2021年の丸木美術館の活動
今年も新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、大勢の人が集まるイベントを企画できない一年でした。
しかし、一年を通して通常開館は続け、次のような企画展を行いました。
●山内若菜展 はじまりのはじまり https://marukigallery.jp/3913/
●金原寿浩展 海の声 https://marukigallery.jp/4200/
●藤井光 爆撃の記録(特別企画) https://marukigallery.jp/4261/
●白川昌生展 ここが地獄か、極楽か。 https://marukigallery.jp/4430/
●大垣美穂子 Milky Way before the beginning – after the end 2021 https://marukigallery.jp/4654/
●生誕120年 丸木位里展 実験の軌跡をたどる(開催中) https://marukigallery.jp/4799/
●特別公開 大逆事件(開催中) https://marukigallery.jp/4837/
また、映像を制作してオンライン配信で遠くの方でも見ていただけるような新しい試みを行いました。
●5月5日 ライブ配信イベント:オンラインでめぐる丸木美術館「原爆の図」って何?
https://www.youtube.com/watch?v=VtzgxWvReGs
●8月6日 ひろしま忌オンライン配信特別企画:「広島から今日、そして未来へ ―核の時代に考える命と芸術—」
https://www.youtube.com/watch?v=iBG2wKnk-ew
※どちらもアーカイブ映像がご覧いただけますので、もしまだの方がいらっしゃいましたら是非ご覧ください。
オンライン配信で新しく丸木美術館を知ってくださる方がたとの出会いや、古くからのご支援者にも見ていただけることを嬉しく思いながら、またいつか皆さまが、心置きなく「原爆の図」の前に立つことのできる日を待ちわびています。
皆様からの温かいご支援のご報告
2020年度はコロナによる臨時休館への緊急支援募金に沢山のご寄付をお寄せいただき、おかげ様で2021年はコロナ禍による来館者数の減少にも大きな影響を受けずに、運営を続けられておりますことを大変ありがたく思っております。
さらに、丸木美術館の日々の運営を支えていただくマンスリーサポーター制度(月額寄付制度、2020年度スタート)にも多くの方にご参加をいただき、現在200名を超える皆様に支えていただいております。
https://www.congrant.com/project/marukigallery/1408
また、2017年から募集を行っている新館建設のための「原爆の図保存基金」の一環として、寄付者の方のお名前を壁画アートに残すドナーウォールプロジェクトを今年開始しました。スタートの7月20日〜12月末日までを第一期として募集を行っておりましたが、現時点(12月15日までの集計)で206件、3135万円の寄付を頂きました。
10万円以下の原爆の図保存基金へのご寄付も併せますと、544件・総額3609万円のご寄付を頂いております。皆様の温かいご支援に心から感謝申し上げます。
●原爆の図保存基金 ※自由金額でのご寄付
https://congrant.com/project/marukigallery/1369
●ドナーウォールプロジェクト ※1口10万円〜の壁画アート参加プロジェクト
https://congrant.com/project/marukigallery/3030
建設費総額にはまだまだ頑張りが必要ではありますが、皆様からご寄付と共に寄せられる応援のメッセージに勇気づけられている毎日です。この12月末で第一期を終えるドナーウォールプロジェクトは、来年2022年1月1日〜6月30日を第二期として、引き続き5000万円を目標に寄付を募集いたします。引き続きのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
今年も沢山の皆様にご支援を頂きましたこと、心より感謝申し上げます。来年も丸木美術館をどうぞよろしくお願いいたします。