金銭的な理由で、「体験」のための移動が制限されている小中高校生のために
本基金は、全国大会への派遣など、様々な体験に伴うあらゆる移動に対して、その子が生まれた場所や家計状況に左右されることなく担保されることをめざし、主に派遣費用に対する助成とその課題の啓発活動に活用する予定です。
※こちらは、みらいファンド沖縄の「テーマ型基金」である「沖縄・離島の子ども派遣基金」です。基金からの助成を通じて、みらいファンド沖縄がプロジェクトを実施しています。
活動・団体の紹介
高額な派遣費が家計の負担に
沖縄は島しょ地域のため、他県に比べて移動費がかさみます。その結果、家計への負担が大きくなり、家庭によっては子どもたちが遠征費を諦めたり、部活動等自体を辞めざるを得ないケースも出てきています。
みらいファンド沖縄は、この問題を解決につなげるアプローチを模索するため、休眠預金活用事業応募・採択され、「沖縄・離島の子ども派遣基金事業」を2020年度～2022年度の3か年実施しました。当団体で選定した下記3団体を通じて、子ども達への旅費負担を行いながら、派遣費に関する実態調査を行いました。
・一般社団法人サッカー協会
・株式会社ハブクリエイト
・特定非営利活動法人豊見城市体育協会
休眠事業を通じて得た知見（以下の白書参照）を世の中と共有しながら、今後、以下の活動を予定しています。
①個別大会基金のブラッシュアップ
②困窮世帯が気兼ねなく応募できる給付型奨学金型の基金の議論
③沖縄県に対する離島施策の充実と、ふるさと納税活用への提言
④メディアと協働した啓発活動
⑤子どもの権利保障を目的として運動への参画
⑥各競技団体と地域企業をつなぐ基金プロジェクトの始動
⑦手配の相談や夏場の旅費コストダウンを目指した「派遣ワンストップサービル（仮称）」の実行可能性調査
活動内容の詳細、実績について
基金の使い道について
主に沖縄の子どもたちや帯同者の派遣費用に対する助成と「派遣費問題」の啓発活動に活用する予定です。
