誰もが孤立しない 社会の実現を
”誰かのそばに、誰かがそばに、そっと寄り添ってくれるような居場所がある。”
それが当たり前となる社会が実現すれば、自身の境遇にいきづらさを感じ、未来を見失うこともなくなるでしょう。
”誰もが経験するかけがえのない子ども時代”
地域の多種多様な大人とのあたたかな関わりで居場所が子どもの拠り所になる。
地域の皆様お一人おひとりのご協力、ご支援があってこそ実現できる支援です。
居場所には課題が有るか無いかに関係することなく、年齢に縛られず、すべての人が立ち寄れ自分の居場所にすることが出来る。子どもや親 シニア世代への架け橋となり社会的孤立から様々な社会問題に陥るリスクを取り払う為活動を致します。
※下関市安岡地区で活動している居場所の様子です。
皆繋が生まれた社会的な背景
社会的孤立大国 日本 ※OECD society at glance2005 -家族以外の人と交流のない人の割合-
先進国の中でも日本は、「家族以外の人」と交流がない人の割合が15.3%と非常に高く、3世代世帯数の減少や少子化により将来的孤立リスクが非常に高い状況です。
地域では家族構成も変化し核家族世帯が増え、ご近所の縁が疎遠になっています。子ども会などの活動も減り子どもは親以外の大人との関わりが無くなっています。
子どもを支える ”手” が圧倒的に少ないのが現状です。
配偶者や子どもが居なくなったときに、あなたは何人の方と日常的に関わりがあるでしょうか?
あなたが体調を崩したときに、頼れる人や心配してくれる、心配する人は何人いるでしょうか?
たくさん居なくても大丈夫です。
一人でも居れば、何カ月も自宅で亡くなり放置されることもなかった、また助かった命もあるかもしれません。
このような問題は大都市だけでなく田舎でも当然交流のない方が多くなっています。
現代日本が抱える問題のひとつです。
子どもが抱える 孤立感 ※Unicef innocenti resach centre 2007
日本に住む子どもは孤独感を先進国の中で一番感じている。
約3割の子どもが孤独を感じることが分かっている。
子どもの貧困や将来不安感においても、先進国の中でも高いまま推移し続けています。
またOECDの調査で自分に満足しているか(自己満足度)においてもOECD加盟国中最悪となっています。
皆繋が調査した結果でも同様な結果が表れています。
子どもの貧困
日本の子どもの貧困率 ” 13.9% ” 7人に1人の割合で問題を抱えている子が居るということになる。
さらに一人親家庭になると50.8%と割合が増加する。
子どもの貧困は非常に目に見えづらくなっており、関わりが無い限り分からないことの方が多い。
これらの問題は様々なところで歪みを生み ” 子どもたちの体験格差 ”に繋がっている。
「子どもにご飯や携帯を与えるために母親が一日1食にしている」
「クリスマスのパーティーをしたことが無い」
「誕生日にケーキが無かった」
など厳しい環境を聞くことも多いのが現実です。
子どもの心の中にはしこりが残りボソッと私たちに伝えてくれることもあります。
このような ”体験の格差” ”イベント格差” が積み重なると場合によっては自信を無くすことに繋がります。
NPO法人皆繋の活動
ICS こみゅすぽ安岡の実施様子(子どもたちの居場所)
レモネードプロジェクト実施の様子(社会貢献教育プログラム)
ORANGE SANTA PROJECT でクリスマスディナーを楽しむ様子(クリスマスキャンペーン)
角島デイキャンプの様子
WELFARE HACK DAYの実施様子
新型コロナウイルス拡大における 皆繋の緊急支援
運営団体 NPO法人皆繋の活動概要
2016年
10月 団体設立
2017年
8月 レモネードプロジェクト(子どもの社会貢献教育 キャリア教育) 実施
2018年
4月 Welfare Hack Day(地域の社会問題解決)実施
7月 角島デイキャンプ(子どものイベント格差是正)実施
12月 ラッキークリスマスキャンペーン 下関市 実施
2020年
3月 子育て家庭コロナ禍生活実態調査
お弁当PROJECT 3028食 7小学校区に配付
5月 オンライン教育環境支援
子育て家庭支援給付金 ( 山口県域 100名の子育て家庭へ返済不要の給付金
飲食-宿泊業の廃業-失業に伴う負のインパクトとその回避に関する要望書(下関市へ提出)
町のお弁当PROJECT 3004食 8小学校校区に配付
学生生活継続支援補助金 全国27名 山口県で生まれ育った学生 下宿生へ返済不要の支援金
山口県学生未来応援ファンド 設立 (企業寄附を募り7月末に終了)
山口県子育て環境をより良くするためのアンケート調査実施
2021年
4月 山口県 口腔衛生に関する調査実施 ( 山口県歯科医師会 依頼 )
5月 山口県 口腔衛生に関する調査報告 ( 山口県歯科医師会,学校教育施設への報告 )
ご支援の使い道
頂いた寄附金については、その全てを、地域社会のために活用させていただきます。
居場所のご寄附使用例
月々/1,000円 子どもたちの文房具、テキスト代に相当します
月々/5,000円 子どもの10名分の食事を準備することができます
月々/10,000円 1日/10名の子どもが居場所に通うことができます