一般財団法人みらいこども財団

『オンライン里親』児童養護施設出身学生への卒業支援を広げたい

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支援総額
117,000
23%
目標金額 500,000
サポーター
10
残り
71
2025年02月28日 23時59分 まで
一般財団法人みらいこども財団は大阪に本部を置く、児童養護施設の子ども・施設卒園学生の支援をする団体です。2024年9月1日に活動10周年を迎えました。 今回は私たちの支援活動の中でも、児童養護施設出身の学生を卒業まで支援する奨学金制度『オンライン里親プロジェクト』を拡めるべくクラウドファンディングに挑戦いたします! 2021年にスタートしてから、これまでに累計35名の学生を支援し、9名の学生が卒業を迎えました。 児童養護施設出身の学生は進学率18%で、全国平均約50%の半分以下です。また、せっかく進学しても多くの学生が中退を余儀なくされており、中退率は全国平均の3.5倍とも言われております。 たまたま生まれた環境によって、理不尽に虐げられ、心身共に傷つき、さらには学ぶ機会をも奪われている子ども達が数多く存在します。 この『オンライン里親プロジェクト』では、国内外のオンライン里親が参加し、支援する人・支援される人両方がオンライン上で交流を重ねながら、卒業までサポートをする世界初の取り組みです。 このクラウドファンディングを通じてより多くの方に、このプロジェクトについて知ってもらい、まずは100名の学生支援を目指していきたいです!支援金はパンフレット作成等広報費に使わせて頂き、より多くの方に届く仕組み作りをしていきます。 是非とも温かい応援をよろしくお願いいたします!

活動・団体の紹介

一般財団法人みらいこども財団は、全国の児童養護施設の子ども・施設卒園後の学生達を支援する団体です。おかげさまで2024年9月1日に設立10周年を迎えることができました。大阪の本部を中心に、全国から200名の施設訪問ボランティア、国内外200名のオンライン里親さん達からなる計約400名のボランティアと共に活動しております。

メインの活動は、ボランティアによる毎週末の児童養護施設の訪問活動です。

虐待や貧困で苦しんだ経験を持つ子ども達に対して、「同じボランティアが、同じ施設に通い続け、子ども達と交流をし続ける」という地道な活動を通して、子どもたちの心のケアを目指すとともに、地域の大人みんなで子どもを見守る社会コミュニティの形成を目指しています。

そして第二の活動として、児童養護施設卒園後の学生支援があります。

頼れる保護者がいないことにより、進学の道を選んだとしても、様々な困難が理由により、道半ばでドロップアウトをせざるを得ない学生が多い現状に対して、1人の学生を複数のオンライン里親が卒業まで長期間、精神的・金銭的に支援し続ける『オンライン里親プロジェクト』を立ち上げ、2021年のスタートから現在までに35名の学生を支援、9名の卒業生を輩出しております。

みらいこども財団は上記のような活動を通して、「自身の5%を社会貢献に充てることが当たり前の社会」の実現を目指し、誰もが気軽に社会貢献に参加できるような仕組みやコミュニティの形成を目指しています。

活動の背景、社会課題について

過去10年にわたり児童養護施設の子どもへの訪問支援に取り組む中で、多くの子ども達が18歳で施設を退所し、ひとりで生きていかなければならない過酷な現実を目の当たりにしてきました。

児童養護施設出身者の進学率は18%で全国平均の約半分以下、しかしせっかく進学しても全国平均の約3.5倍の学生が中退をしているという現実があります。

奨学金だけではとても生活ができず、アルバイトをしながら学費や生活費を賄い、無理が祟って心身の健康を崩してしまう学生も多いです。

ドロップアウト後、彼らは社会の中での居場所を得づらく、孤立しやすいという厳しい現状があり、精神を病んでしまったり、最悪の場合は自殺をしてしまうようなケースもあります。頼れる実家のない彼らが、ひとりでも社会の中で前を向いて健やかに生きていけるためには、金銭的な援助はもちろんですが、彼らを見守り、気軽に相談できるような大人が周りにいるということが、非常に重要です。

活動内容の詳細、実績について

『オンライン里親プロジェクト』は、児童養護施設出身の学生に対する返還不要の給付型奨学金制度です。しかし、ただの奨学金制度ではなく、自分を応援してくれる複数のオンライン里親と卒業までの長期間にわたって、オンラインを通じて顔を見合わせながら交流をもつことができるという点が、非常にユニークな取り組みです。

現在までに国内外約200名のオンライン里親が累計35名の学生を支援し、9名の学生が大学(大学院・専門学校)を卒業することができました。

オンライン里親は1ヶ月1万円、年間12万円のオンライン里親会費を支払い、学生を経済的に支援すると共に、3ヶ月に1回、自分が支援している学生とオンライン交流会で顔を見ながらお話しし、交流を続けていきます。
支援学生は経済的な安定を手にできるだけでなく、自分を応援してくれる人の存在を身近に感じながら、何かあった際には気軽に相談することのできる頼もしい味方が複数いるという環境に身を置くことができ、安心して学生生活に臨むことができます。

また、プロジェクト終了時=卒業のタイミングで、支援学生さんとオンライン里親さんで、初めて対面で集まり、『卒業お祝い会』を開催します。
その後も、お金の支援は終わりますが、たまにグループチャットで近況報告をしあったりして、「遠くの仲の良い親戚」のような距離感で交流を続けられるグループが多いです。

寄付のお礼について

❶3000円以上寄付者特典/希望者のみ

2024年9月1日に活動10周年を迎えたことを記念して作成したボランティアクルーとともに作成した『みらいこども財団10周年記念e-book』をプレゼントいたします!

・表紙は大人気イラストレーターおおのたろうさん特別書き下ろし!
・オンライン里親プロジェクトに関するページも盛りだくさん!データで見るプロジェクトやオンライン里親さん・支援学生さんからのアンケート回答ページも必見です!

ご希望の方はクラファン参加後、下記フォームからお申し込みをお願いいたします。

▶︎ https://forms.gle/p24NBN2oAqz7...

※フォーム内「みらいこども財団との関わりをお答えください」の質問に対して、「阪急阪神ゆめ・まちクラウドファンディング3000円以上寄付者」でご回答をお願いいたします!

こちらのフォームは決済申込フォームにも同じものが記載されますので、そちらからアクセス頂いても大丈夫です。

❷50000円以上ご寄付の方

オンライン里親支援学生からの月々の生活報告書をピックアップした月間報告書を、毎月メールにてお届けさせていただきます。
児童養護施設出身の学生たちの奮闘と成長を、一緒に見守って頂ければと思います。

▼オンライン里親支援学生からの月々の生活報告書の例(24年6月号)

代表者メッセージ


お金だけでない、支援の必要性

児童養護施設の子ども達はほとんどが、18歳で施設を出た後、「何かあっても自分1人でなんとかしなければいけない」という大きなプレッシャーの下、暮らしています。

実はお金の問題も大きいですが、精神的な負担も相当なものです。

児童養護施設の子どもの約7割は虐待経験があるといわれています。
とある調査では、施設卒園者の約4割が、退所時点でなんらかの精神的な問題を抱えているというデータもあります。
生まれた環境により、親に暴力を振るわれる、ご飯を与えてもらえない、人格を否定・無視される…このような理不尽を経験した子ども達が、自分を信じて、自分の人生を1人で前を向いて生きていく。それは時にとても難しいことだと感じます。
これを実現するためには、不安の中生きる卒園者の周りに信頼できる大人が複数いて、ちょっと困った時にちょっと相談できるようなコミュニティがあるということが何よりも必要だと感じています。

オンライン里親プロジェクトは、支援の広がりを通して、そうしたコミュニティを作っていくことを目指しています。

この取り組みの認知がより広がることにより、安心して進学の道を選ぶ学生が増え、進学率が向上するとともに、中退率の軽減する可能性があるだけでなく、孤立しがちな施設卒園者にとって安心できる居場所を社会の中に持ってもらうことができると信じています。

今回のクラウドファンディング挑戦により、多くの人に『オンライン里親』を知ってほしい!

しかし、私たちはスタッフ3名と善意のボランティアさん達数名でこのプロジェクトの運営に取り組んでおり、まだまだ世の中にこの取り組みを十分に伝えるための広報活動を十分にできておりません。

また2022年にNHK『おはよう日本』をはじめ多くのメディアにお取上げ頂いた当時、毎月100件以上のお問い合わせがあったにも関わらず、最近はその10分の1程度のお問い合わせになっております。

現在までに、卒業生を支援していたオンライン里親さんの約8割が、引き続き新しい学生の支援を希望されており、一度支援に関わってくださった方の支援継続率(リピート率)は非常に高いです。
それだけ、支援者にとって支援の実感と活動の意義を感じてもらえる取り組みになっていると自負しております。

この活動をもっと世に広め、新たに参加するオンライン里親さんを増やし、更なる支援学生を支援していく体制を整えていくためには、このタイミングで一度、本格的に広報活動に取り組みたいと考えております。

今回のクラウドファンディングを通じて、今まで『オンライン里親プロジェクト』を知らなかった多くの人の目に留まるきっかけになれば、と思い、今回この取り組みに挑戦することを決めました。

より多くの若者が夢を持って自分の人生の選択をし、社会の中で前向きに生きていくことができるように、是非ともオンライン里親プロジェクトの応援をお願いいたします!

プロジェクト担当者:田村 彩水

寄付金の使い道について

オンライン里親プロジェクトを今後も継続し、また拡大していくためにはより多くの方にこの取り組みを知って頂き、参加をいただくことが必要です。

今回のクラウドファンディングで応援頂いた暁には、この活動を広めるための広報、継続するための運営資金を獲得していく仕組み作りに役立てさせて頂きます。

・オンライン里親説明会会場費用 5万円
・プロジェクト広告費用 20万円 
・オンライン里親用/児童養護施設配布用プロジェクトパンフレット作成費用 25万円

毎年2000人が児童養護施設を卒園する中、より多くの学生にリーチし、必要な支援を届けるためには、児童養護施設への広報活動だけでなく、新たにオンライン里親になってくれる人を見つけることが喫緊の課題です。100名の学生を支援できるような活動にしていくために、どうかお力を貸してください。

このプロジェクトは「ゆめ・まち クラウドファンディング」の認定プロジェクトです。

「ゆめ・まち クラウドファンディング」では、寄付決済手数料を阪急阪神ホールディングスが負担し、広報PR等を支援することで、社会課題の解決に取り組む市民団体の資金調達を応援します。阪急阪神ホールディングスは本プロジェクト等を通じて、ステークホルダーと協働しながら、持続可能な社会の実現に向けて地域社会の発展に貢献してまいります。

▽ゆめ・まち クラウドファンディング特設サイトはこちら
https://congrant.com/jp/corp/h...

団体情報
一般財団法人みらいこども財団
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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