みんなのピアノ協会
一般社団法人

子どもがピアノを、あきらめない社会を。

【活動のきっかけ】 「ピアノはお金持ちの家の子どもがやること」という言葉に憤り、私たちは立ち上がりました。経済的な理由から、大好きなピアノをあきらめる子どもたちがいる現状に心を痛め、誰もが音楽を楽しめる社会を目指しています。 【私たちの活動の柱】 高額なレッスン費用や、退屈で辛い練習などの課題を解決するため、私たちは独自の学習プログラムを開発。ピアノシェア、最新テクノロジーと教育理論を融合したメソッド(スタインウェイ元CEO考案、世界で2千万人利用)、そして好きな曲で学ぶ楽しさ(「好きこそものの上手なれ」、内発的動機の喚起)の3つを組み合わせました。 【具体的な成果とインパクト】 このプログラムは多くの成果を生んでいます。両手弾きが3日で可能になるなど、短期間で目覚ましい上達を実現。さらに、従来のピアノ教育のわずか10分の1の費用で、質の高い学習機会を提供します。あなた様の寄付は、月1,000円で8人の子どもが1年間ピアノを練習できる環境を支えます。 【寄付のお願い】 「あきらめていたピアノがこんなに楽しい!」そんな子どもたちの笑顔を増やすため、皆様のご支援が必要です。私たちは、全国の子どもたちへ質の高い音楽教育を届けます。ぜひ詳細ページで具体的な活動をご覧ください。

活動の背景、社会課題について

ピアノは子供に人気の習いごとですが、経済的な理由から習いたくても習えない子供が多数いると私たちは捉えています。実際のところ、世帯収入300万円未満の子どもは600万円以上と比較して、音楽系の習いごとの経験が3割程度に止まっているという調査結果があります(出典:「体験格差」今井悠介著、講談社刊)。

主な原因は、ピアノ学習が「お金がかかるもの」であることが挙げられます。教室のレッスン代は地方の相場は1万円、都心では2万円をゆうに超え、自宅学習用に高額なピアノの購入が必要となります。

こうした中、脳科学者・澤口俊之氏の研究成果によると、子どものピアノは他の習いごとと比べて、ダントツでIQや非認知能力を高める効用があるとのこと。また、教育ジャーナリスト・おおたとしまさ氏の調査によると、東大生が子どもの頃の習いごとでピアノが特異的に多かったとのこと。

このように子どもの頃にピアノを習う効用は明確です。ということは、習いたくても、習えない不利益もあるわけです。こうした状況を放置してもいいのでしょうか?

ピアノ学習の課題と私たち団体の解決策

既存のピアノ学習には、「高額な費用」「練習が辛い」「地理的・経済的格差」といった大きな壁が存在し、多くの意欲ある子どもたちが途中で夢をあきらめてしまう現実があります

従来のこうしたピアノ学習が抱える課題を解決し、「子どもたちがピアノを、あきらめない社会。」を実現するため、私たちは最新の教育理論とテクノロジーを融合した学習メソッド(*)、子どもが好きな曲で練習する楽しさ(好きこそものの上手なれ=内発的な動機の喚起)、電子ピアノのシェア、この3つの要素を組み合わせた、学習プログラムを開発しました。

実際、このプログラムを子どもたちが使用したところ、両手弾きが3日でできるようになった、クラシックの名曲を半年で弾きこなせるようになったなど、短期間で目覚ましい成果を生み出し、そのコストは従来の10分の1という費用対効果を実現することができました。

(*)注記:この学習メソッドは、高級ピアノメーカー・スタインウェイの元CEOが考案し、既に全世界で2千万人以上が利用しているものです。

寄付の成果:子どもたちの笑顔と喜び

皆様からのご寄付は、子どもたちの「できた!」という喜びと、その先の輝く未来に直結します。

【学習プログラムで練習中の子供たちの様子】

(*)お子さんたちのプライバシー保護の観点から、背中越しの撮影構図となっていることをご了承ください。

私たちのプログラムは、その高い学習効果に加え、費用対効果が高いという特徴があります。また導入も難しくないため、団体設立後9ヶ月間で、静岡県・山口県・福岡県の3県にまたがる8自治体の8カ所の児童養護施設において、合計70人の子どもたちに本プログラムを提供することができました。

【子供たちの成長の記録】静岡県浜松市の児童養護施設「わこう」様の事例

ピアノ未経験者の中3女子、小学4女子と、ピアノ経験者の中3女子が、当団体の学習プログラムにチャレンジ。ピアノ導入期の教本の定番である「バイエル上巻」に相当する練習コースを3ヶ月で終了(通常、バイエル上巻は半年から1年は必要)。さらに、練習コース以外、それぞれ72曲、24曲、74曲の楽曲を楽しみながら弾きこなせるようになりました。

【支援実績マップ】

2025年5月に団体設立後、9ヶ月間の活動実績です。これからも支援の輪を広げられるように力を尽くします。

団体がご支援する子どもについて

当団体がご支援の対象として考えているのは、児童養護施設、経済的困窮家庭(生活保護、ひとり親家庭)、へき地や離島、ヤングケアラー、幼い兄弟の面倒を見ている鍵っ子など、多様な環境にいる子どもたちです。

児童養護施設だけでも全国に600あり、おおよそニーズ調査から推計すると、ピアノを習いたくても習えない子どもが3,000名いると見込んでいます。まだまだ活動の輪を広げる必要があります。

誰もが自由に音楽を学び、心豊かな人生を送れる社会を目指し、私たちは日々の活動に愚直に取り組んでいます。

寄付金の使い道について

ご寄付いただいた資金は、電子ピアノやタブレット、アプリのライセンス費用、そして子どもたちの学習を支えるピアノ教師による学習支援の提供など、プログラムの運営と拡大のために大切に使われます。

そして私たちは、既存のピアノ教育と比較してわずか10分の1のコスト(ピアノの購入代金も含めると18分の1)で、前述のような質の高い学習機会を提供できています。皆様の一歩のご支援が、より多くの子どもたちに、長く続く「音楽の学び」というかけがえのない財産を届ける力となります。

【コスト比較グラフ】

*)上図「コスト比較」の前提:

当団体の費用は、CBGMこども財団様・助成事業での実績値です。一人あたりのピアノ学習環境が月額約1,500円弱。これは施設様所有の既存の電子ピアノを活用したり、団体提供の電子ピアノとタブレットを最大5名でシェアしたり、学習アプリの独習効果などがコストの最適化に寄与しました。

一方の既存のピアノ学習費用としては、ピアノ購入費用15万円、レッスンの月謝を1万5千円として比較対象の値としました。

ご支援のお願い

子どもたちの輝く笑顔と、彼ら彼女らが奏でる希望のメロディを、これからも途絶えさせないために。この活動は、皆様からの温かいご支援があってこそ成り立っています。

ご寄付が子どもたちに届けるもの

あなたの寄付が、子どもたちの音楽の夢を具体的な形にします。

上図は、各金額のマンスリー会員を1年間継続していただいた場合、バイエル上巻相当を学べる人数を表記しております。

ご寄付いただいた皆様へ

ご支援くださる皆様へ、心より感謝申し上げます。

皆様からの尊いご寄付は、子どもたちの音楽教育を支え、彼らの未来を拓くための大切な資金として、最大限に有効活用させていただきます。寄付金の使途につきましては、ウェブサイトでの活動報告や年次報告書、ニュースレター等を通じて、定期的にご報告いたします。

引き続き、私たちの活動にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

団体情報
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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