京都YWCAにはW・M・ヴォーリズが設計した歴史的建造物があります。現在築85年のこの建物は「サマリア館」と呼ばれ、京都YWCAが推進する多世代多文化ふれあいコミュニティづくりの中心的な場所となっています。
「建物の風格は外観よりもむしろ内容にある」(※)というヴォーリズの言葉にあるように、サマリア館が全ての人にとって安心できる安全な「Home」のような居場所であるための整備が急務となっています。
京都YWCA設立100周年を機に、建築物としての魅力を活かしつつ補修を行います。サマリア館を、困難を抱える若い女性を主な対象に、食と「つながり」をテーマとする「居場所」として長く動態活用するために、皆さまのご支援をお願いいたします!
(※昭和12年『ヴォーリズ建築事務所作品集』より)
2022-08-24 09:11
サマリア館のキッチンをピカピカに✨
夏期休館が終了して間もない8月18日、サマリア館「うららかふぇ」のキッチンスタッフが、キッチンの大掃除に汗を流していました。「うららかふぇ」のキッチンは、それほど広くはありませんが、サマリア館改装の折に設備や道具を会員たちで検討しながら作ったものです。「かふぇ」の運営は順風満帆とはいきませんが、ここが「食」を通じていろいろな人たちの出会いの場、誰もが自分らしくいられる居場所になるように、みんなが願ってキッチンに立っています。掃除が終わってピカピカになったキッチン。明日からまたおいしいものが生まれます。★「続きを読む」ボタンで様子をご覧いただけます。
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