「メダカのお弁当」とは
「メダカのお弁当」は相模原市でお弁当提供型子ども食堂を運営するNPO法人です。
学校で給食を食べられない/お弁当を持っていけない子ども達や、仕事と家事そして育児で朝食や昼食を作る時間がとることができないご家庭のために、平日毎朝7時からお弁当を無料でお渡ししています。
最初は我が子4人のお弁当を毎日作り続けるなかで「もう1つ2つ余計に作って困っている方にお渡しできないかな」と思って始めた小さな活動でした。4つ作るのも、5個6個つくるのも大して手間は変わりません。
始めてみると予想以上の反響をいただき、当初は5食前後と思っていたところ今では1日平均15食前後、この半年で1,500食を超えるお弁当をお渡しすることができました。
毎日お弁当をお渡しする時のご家庭の皆様と子ども達の最高の笑顔のためにこれからも毎日お弁当を作り続けます。
さらにお弁当をご提供しているご家庭限定で、月一回温かいお食事を提供する「メダカの食堂」も開催しています。子育てやお仕事のお悩みを食事をしながらご相談する会で、こちらもとても好評です。
まずはお腹いっぱいになってから!!
自分の夢や未来のために頑張ることはとても大切ですが、そのためにはまず「お腹いっぱいになる」ことがとても大切です。
人間の欲求にはいくつかの段階があり、最終的な自己実現の欲求を満たすための第一歩は「生命の安全欲求」であり「生理的な欲求」なのです。生きるために、まずは空腹を満たさなければその次には進めません。
「ご飯なんかいいからとにかく勉強しなさい」「やらなきゃ食事抜きだよ」というのは必死さをあおりお尻をたたいているようですが、かえって逆効果です。まずはしっかり食べてから。お腹がいっぱいになってこそ、次への意欲がわいてきます。
これは子ども達だけでなく、私たちも大人も同じですよね。
また、食事は毎日のことです。かりに今日満たされたとしても、明日はどうなるんだろう、明後日は、来週は、来月は、と不安は常について回ります。人は希望があってこそ先に進める。ですので、時々の支援ではなく、毎日の食事支援をしていきたいと思っています。
それが「メダカのお弁当」の基本理念です。
地域の子ども達とご家庭のために美味しいお弁当を
このページに辿り着いてくれて、ありがとうございます。「NPO法人メダカのお弁当」の理事長、鈴木雄大です。
子ども達に毎日美味しいお弁当を食べてほしいという思いと、そして忙しいご家庭の皆様の少しでもお役に立てればと学習塾を経営しながら、夫婦2人で「メダカのお弁当」を立ち上げました。
2022年4月14日活動開始から半年、今では毎日15人以上のお弁当をご提供しております。
この活動をさらに発展・維持させていくために活動に賛同してくれる仲間も増え、同年11月22日「いい夫婦の日」に「特定非営利活動法人メダカのお弁当」として設立登記いたしました。
この場所は、地域の皆様と子どもたちにとって無くてはならない場所になりました。これからも子ども達とご家庭の味方であり続けるために皆さまからの温かいご支援をお待ちしています。
NPO法人メダカのお弁当
理事長 鈴木雄大
ご支援の使い道
「NPO法人メダカのお弁当」は、皆さまからのご支援で成り立っています。
運営費に関しては経営する学習塾の売上とSNSを通じてお知りいただいた方々からの温かいご支援で賄っております。
一方でご提供する食数も飛躍的に増え、さらなる活動の維持・発展にはより多くの皆様方からのご支援が必要です。
また、取りに来たくても来られないご家庭のために現在は自転車で配達をしておりますが、配達エリアの拡大や天候が悪い時にも配達できるように専用のバイクの購入費と維持費に充てたいと考えております。
さらに、お弁当のご提供によってお腹が満たされた子らが自己実現のための次のステップに進むことが私たちの最終的な願いですので、その子たちのための支援金を支給できればと思っております。参考書代やノート代といった基本的な学習支援に加え、「経験」が圧倒的に少ない彼ら彼女たちのために例えば映画のチケット代や博物館チケットなど様々な経験ができる資金をお渡しして次のステップにつなげてほしいと思っています。そのような「子育て支援金」にも充てたいと考えております。
皆さまからのご寄付は、主に食材や備品の購入費と配達用バイクの購入費・維持費、そして「子育て支援金」として使用させて頂きます。
皆さまからのご寄付は、主に食材や備品の購入費と配達用バイクの購入費・維持費として使用させて頂きます。
お弁当をご提供させていただいたご家庭や子ども達からの温かいメッセージも続々と届いております。
ぜひ多くの皆様方からの温かいご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。