「かなしくないのに、涙がでちゃった」
コンサートのあと、5歳の子が先生にそう言いました。
そんな小さな小さな心を動かす体験が、子どもたちみんなのものであってほしい。
そんな体験を通して、子どもたちの豊かな心が育まれる社会であってほしい。
だから、私たちは音楽を届けています。
ようこそ、未就学の子どもたち
6歳までが心や感性の成長に大切
子どもの感性は、6歳までにおよそ8割以上が成長すると言われています。文化庁による「文化芸術の振興に関する基本的な方針」では、本物の文化芸術に触れることは、“豊かな感性や創造性,コミュニケーション能力を育む”としており、“できるだけ幼い頃から,子供たちが多彩な優れた芸術,伝統文化や文化財に親しむ機会を充実する”と掲げられています。

※出典:「スキャモンの発達・発育曲線」
未就学児の文化芸術体験には国の予算がつかない
文化庁の「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業」では、文化芸術に触れる体験機会に、年間約60億円(令和7年度)の予算が取られています。しかし。その対象は小学生以上。心や感性の発達に一番大切な時期である未就学児は対象ではありません。

だから私たちは“本物の体験”を子どもに届けます
私たちは、心や感性の発達に特に大切な時期である未就学児を中心に、五感を使い心の動く“本物の体験”を届けています。
2009年の設立以来、プロの音楽家による参加型クラシックプログラム「みんなのコンサート」を、全国の幼稚園・保育園や地域の施設で開催し、これまでに13万人以上の子どもにコンサートやプログラムを届けました。コンサートで培った子どもの感性を引き出すノウハウをもとに、幼稚園・保育園向けのプログラム提供や小・中学校・特別支援学校等での活動も展開しています。

「静かに聴きましょう」というお約束はなく、0歳から大人まで、みんなで楽しむことができます。いつもの場所で、いつもの仲間とできる“本物の体験”を大切に、感じる心、表現する力を引き出すプログラムづくりをしています。

コンサートで演奏をするのは、オーディションでの選考を通ったプロの音楽家です。本格派のクラシック演奏だけではなく、独自の研修を経た「子どもに音楽を届けるプロフェッショナル」だから、子どもの心をつかみ、最高の音楽との出会いをつくり出すことができるのです。


独自のプログラムやノウハウと「子どもに音楽を届けるプロフェッショナル」の活躍により、各園から高い評価を受けています。

コロナ禍でこれまで以上に「体験格差」が社会課題として浮き彫りになりました。私たちは、この五感を使い心の動く“本物の体験”を、家庭環境や教育環境に関わらず、すべての子どもに届けたいと考えています。
代表者メッセージ

“楽器を手にする子どもは、武器を手にしない”
当時のコロンビア大統領の言葉に背中を押されて、この「みんこと」を立ち上げました。子どもと音楽<世界共通のコミュニケーションツール=みんなのことば>の最高の出会いをつくることで、1人1人の心に大切な種を植えていく活動です。その結果は、すぐにはわからないし、目に見えるものではないかもしれません。しかし、それぞれの心の種はやがて芽を出し、その子に新たな選択肢を作り可能性を広げて、花を咲かせます。
それぞれの花が咲く、やさしく豊かな未来を作るこの活動に、ぜひご参加・ご支援ください。
NPO法人みんなのことば
代表理事 渡邊悠子
寄付金の使い道について

ご寄付は、予算と機会のない、主に未就学の子どもたちに“本物の体験”を届ける活動に活用させていただきます。
10,000円のご寄付で
コンサート1回分のアーティスト交通費・楽器運搬費を支援できます。
30,000円のご寄付で
50名の子どもに“本物の体験”を届けることができます。
100,000円のご寄付で
200名の子どもに“本物の体験”を届けることができます。
200,000円のご寄付で
1回のコンサートを実現できます。「コンサートパトロン」として、ご指定の施設へコンサートをプレゼントすることもできます。

温かいご支援が、1人でも多くの子どもに“本物の体験”が届く原動力となります。ぜひ活動にご参加いただき、子どもの心を育てる体験を一緒に届けてください。

