リスママの2022年3大ニュース
①新ロゴ誕生、パンフレット・カード制作
団体として初めてオリジナルのロゴを作成しました。
さらに、団体パンフレットとおはなしDAYカードを制作しました。
制作過程についてはこちらのブログでも紹介させていただいていますが、団体の中でキーワードを引き出すワークショップを開催したり、内部だけでなく利用者さんや支援者さんにアンケートも実施したり、有志チームでアイデアを出し合ったりと、関係者みんなで作り上げていくことができました。
ご協力に心から感謝いたします。
また、こちらの要望に迅速にご対応いただいたり、親身になって関わっていただいたデザイナーさんにも感謝でいっぱいです。
出来上がったパンフレットやカードは早速、地域交流の場や子育て支援センターなどに設置され始めています。
ホームページにデータを公開し、ダウンロードもしていただけるようにしました。
(こちらのページの下部より可能です。)
②おはなしDAY通算2900回突破
2014年から開始されたおはなしDAYは、8年目の昨年2000回を超えましたが、早くも2022年に2900回を超えました。2022年の新規利用地域は、国内で6県、ヨーロッパで2国増えました。
開始から毎年右肩上がりで利用者は増え、リピーターも多く、「話せる場」「聴く力」の意義が広まりつつあることに大きな喜びがあります。
利用者さんからは「モヤモヤを話して気持ちが軽くなった」「自分へのゆるしがあった」「話しながら自分の気持ちに気づいたり、これからの道筋が見えてきたりと、最後には前向きになれた」など約150件の感想が寄せられました。
③嬉しい新規の研修・講演依頼などがありました
NPO法人フローレンス(インクルーシブ広場ベル)やホームスタートたいとうなど、子育て支援に関わる団体からカスタマイズ研修の依頼があり、複数回にわたる研修を実施できました。子どもや保護者の方の話を聴くときだけでなく、昨年の公立保育園の職員の全体研修と同様、共に活動する仲間数名に同時にご受講いただけたことで、スタッフ間に共通言語ができ、コミュニケーションがより円滑になること、結果「聴く力」が発揮されやすくなり文化として醸成されることへの期待が持てました。
また、過去の一校のPTA講座から上部組織となる政令指定都市内の区のPTA会長連合会からの講座依頼につながるなど、実績の積み重ね、ご縁の広がりも感じられました。
さらに、鹿児島大学市民公開講座で代表が講演するなど、子育て層に限定しない、より広い層に「聴く文化」の種まきができました。
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2023年に向けて
2023年は、世間によりわかりやすく、聴けるようになることや聴いてもらうこと(おはなしDAY)などの効果をご理解いただけるよう、大学研究室とも協働し、効果測定をしたいと考えています。
助成金の獲得を目指し、それを元に、聴くの学びをした受講生の講座受講後や利用者さんの20分話した後での変化、継続利用することでの変化などを定点観測し、具体的に自己肯定感の回復や孤独感の軽減、幸福度の増加などにどう寄与しているか、調査・研究したいと思っています。
そのためにも、パンフレット等の広報ツールを活用した新規利用者の開拓や、リスナー増に注力していく予定です。
ご支援の使い道
本当におかげさまで、2022年は団体パンフレットとカードを制作することができました。
次は、積年の希望且つ課題であったホームページの改訂をしたいと思っています。
自治体をはじめとする協働先・パートナー開拓の窓口機能を果たせるホームページを作成できるよう、資金、アイデア、技術など多方面でのご支援をお願い申し上げます。