※こちらは、みらいファンド沖縄の「寄付と助成のプログラム たくす」により選ばれた、沖縄県小中学校歴史教育研究会が実施するプロジェクトです。
活動・団体の紹介
私たちは、病気や障がいの有無にかかわらず一人一人の子どもが子どもらしく生きる権利を保障し、沖縄に「優しさとケアが循環するまち」をつくることで、病気や障がいをもっていても誰もが安心してイキイキと生きていくことができる社会の実現に寄与することを目的とする団体です。その手段の一つとして沖縄に「コミュニティ型こどもホスピス」を開設することを目標に活動を行っています。
・「コミュニティ型こどもホスピス」とは?
「ホスピス」というと多くの方は、緩和ケア病棟や緩和ケア病院をイメージするかもしれません。しかし、「コミュニティ型こどもホスピス」とは、病院のような医療を行う場ではなく、難病や障がいをもつ子どもたちが安心して遊ぶことができる遊び場をつくります。
活動内容の詳細、実績について
①生命を脅かす病気や障がいをもつ子どもと家族へのホスピスケアを始めとする全人的ケアの提供
②小児緩和ケアに関する普及・啓発及び人材の育成に関する事業
③コミュニティ型こどもホスピスの建設及び運営の助言に関する事業
④「優しさとケアが循環するまちづくり」に関する事業
2022年に団体を結成し活動をしています。これまで、国内のコミュニティ型こどもホスピスや他団体などを視察や聞き取りを行って来ました。また、以下のような活動の他、講演会などで小児緩和ケアについての普及啓発を行なってきました。
2022年12月「沖縄こどもホスピスのようなものプロジェクト設立イベント」
2023年4月「第1回映画を観て、話す会」開催(映画:「こどもかいぎ」)
2023年7月 移動型こどもホスピス実施(県外から難病をもつ子どもとその家族を招き沖縄を満喫するツアーのサポート)
2023年11月 「はじまりのうた2023 」開催(こどもホスピスや小児緩和ケアについての普及啓発)
2024年2月「第2回映画と観て、話す会」開催(映画:「ケアを紡いで」)
2024年7月「第1回しるケア・するケア・しないケア」(小児がん、病児教育)
基金の使い道について
私たちの目標の一つである「コミュニティ型こどもホスピス」が開設されるまで数年はかかります。しかし、その間にも難病や障がいをもつ子どもはおり、その子どもたちが子どもらしく遊び・学び・安らぐ場を継続的に提供するための活動資金としてご寄付を募ります。まだ、私たちは場所がないために、場所にかかる費用や、インクルーシブ遊具、その他子どもがやりたいことを行うために必要な資金として活用させて頂きます。