救える命を失う「空白の9分間」の壁
日本では年間約8万人が心臓突然死で命を落としています。
救急車が到着するまでの平均時間は約9分ですが、この「空白の9分間」にその場に居合わせた人が適切な救命処置を行うかどうかで、救命率は大きく変わります。
岡山県においても同様に、救急隊到着前の市民による救命処置の実施率向上が喫緊の課題です。
多くの市民は「自分にはできない」「どうすればいいか分からない」といった不安から、行動をためらってしまいます。このためらいが、救えるはずの命を失う原因となっているのです。
救命率向上の鍵:市民の「ためらい」を「確信」に変える挑戦
私たちが乗り越えるべき壁は、知識の不足だけでなく、市民の間に根強く存在する『心理的なためらい』です。多くの市民が救命処置を躊躇する背景には、『間違って相手を傷つけてしまうのではないか』という恐れや、『講習で学んだ知識が本当に現場で通用するのか』という実践的な自信の欠如があります。
岡山県では、特に中山間地域など、講習の機会が限られている地域が多く、スキルがすぐに薄れてしまう現状があります。
単発の講習に終わらせず、高性能な訓練機材を用いて『身体が自然に動く』レベルまでスキルを定着させ、地域全体に『命を守る確信』を浸透させることが、救命率向上のための最も深い課題となっています。

岡山に「命のバトン」を繋ぐ!市民参加型救命スキル普及プロジェクト
本プロジェクトは、岡山県民の救命能力を飛躍的に向上させることを目指し、心肺蘇生法(CPR)とAEDの体験型救命講習会を年間20回以上開催するものです。
私たちの強みは、現役の看護師、理学療法士、救急救命士ら医療専門家チームが指導にあたることです。
すでに日本赤十字社や各消防署でも救命講習会は開催されていますが、私たちの事業は、より現場に近いリアルな実践訓練と、市民の『心理的障壁の克服』に着目しており、これにより『いざ』という時にためらわず行動できる人材を確実に育成できると考えています。

高性能なトレーニング資機材を活用し、「もしも」の時に身体が自然に動く実践的なスキルの習得に重点を置きます。活動拠点は岡山県内の公民館、学校、福祉施設、イベント会場など、市民が日常的に利用する場所を幅広く活用。さらに、地域で活動を支える市民ボランティアを積極的に育成・組織化し、市民と共にプロジェクトを創り上げます。
このプロジェクトを通じて、私たちは『いざ』という時に誰もがためらうことなく命を救う行動を起こせる、『命のバトン』が確実に繋がる岡山社会の実現を目指します。

■ 寄付金の使途について
今回いただいたご寄付は、下記のとおり、備品購入や体制整備に必要な費用に充てさせていただきます。
・高性能CPRトレーニング人形の購入費
・AEDトレーナーの追加購入費
・講習用消耗品費(人工呼吸用マスク、除菌シート等)
・広報・啓発活動費(地域イベント出展費用など)
・ボランティア育成プログラム開発費
広がる自信と安心!
『命を守る岡山』創造プロジェクト
本プロジェクトを実現できれば、岡山県内の救命現場に画期的な変化が生まれます!
まず、高性能なCPRトレーニング人形やAEDトレーナーが充実し、まるで本物の現場さながらのリアルな実践訓練が可能になります。これまで以上に質の高い講習を年間20回以上開催できるだけでなく、これまで講習機会が少なかった地域にも積極的に出張し、岡山県内全域に『命のバトン』を届けることができます。
さらに、市民ボランティアの育成が加速し、地域住民が自ら企画・運営する『住民が住民を救う』地域密着型の救命活動が活発になります。これにより、「もしも」の時に誰かが助けてくれるという安心感が地域全体に広がり、誰もが安心して暮らせる社会が実現します。
資金が集まることで、『救命行動が当たり前』になる岡山社会を創り出します。子どもから大人まで、誰もが「自分にはできる!」と自信を持って行動し、救命率が飛躍的に向上する未来。救えるはずの命が確実に救われる、そんな希望に満ちた岡山を、ぜひ私たちと共に実現しませんか? あなたの支援が、岡山を変える大きな一歩となることをお約束します!

「命のバトン」を繋ぐための挑戦と備え
本プロジェクトは、以下のリスクとチャレンジを乗り越え、岡山県民の救命能力向上を目指します。
資金調達未達成のリスク: 目標額に届かなかった場合、資機材導入や講習会回数を縮小して実施したいと考えています。必要に応じて、自己資金投入や他助成金の活用も検討し、プロジェクトの核となる活動は継続します。
ボランティアや受講者の確保が困難な場合、活動の広がりが限定されます。魅力的な指導者育成プログラムと、SNSや地域メディアを通じた積極的な広報活動で、参加を促します。
資機材納品遅延や会場確保、不測の事態でスケジュールが遅れる可能性があります。速やかに状況を共有し、代替案検討や時期調整で対応します。
これらのリスクを乗り越え、岡山に『命のバトン』が確実に繋がる社会を創るため、最大限の努力と情熱を注ぎ込みます。
あなたと共に創る、岡山「命のバトン」の未来
このページをご覧いただき、心より感謝申し上げます。
私たちは、岡山県で活動する医療専門家と市民ボランティアの集まりです。これまで多くの命の現場に立ち会い、『もし、あの時、そこに救命スキルを持った人がいたら…』という、悔しい思いを何度も経験してきました。その経験から、『救える命を一つでも多く救いたい』という強い想いを胸に、このプロジェクトを立ち上げました。
心肺蘇生法やAEDの使い方は、決して特別なスキルではありません。誰もが学び、身につけることで、大切な家族、友人、そして地域の人々の命を守る『ヒーロー』になれる可能性を秘めています。私たちの活動は、その『はじめの一歩』を支援し、『自分にもできる!』という自信を岡山県民一人ひとりに届けたいという、純粋な願いから生まれています。
このプロジェクトは、私たちだけの力では決して成し遂げられません。皆様からの温かいご支援は、高性能な訓練資機材となり、講習会の開催費用となり、そして何よりも、『命のバトン』を未来へ繋ぐ大きな希望となります。
ぜひ、私たちと一緒に、岡山から『誰もが命を救える』安心な社会を創りませんか? あなたのその一押しが、かけがえのない命を救う力となることを信じています。
どうぞ、私たちの『命のバトン』プロジェクトにご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

H P :https://www.japan-clinical-lifesupport.org/
Instagram:https://www.instagram.com/japan_clinical_ls/
(補足事項)本ページについて
こちらのプロジェクトページは、「公益財団法人 みんなでつくる財団おかやま(以下、みんつく)」のアカウントを使用し作成しています。みんつくはコミュニティ財団であり、事業指定助成プログラム(皆様からの寄付を原資とした助成事業)として「(一社)日本臨床ライフサポート協会」様の本事業を支援しています。いただいた寄付金は、寄付総額から運営費(達成時20%、未達成時30%、決済手数料含む)を差し引いた金額を、みんつくからの助成金として(一社)日本臨床ライフサポート協会様へお渡しさせていただきます。
※みんつくは税額控除対象の公益法人であるため、当財団へのご寄付につきましては、寄付金控除等の税制優遇が受けられます。
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