認定NPO法人マドレボニータは設立27年目、NPO法人化から18年目を迎えました。この間、産後ケアを受ける方は増え、自治体の子育て支援も広がるなど、社会は前進しています。しかし、まだ情報にたどり着けない人も多く、産後うつなどの課題は変わらず存在しています。
私たちは産後ケア教室を続けるだけでなく、より多くの人に産後について知ってもらい、当事者以外にも支え合う輪を広げていくことが必要だと考えています。当事者だけでなく、まわりの人が産後について知り、声をかけ、支えることができる社会へ。
さらに、多胎児やひとり親など、育児に人一倍の体力が求められ、産後ケアどころではない方々にも「産後ケアバトン制度」を通じて支援を届けてきました。これまでに1,300人以上へ産後ケアを届けています。
啓発は息の長い活動、産後ケアプログラムの提供はいま目の前の産後家庭を支える活動。
どちらも、すべての家族がすこやかに子育てをスタートできる社会にしていくための種まきです。
知る人が増えれば、子どもたちの健やかな成長にもつながります。すぐに結果が見えなくても、必要なことだから続ける——それが私たちの使命です。
この息の長い活動を続け、さらに広げていくために、マンスリーサポーターとして支えてください。あなたの支えが、未来の産後ケアを変えていきます。
2025-06-30 14:56
人生の浮き沈みをまるごと楽しんで乗り越えるためのエッセンス🔴私たちからのメッセージ🔴

マドレボニータのインストラクター&スタッフが日替わりで、マドレボニータの活動に対する思いを綴っていきます。
今日は事務局スタッフ 木村由樹子からのメッセージです。
ぜひお読みください。
🔴産後ケアが必要な理由✨
私が初めてマドレボニータに出会ってから、10年が経ちました。
当時、私は北海道で0歳の子どもと二人暮らし。実家は関西、夫は海外へ単身赴任中という状況で、不安に押しつぶされそうになり、藁にもすがる思いで教室に駆け込みました。
その後、コロナ禍での二人目の出産も、3回の子連れ引越しも、大きなトラブルなく乗り越えられたのは、マドレボニータで出会った価値観と、それを基盤に培った考え方が良い影響をもたらしてくれたからです。
「体力」「対話」「セルフケア」。
マドレボニータが伝えているプログラムとその背景にある価値観には、人生の浮き沈みをまるごと楽しんで乗り越えるためのエッセンスがぎゅっと詰まっていると実感しています。
これは産後だけでなく、その後の人生を豊かに彩ってくれるものだから、母になった女性はもちろん、そのパートナーや家族、そして周囲の人々にも広がることを心から願っています。
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マドレボニータはこれからもすべての母と産後家庭が安心とつながりのある産後を迎え、誰もが尊厳を大事にできる社会をめざして活動してまいります。
この息の長い活動を続け、さらに広げていくために、マンスリーサポーターとして支えてください。
あなたの支えが、未来の産後ケアを変えていきます。
月のご支援額は500円から。
ぜひ、「マドレ応援団」としての応援をお待ちしております。