京都YWCAにはW・M・ヴォーリズが設計した歴史的建造物があります。現在築85年のこの建物は「サマリア館」と呼ばれ、京都YWCAが推進する多世代多文化ふれあいコミュニティづくりの中心的な場所となっています。
「建物の風格は外観よりもむしろ内容にある」(※)というヴォーリズの言葉にあるように、サマリア館が全ての人にとって安心できる安全な「Home」のような居場所であるための整備が急務となっています。
京都YWCA設立100周年を機に、建築物としての魅力を活かしつつ補修を行います。サマリア館を、困難を抱える若い女性を主な対象に、食と「つながり」をテーマとする「居場所」として長く動態活用するために、皆さまのご支援をお願いいたします!
(※昭和12年『ヴォーリズ建築事務所作品集』より)
2022-09-05 12:00
こんなことやりました!@サマリア館
毎月第1木曜日は、京都YWCAの文庫活動グループ「親子ライブラリー」がお送りする「えほんかふぇ」の日です。
今月のメインメニューは「ボルシチ」でした!
8月24日に独立記念日を迎えた今なお暴力にさらされているウクライナに人たちのことを覚えて、ウクライナにちなんだ絵本を配架しました。
ウクライナ民話絵本の画はどれも個性的で活き活きとしています。そんなすてきな絵を描いたのはウクライナとロシア、両方にゆかりのある画家です。同じ文化を共有し当たり前のように行き来してきた両国に平和が戻ってきますように。
「ボルシチ」の色鮮やかな赤色はビーツ(サトウダイコンの一種)によるもの。手を真っ赤にして料理していたスタッフから「ボルシチは時間が経つとオレンジ色になったよ」と聞きました。「ボルシチ」を食べた皆さんが笑顔になったのは、不思議な野菜ビーツの魔法かな??? ★「えほんかふぇ」の様子は「続きを読む」ボタンを押してくださいね。
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