長らく経ちますが、子育ての形や社会環境は変わっても、孤立した状況で子育てをして子育てが苦しいものとなってしまうという課題は、根本的な解決がなされぬまま続いています。
さらにここ数年は、新型ウィルス蔓延の影響もあり、人と人が集う機会が減り(公園や、行政が運営する親子が集える場所、商業施設の子どもが遊べるスペース等の一時閉鎖や、イベント等の自粛とそれに伴っての予算削減等)、子育ての孤立化は加速の一途を辿っています。(あかちゃんが生まれてから半年間家から出ずに、家族以外の方とつながりを持てなかったという親子さんもいたほど、、、、!)
孤立した環境で不安を抱えながらの子育ては、虐待など悲しい結果を招いてしまう危険性も孕んでいます。
一人でも、子育てを支え合える仲間に出会えたら。
一言でも、地域の方に「何かできることあったらゆうてや」と声をかけてもらえたら。
子育ては、そもそも親や家族だけで担うものではなく、社会全体で担うもの!
京都子育てネットワークは、乳幼児親子さんが人と社会と支え合って、子育てがもっと楽しく、豊かな取り組みになるような活動、事業を展開し続けます。
活動内容の詳細、実績について
<主要な事業ご紹介>
つどいの広場事業
妊婦や乳幼児親子が、育児の不安や戸惑いを解消し、安心して子育てができるための居場所をつくっています。
0歳児を育てるママの元気をチャージ 産後デイステイ事業
宿泊施設やカフェ等と連携し、産後、精神的にも体力的にも負担感が大きい中で子育てを頑張るお母さんに休息の機会を提供するとともに、子育て仲間や支援者・地域の方々との出会いの場としていただける機会を提供する事業です。
講師派遣事業
子育てを通して体得していたスキルや技術等を、講師となって現役親子に還元する機会を提供する事業です。
出張一時保育事業
子育てしながらも、地域のことや趣味の活動、お仕事等自分らしい活動ができますように、サポートさせていただいています。
地域・行政・企業連携事業
様々なセクターと協働して事業を行っています。
<受賞歴> ※一部抜粋
内閣府チャイルド・ユースサポート章(2019年)
伏見区誕生九十周年 表彰(2022年)
令和3年度京都らしい宿泊施設表彰 受賞(2022年) 他
メッセージ
NPO法人京都子育てネットワーク理事長 藤本明美
趣味:山登り
地域で子育ての相互支援を始めて30年。
その間、育児グッズも子育て支援サービスメニューの選択肢も劇的に増え、「今のお母さんたちは恵まれているわねー」と子育てが一見楽になったかのような錯覚が社会に起きています。
片や、子育て層に冷たい「子育て無理ゲー社会」「子育て罰」という言葉が象徴するほど、子育てすることは幸福感とほど遠い社会にもなっています。
昔も今もこれからも、
あかちゃんは時間をいとわずなく泣きます。
イヤイヤ期だってやって来ます。
夫婦の歯車がかみ合わないことだってあります。
子育てにはいつだって苦労や不安がつきもの。
解消できるのは、助け合える人のつながりと知恵です。
子育ては楽にはならなくても「楽しく」なります!
同時に、周囲の人を「幸福」にするチカラだって持っています。
30年間、時代に添ったカタチで地域で子育て仲間や支援者同士がつながり、支え合える関係づくり、環境づくりを続けてきました。
幸せの循環を確信し、その輪を拡げています!
今こそみなさんのお力で、子育ての面白さに気づける「みんなで 子育てを おもしろがるカードゲーム」を社会に推し出してください。社会みんなで子育ての楽しさと幸せを分かち合いましょう。
寄付金の使い道について
いただいた資金はこのように使わせていただきたいと考えています。
無駄の無いよう、大切に使わせていただきます。
目標ゴール150万円で、カードを作成して全国さまざまなセクターへ紹介・販売したい!
人件費(寄付管理、カード制作企画運営、広報等) 22万
交通費(寄付依頼、販売活動等全国対応) 10万
カードデザイン(カード、仕様書、外箱) 35万
カード印刷(カード、仕様書、外箱) 73万
カード送料等(レターパック) 10万
セカンドゴール200万円でかわいいイラストをつけたい!
せっかくの素敵な川柳作品(カードゲームにするのは厳選100作品の予定)にイラストをつけて、より楽しんでいただけるコンテンツにしたいです。
イラスト代(100のカードに一つずつ) 50万円
金額1,000円 |
金額5,000円 |
金額10,000円 |
金額50,000円 | 在庫9 |
金額1,000円 |
金額5,000円 |
金額10,000円 |
金額50,000円 | 在庫9 |