認定NPO法人マドレボニータは設立27年目、NPO法人化から18年目を迎えました。この間、産後ケアを受ける方は増え、自治体の子育て支援も広がるなど、社会は前進しています。しかし、まだ情報にたどり着けない人も多く、産後うつなどの課題は変わらず存在しています。
私たちは産後ケア教室を続けるだけでなく、より多くの人に産後について知ってもらい、当事者以外にも支え合う輪を広げていくことが必要だと考えています。当事者だけでなく、まわりの人が産後について知り、声をかけ、支えることができる社会へ。
さらに、多胎児やひとり親など、育児に人一倍の体力が求められ、産後ケアどころではない方々にも「産後ケアバトン制度」を通じて支援を届けてきました。これまでに1,300人以上へ産後ケアを届けています。
啓発は息の長い活動、産後ケアプログラムの提供はいま目の前の産後家庭を支える活動。
どちらも、すべての家族がすこやかに子育てをスタートできる社会にしていくための種まきです。
知る人が増えれば、子どもたちの健やかな成長にもつながります。すぐに結果が見えなくても、必要なことだから続ける——それが私たちの使命です。
この息の長い活動を続け、さらに広げていくために、マンスリーサポーターとして支えてください。あなたの支えが、未来の産後ケアを変えていきます。
2025-07-08 15:10
「産後ケア」は人生を変える力を秘めている🔴私たちからのメッセージ🔴

マドレボニータのインストラクター&スタッフが日替わりで、マドレボニータの活動に対する思いを綴っていきます。
今日は産後セルフケアインストラクターの貫名ゆりからのメッセージです。
ぜひお読みください。
🔴なぜインストラクターとしてはたらいているか?✨
産後、目の前のことで精一杯。
愛おしい我が子の成長は眩しく、思っていた通りカラフルな世界だった。
でも寝かしつけ、授乳、家事…気づけば1日が終わっていて、SNSで友人の活躍をうらやんで、勝手に落ち込んで、「夫が私を幸せにしてくれるはず」とやり場のないもどかしさから夫にあたり、夫婦関係も崩れていく悪循環、カラフルの裏側にあるリアルをみた。
そんなときに出会ったのが、マドレボニータの産後ケアでした。
久しぶりに体を動かして、対話をして、呼吸が深くなっていく。心と体が少しずつほぐれていく中で、「私の人生もここにある」と思えたんです。
「こんな子に育ってほしい」と子どもに願うように、自分の人生を願っていい。
私はどうしていきたいのだっけ?と自分を真ん中において考えてみた、あの日から10年。
「産後ケア」には人生を変える力を秘めている、心から思います。
だからこそ、これからも「産後ケア」を続けていきます。
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マドレボニータはこれからもすべての母と産後家庭が安心とつながりのある産後を迎え、誰もが尊厳を大事にできる社会をめざして活動してまいります。
この息の長い活動を続け、さらに広げていくために、マンスリーサポーターとして支えてください。
あなたの支えが、未来の産後ケアを変えていきます。
月のご支援額は500円から。
ぜひ、「マドレ応援団」としての応援をお待ちしております。