活動・団体の紹介
CTC未来財団は児童・青少年に対するIT教育の支援事業を提供しています。
活動の背景、社会課題について
CTC未来財団は、明日を変えるITの可能性に挑み、
持続可能な夢のある豊かな社会の実現に貢献する「次世代の育成支援」を目的に
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 (略称:CTC)が資金を拠出し設立いたしました。
活動内容の詳細、実績について
以下の3つの事業を展開しています。
①児童・青少年に対するIT教育の支援事業
次世代を担う児童・青少年を対象に、プログラミング教育教材の貸し出し、情報科学の学習教材の配布、プログラミングワークショップの開催、を実施しています。
②ITを志す青少年に対する修学支援事業
大学でIT活用に関連する勉学に励む学生に対する返済不要の給付型奨学金として提供しています。
③障がいのある青少年に対する修学及び就労機会創出の支援事業
障がいのある青少年の学校生活や就労を支援するために必要な備品・設備購入、研究・開発費用の助成金を提供しています。
代表者メッセージ
2019 年 10 月 1日の当財団設立以来、近江商人の理念である「三方よし」に「未来よし」を加えた「四方よし」の精神のもと、児童の IT への興味と柔軟な発想を育む教育支援、IT 技術を利活用し世の中を変革しようという志の高い学生の修学支援、そして、障がいのある青少年が豊かな生活をおくれるよう修学・就労機会の創出支援を軸に活動を継続して行っております。
財団設立より5年を経て、IT教育支援事業における教材貸出119件、教材配布1,585セット、イベント・ワークショップ等17件、修学支援事業による奨学生72名、一時給付学生615名、障害のある青少年への修学・就労支援事業として助成金給付決定78件と確実に実績を重ねております。特に修学支援事業では設立時に支援を開始した奨学生が学士を取得して、修士課程進学や就職を果たされており、今後の活躍が期待されます。
この実績には各種関係者より、大きな謝意をいただくに至っております。また同時に、より高いレベルでのIT、デジタル技術に関連する社会発展への貢献を求められており、年々新たな取組みも始めております。
当財団は支援事業の柱である次世代を担う優秀な IT 人材育成を通して、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称 CTC)とともに「夢のある豊かな社会の実現」についてはぶれることなく、時の要求に沿った新しい取組みも含めて貢献して参ります。
皆さまとともにこれまで以上に次世代 IT 人材育成支援事業の公益性を高めることはもちろん、社会的信用も高めるにふさわしい財団運営を目指して参る所存ですので、当財団へのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
2024年10月1日 公益財団法人CTC未来財団 代表理事 大塚 忠明
寄付金の使い道について
いただいたご支援は次世代育成を目的に以下の公益事業の運営に充てられます。
①児童・青少年に対するIT教育の支援事業
・小学校向けのプログラミングや情報科学を学ぶための教材開発
・IT機材を活用した児童、生徒向けのワークショップ開催費用
②ITを志す青少年に対する修学支援事業
・四年制大学でITを学ぶ学生に対する返済不要の奨学金
③障がいのある青少年に対する修学及び就労機会創出の事業
・障がいのある青少年を支援するための対策や研究開発を行う大学等への助成金