公益財団法人みらいファンド沖縄

新崎盛暉平和活動奨励基金

沖縄における市民による平和と人権活動を支援するために 戦後沖縄では、民衆が自発的に地道に活動を続けることで権利を実現させてきました。市民が自らの発意と創意、知恵と熱意で取り組む市民律の平和活動は、世界平和の礎です。 新崎盛暉平和活動奨励基金は、「民衆の力」を信じ続け沖縄現代史研究者で平和運動の伴走者であった故新崎盛暉先生の名を冠し、市民による平和と人権活動を支え続けています。

※こちらは、みらいファンド沖縄の「じぶん基金」に選ばれた、新崎盛暉平和活動奨励基金運営委員会が実施するプロジェクトです。

活動主体

新崎盛暉平和活動奨励基金運営委員会
高嶺朝一 長元朝浩 三宅俊司 松田寛 浦崎成子 城間勝  親川裕子 我部聖

活動内容の詳細、実績について

沖縄の歴史を踏まえ、沖縄の平和と人権を守る創造的実践、研究を行う活動を助成しています
2017年度第1期〜2023年度第7期まで、毎年個人、団体に助成をおこなっており、これまで、米軍基地建設による自然環境への影響に関する研究や情報公開請求による調査活動、米軍航空機騒音の測定と解析、聞き取り調査による地域史研究などに助成をおこなってきました。

▼2023年度 第7期助成金採択者
・神里菜月さん「平和学習イベント みらいフェス」
・「沖縄「平和の礎」名前を読み上げる集い」同実行委員会
・「沖縄県小中学生のための「琉球・沖縄の歴史教育」普及推進・啓発活動」 沖縄県小中学校歴史教育研究会
・「未来につなぐ「てぃだ結の浜」フォトコンテスト」美ら海を未来に残したいうちなーんちゅの会
・褒賞 宮村みつおさん 「万国津梁の鐘」碑文を通して改めてアジア・世界の平和を考える
いずれの応募者も、2022年に始まったウクライナ戦争や台湾有事への防衛力強化策とされる与那国、宮古、石垣での自衛隊配備など、平和構築とは相反する世界や政府の動きに、沖縄を再び戦場にしないための取り組みを主眼にした点が高く評価された。


基金の使い道について

沖縄の歴史を踏まえ、沖縄の平和と人権を守り、沖縄を世界の平和の拠点とする市民の創造的実践活動、研究活動に助成を行っています。

事務局からのメッセージ

新崎基金発足後、8個人6団体へ助成してまいりました。市民による地道な活動でありながら、資金確保が難しい平和や人権活動に役立ててほしいとの新崎先生の基金設立の思いを繋ぎ、沖縄から平和な社会を創り続けていくために、引き続き基金活動を続けていきます。皆さんのご支援をお願いいたします。

団体情報
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コングラント」で作成されています。
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