オレンジサンタプロジェクト®とは、経済的に余裕が持てず、温かいクリスマスを迎えられない状況にある親子の元に、オレンジのサンタクロースが、クリスマスのディナーや親子で遊べるゲームなどを贈り、決して忘れない親子の喜びに満ちた思い出をつくってもらうという活動です。
2023年、オレンジサンタがやってくるのは...
2年目の今年は、昨年の開催で把握した足立区の子育て家庭のデータを基に、経済的に困難な状況にある家庭にオレンジサンタさんからの支援を届けます。
まずはこちらの動画をご覧ください( *´ω`* )/
【動画】子どもの心に光を灯すオレンジサンタプロジェクト®
オレンジサンタプロジェクト®が生まれた背景
コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で経済的にひっ迫する子育て家庭が増え、その余波は現在も続いています。「賞与が激減し、賞与支払いが厳しく貯金を切り崩して、この先が不安だ。」「職場からパートの労働時間を減らすように言われ、収入が減ったため、掛け持ちをしている。」など様々な声が届き、収入がかなり不安定となっています。
元々、予備力が少ない家庭においては、大変厳しい状況ですが、そのような家庭が少なくないのが現状です。
ですが、深刻な問題は、経済的なことに限りません。子育て環境という観点で見ると、子どものために昼夜問わず働いている共働き家庭・ひとり親家庭があり、手作りの食事を与えられない、一緒に食べられない、子どもが常に孤独な状態である、など他にも子どもの心の成長に支障をきたす様々な問題があります。
この問題を解決するため、2018年に山口県下関市でスタートしたオレンジサンタプロジェクト®の活動。私たちはまず、子育て家庭を対象に、幅広く支援する『ラッキークリスマスキャンペーン』を開催し、多くの子育て家庭に関わり、目に見えない深刻な問題を把握したうえで、どのような支援がどれくらい必要であるのかを調査、分析しました。
そして、子育て家庭の問題は、物心両面様々な形があり、解決には多角的な支援が必要であることが分かり、地域とも問題を共有し、支援に繋げることができました。
このことは、山口県に限らず他の市区県でも起こっているはずだと感じた私たちは、この活動を全国に広め、日本の子どもたちが抱える課題、本当に必要な支援・施策を、国や行政、教育現場に向けて提示し、子どもの未来、日本の未来を守りたいと思っています。
☆あるオレンジサンタさんの思い☆
私がオレンジサンタになったのは、
『クリスマスを孤独に過ごす子どもをなくしたい。』と思ったから。
そうしてクリスマスが近づき、イルミネーションに彩られた街並みを眺めながら、
『今年のクリスマスは、一人でも多くの子どもが、幸せに過ごせますように…。』
と、思いを馳せた。
クリスマスが過ぎたある日、仕事から帰宅すると、1通の手紙が届いていた。
「オレンジサンタさんありがとう
クリスマスに おなかいっぱい ごちそうをたべたよ
ママとゲームもして いままでで いちばんたのしかった
ありがとう こうた」
私の心は、一気に、幸せな気持ちで満たされた。
これは、予想外だった。
私たちの社会の未来を創るのは、子どもたち。
だから、子どもは社会の宝。
本当に、心から、そう思った
私は、これからも、子どもたちのオレンジサンタでいたい。
オレンジサンタプロジェクト®の流れ
はじめてのオレンジサンタプロジェクト®開催地では、ラッキークリスマスキャンペーンとして、第一子が3歳~15歳までの子育て家庭を対象に幅広く募集します。応募にあたっては、子育て環境についてのアンケートを実施しデータの分析調査を行います。クリスマスディナーとパーティーツールの支援は抽選で行います。
次年度からはスポンサーの意向を考慮しつつ、概ね2つのパターンで開催していきます。
- オレンジサンタアクションとして、初年度に申し込みのあった家庭の中から、支援すべき基準に達した家庭に絞って支援を届けるパターン。
- ラッキークリスマスキャンペーンとして、広く募集を募るが、支援すべき基準に達した家庭を対象にオレンジサンタアクション枠を設け支援し、その他の家庭を抽選で支援するパターン。
この手順で、多くの子どもたちにクリスマスの思い出を届けます。
『オレンジサンタプロジェクト2023 inあだち』は、2年目の開催です。昨年度のデータを基に、支援が必要とされる57家庭にクリスマスディナーを届けます。
プロジェクト実施スケジュール
11月10日~12月22日 オレンジサンタ募集期間
12月23日~12月25日 クリスマスディナー受渡期間
足立区のライフ6店舗でディナーセットが受け渡されます。
<受渡店舗>ライフ江北駅前店 ライフ六町駅前店 ライフ竹の塚店 ライフ大谷田店 ライフ扇大橋駅前店 ライフポンテポルタ千住店
目標金額と支援金の使途詳細
目標金額:700,000円
<内訳>
・クリスマスディナーセット: 約9,000円×57家庭分=約513,000円
・パーティーツール+パーティーガイド: 57家庭分=約87,000円
・諸経費(事務費/広報・ツール制作費/郵送費 等): 約80,000円
・クラウドファンディング手数料(3.4%)+消費税: 23,800円
▶ネクストステージ達成の場合は、更に25家庭を支援できます٩(ˊᗜˋ*)و
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターンについて
<寄附をいただいたみなさんに>
・サンクスレター
<1万円以上の寄附をいただいた方に>※1万円で1家庭にクリスマスパーティを届けられます。
・支援を受けた子どもからオレンジサンタさんへの手紙(支援家庭からのレター返信数の関係上、レターの写しになる場合がございます。ご了承下さい。)
・活動の報告
オレンジサンタプロジェクト®のよくある質問
Q1.なぜディナーをプレゼントするのですか?
A1.子どもにとってクリスマスのヒーローはサンタクロースです。しかし、家族と過ごすパーティーも大事な要素です。パーティーを支援することによって、家庭の経済的負担を和らげることができれば、サンタクロースが子どものためにプレゼントを準備できる環境に近づけられます。
Q2.なぜオレンジなのですか?
A2.子どもは、いずれサンタクロースを卒業する時が来ます。その時に、赤いサンタクロースからの愛情の深さに触れます。その機会を子どもに届けるためには、赤いサンタクロースのサポート役、ちょっと色の薄いオレンジのサンタが必要なのです。
☆オレンジサンタがいる本当の理由☆
クリスマスの1日に込められた、オレンジサンタの願い。
それは、
『子どもたちが社会をしっかりと生き抜く力を育んで、愛着の絆を、未来に引き継いで欲しい。』
といこと。
実は、りんとコウタが、クリスマスでオレンジサンタにもらったのは、
『生き抜く力』
クリスマスに親の無償の愛をしっかりと受け取ったりんとコウタの心は、
社会を生き抜く力として欠かせない”自己肯定感”を育みます。
自己肯定感とは、自分の価値や、存在意義を肯定する感覚のことです。
自己肯定感は、自発力や発見力、思考力、コミュニケーション能力、表現力など、
子どもたち自身が未来を切り拓き、生き抜くことができる成長の土台となります。
たった1日。
ただ、とても尊い、貴重な1日。
この1日を、全ての子どもに贈りたい。
子どもたちの未来のために。
日本の未来のために。
オレンジサンタプロジェクト®の歩み
▶2018年
プロジェクトの発足。下関市で開催。390家庭の申込みがあり、クリスマスディナーを85家庭に、アンケートのお礼を込めたWチャンスとして、1,000円分の商品券を60家庭に贈ることができた。
協賛企業:株式会社イズミ
▶2019年
エリアを追加し、下関市と山口市の2市で開催。合わせて1254家庭の申込みがあり、クリスマスディナーは計200家庭に、Wチャンスの商品券を計600家庭に贈ることができた。
協賛企業:株式会社イズミ
▶2020年
エリアを追加し、下関市、宇部市、山陽小野田市、山口市の4市で開催。合わせて1251家庭の申込みがあり、クリスマスディナーを計250家庭に、Wチャンスの商品券を計300家庭に贈ることができた。
協賛企業:株式会社イズミ
▶2021年
コロナ禍における度重なる自粛要請により、支援の環境が整わず、プロジェクトの開催を断念したものの、オレンジサンタ(企業様)からお申し出をいただき、経済的に困難な状況にある下関市の24家庭にクリスマスディナーを贈ることができた。
協賛企業:株式会社イズミ
▶2022年
このプロジェクトを全国に拡げ、多くの子育て家庭に支援を繋げていくため、東京都足立区での開催を決めた。関東圏に店舗を展開する企業様、足立区のオレンジサンタ(企業様)の協力を賜り、クリスマスディナーを100家庭に、Wチャンスの1000円分商品券を300家庭に贈ることができた。
オレンジサンタ企業:日本カニゼン株式会社
株式会社大昌運輸
協賛企業:株式会社ライフコーポレーション
大塚製薬株式会社
山崎製パン株式会社
そして、2023年は、
昨年のプロジェクトで把握した東京都足立区の経済的に困難な状況下にある子育て家庭にオレンジサンタの支援を届けます!
オレンジサンタ企業:株式会社エフジーエム
シオガイグループ
パレットキッズ
学習教室edu_bridge
引き続き募集中です!足立区の子どもたちへご支援よろしくお願いします!
協賛企業:株式会社ライフコーポレーション
大塚製薬株式会社
ダイドードリンコ株式会社
株式会社ロッテ
株式会社湖池屋