2021年度の小中学校の不登校児童生徒は24万4940人。
学校に行きたい気持ちがあっても、なぜか行けないという状態は、どの子にも起こりうることです。
子どもたちがどこにいても、笑顔でいられること。学ぶことの楽しさ感じられること。
おとなが、その子どもたち成長を感じ、応援できることに喜びを感じられること。
私たちはそのような幸せな循環を目指して活動しています。
学校での活動
市内公立中学校内で「校内フリースクール」を運営しています。教室には入れないけれど、学校で学びたい子どもたちが学習しています。
スタッフが常駐しており、学習を行います。送迎や家庭訪問も行っています。
訪問による活動
ご本人の希望により自宅に週2回程度訪問し、スタッフと一緒に学習を行ってます。おうちにいることが必要な期間もあります。看護師や臨床心理士も訪問することができ、心と身体の健康のサポートも行っています。
フリースクールでの活動
週4日、学校外の施設、フリースクール「みんなのおうち」で教科学習及び協働学習を行っています。
対象は小学校1年生~中学校3年生。送迎サポートや昼食の提供により、働く保護者の方も応援しています。
フリースクール(2部)の活動
週3回、午後から中学生を対象に教科学習を行っています。
起立性調節障害や生活リズムの改善に取り組んでいる途中の生徒の学習機会を確保する活動です。送迎やおやつの提供も行っています。
このページに辿り着いてくださり、ありがとうございます。
一般社団法人家庭教育研究機構の代表理事、芳野仁子です。
私自身、不登校の経験者です。口では「学校には行きたくない」と言っても、本当は行けるものなら行きたかった。なぜ行けないのか、理由はわからなかったし、家にいる毎日は不安で、退屈で、申し訳なくて、そして寂しかった。
年間200回以上の相談や面談の中で、子どもを育てることを諦めそうになるほど疲弊してしまった保護者の方に出会うことがあります。そんな保護者の方に変化が見られるのは、子どもたちが安心して過ごせる場所で、豊かな時間を過ごし、笑顔が増え、今日の出来事や自分の気持ちをたくさんおしゃべりしてくれるようになった時です。
子どもたちの幸せは、社会の私たちみんなの幸せにつながっていると信じています。子どもたちが安心して過ごせる居場所が、ここにあり続けるために、みなさまからのあたたかいご支援をお待ちしております。
一般社団法人 家庭教育研究機構
代表理事 芳野 仁子
◇体験活動費
フリースクールでは「体験活動」を大切にしています。
何年もおうちにいた子もいて、もっといろんな経験をしたり、広い世界を味わったり、美しいものにたくさん触れたりしてほしいと考え、毎月テーマをもって活動しています。
また、生活的自立を目的とし、昼食づくりなどにもチャレンジしています。
この体験活動で、子どもたちはグッと逞しくなっていきます。
◇施設改修費
雰囲気のある旧幼稚園舎ではありますが、あちこち老朽化や破損がみられます。
冷房のない土間タイプの給食室・・
大人用洋式トイレがひとつだけ・・
今にも壊れそうな煙を吹く冷暖房器具・・
皆様の支援がまとまり次第、ひとつずつ改修していきたいと思います。
支援いただいた皆様には、その都度お知らせいたします。