認定NPO法人マドレボニータは設立27年目、NPO法人化から18年目を迎えました。この間、産後ケアを受ける方は増え、自治体の子育て支援も広がるなど、社会は前進しています。しかし、まだ情報にたどり着けない人も多く、産後うつなどの課題は変わらず存在しています。
私たちは産後ケア教室を続けるだけでなく、より多くの人に産後について知ってもらい、当事者以外にも支え合う輪を広げていくことが必要だと考えています。当事者だけでなく、まわりの人が産後について知り、声をかけ、支えることができる社会へ。
さらに、多胎児やひとり親など、育児に人一倍の体力が求められ、産後ケアどころではない方々にも「産後ケアバトン制度」を通じて支援を届けてきました。これまでに1,300人以上へ産後ケアを届けています。
啓発は息の長い活動、産後ケアプログラムの提供はいま目の前の産後家庭を支える活動。
どちらも、すべての家族がすこやかに子育てをスタートできる社会にしていくための種まきです。
知る人が増えれば、子どもたちの健やかな成長にもつながります。すぐに結果が見えなくても、必要なことだから続ける——それが私たちの使命です。
この息の長い活動を続け、さらに広げていくために、マンスリーサポーターとして支えてください。あなたの支えが、未来の産後ケアを変えていきます。
2025-07-02 14:58
自分を大切にする時間を産後にこそ取って欲しいーー🔴私たちからのメッセージ🔴

マドレボニータのインストラクター&スタッフが日替わりで、マドレボニータの活動に対する思いを綴っていきます。
今日は理事の新井和奈からのメッセージです。
ぜひお読みください。
🔴私がなぜマドレボニータで産後ケアを伝えているか?✨
私はマドレに出会う前は、自分が思う完璧な、理想のお母さんになりたいと思っていました。
子供ファーストで、いいと言われるものは何でも取り入れて、周りから「いいお母さん」評価をもらいたくて。いつも他人軸で評価してもらうのを待っていました。良いお母さんと思われるために、一生懸命頑張っていた節があります。
でもそれは言い換えると、自分のことを犠牲にした上で子供に尽くす母であって、自分は後回しに、ないがしろにしていました。そのせいでいつも満たされない虚無感、コップの水がいっぱいにならない感じがありました。
そんな時マドレボニータのプログラムを受講して、運動と対話に取り組んで【私はどうしたいのか】を問われたら、私は「自分自身をもっと大切にしたい」という希望が見えてきました。
赤ちゃんはかわいい。でも赤ちゃんをお世話してる自分も可愛い、愛おしい、大好きって思えるように。
自分を大切にする時間を産後にこそ取って欲しいから、マドレボニータの産後ケアが必要!と思って、産後の方に届ける活動を続けています。
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マドレボニータはこれからもすべての母と産後家庭が安心とつながりのある産後を迎え、誰もが尊厳を大事にできる社会をめざして活動してまいります。
この息の長い活動を続け、さらに広げていくために、マンスリーサポーターとして支えてください。
あなたの支えが、未来の産後ケアを変えていきます。
月のご支援額は500円から。
ぜひ、「マドレ応援団」としての応援をお待ちしております。