公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター

京町家まちづくりファンド

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伝統的な木造家屋である「京町家」は、《生活空間》と《仕事空間》が共存する特徴をもつ都市住宅で、京都では今も多くの人が、京町家での営みを続けています。 しかし、古い建物の維持には膨大な費用がかかります。相続や改修費などの問題があり、京町家は年々減少しています。歴史都市・京都の象徴である景観や歴史ある建物が失われるだけではなく、京町家に宿るさまざまな「生活文化」も、共に失われていってしまう…… 京町家まちづくりファンドは、京町家への改修助成事業を通じて、所有者・居住者とともに、京町家をまちづくりの未来を育む「公共空間」として再生し、次の時代につないでいく取組を行っています。

京町家まちづくりファンドの原点

平成16年(2004)、京町家の変容や減少に胸を痛めた東京在住の篤志家の方から、「1軒でも、京町家を残して欲しい」という思いで、貴重なご寄附の申し出をいただきました。公益財団法人京都市景観・まちづくりセンターは、平成17年(2005)9月30日、このご寄附に背中を押される形で、京都市からの資金拠出、国からの資金助成を加えて「京町家まちづくりファンド」を設立しました。この基金は、多くの市民・企業からの寄附金によって運営されています。

京町家まちづくりファンドは、平成18年度(2006)からこれまでに、91件の京町家の外観改修を支援してまいりました。現在は重点的に『まちづくりの拠点となる京町家』『通り景観の修景』を助成先として選定し、活動を続けています。減り続ける京町家を次の世代に受け継いでいくため、皆さまからのご支援をお願い申し上げます。


いただいたご寄附は、京町家の保全に直接役立てられます。

京町家の維持・修繕には、相応の所有者負担がかかります。当ファンドは、特に『まちづくり活動の拠点となる京町家』『複数棟で一体として取り組む歴史的通り景観』に特化して、改修工事費用を助成します。

あなたからのご寄附は、助成金の原資となり、京町家の改修助成費用に充当されます。ただし、一定割合(一口あたり100万円以上は10%、100万円未満は15%)は当ファンド運営費に充当されます。


当ファンドへのご寄附は、『寄附金控除』の対象です。

公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター(まちセン)が運営する当ファンドへのご寄附は、公益法人税制による寄附金控除の対象となり、個人・法人それぞれ、寄附金の一部が還元されます。
 

個人の方

✓ 「所得控除」または「税額控除」のいずれか有利な方で、所得税の減免が受けられます。
✓ 京都府・京都市にお住まいの方は、個人住民税が控除されます。
✓ 相続財産を当ファンドに寄附いただいた場合、相続税が非課税となります。

 ※相続税の申告期限までに贈与をした場合に非課税となります。

法人の方

✓ 寄附金の額の合計額(又は特別損金算入限度額)の範囲で、損金算入ができます。

<特別損金算入限度額>
〔資本金等の額×事業年度月数/12×3.75 /1000+ 所得額 ×6.25/100〕×1/2
 ※寄附金の額が特別損金算入限度額を超える場合も、超える部分について一般寄附金の損金算入限度額の範囲内で損金算入できます。


ご寄附をいただいた方への特典

  • 改修プロジェクトの現場見学会や報告会、シンポジウム等のイベントにご招待します。
  • 活動報告書・冊子類をお送りし、活動の成果をご覧いただけます。
  • ※ご芳名をWebサイト等に掲載いたします。(非公開希望者は除く)

※こちらは、1回限りのご寄附をいただく方のためのお申し込みページです。毎月継続してご支援をいただける「マンスリーサポーター」にお申込みいただく場合は、こちらのページからお申込みをお願いいたします。

 

京町家まちづくりファンド
https://kyoto-machisen.jp/fund/

 

団体情報
公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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