プロジェクトを立ち上げた背景
現在学校に通う学生数は27人。今まで使っていた40人乗りバスが不要となり(大型バス運転手もいない為)新たに小回りの利く(普通運転免許で運転できる)10人乗りバスが必要となりました。
朝鮮学校に対する制度差別、自治体助成金の削減、少子化などの影響で学校運営を維持する財政がひっ迫する中、ある同胞からハイエースを譲っていただくことになり、今回のプロジェクトを立ち上げることとなりました。
群馬朝鮮初中級学校の紹介
群馬朝鮮初中級学校は、1960年に創立され今年で64年目を迎えました。
本校は、民族的アイデンティティを育むことを基本理念とし、日本学校のカリキュラムに沿った授業はもちろん、朝鮮の言葉や歴史・文化を学べる授業を行っています。
生徒たちは、日本で生まれ育ち生活している在日コリアンの子供たちです。
学校所在地である前橋市を中心に、高崎、新町、太田や安中から電車とスクールバスを乗り継いで登校しています。
家族のように仲がよく、思いやりに溢れた生徒たちは、日本社会や国際社会で活躍できる人材を目指し、日々一生懸命学んでいます。
花園会について
「群馬ハッキョサポーターズクラブ花園会」は、学校創立60周年を機に結成されました。
卒業生のみをを対象としていた「連合同窓会」を、群馬ハッキョにゆかりのある、群馬ハッキョを応援したい全ての方々を対象として拡大し、出身校や居住地の違いを越え、力を合わせてハッキョを守っていくことを目的としています。
情勢の悪化や財政難、教育の質の確保、人材育成など、さまざまな課題を抱え厳しい状況が続く中、これからも群馬ハッキョを守り、発展させていくことは決してたやすいことではありません。立場や考えは違っても、心を一つにし、大きな輪を築いていくことが必要です。大きなことはできなくても、一人一人が少しずつ、学校のためにできることを考え、実行することが、大きな支えとなると確信し活動しております。
花園会からのメッセージ
アンニョンハセヨ!こんにちは!
私は群馬朝鮮初中級学校校長の崔成柱と申します。
花園会では事務局も兼任しております。
県内に一つしかない民族学校に通うため生徒たちにとってスクールバスは欠かせないものでした。毎朝の通学用としはもちろん、県外への課外授業や各種大会参加のためにも利用され、9年間を通して在校生、卒業生みんなが愛着をもつスクールバスです。
生徒数減少に伴い、大型バスから10人乗りバスに切り替えることになりましたが、財政がひっ迫する中、今回のプロジェクトを立ち上げることとなりました。
今後も生徒たちが安心して学校に通うためのスクールバス支援プロジェクトにみなさんからの暖かいご協力を心よりお願いいたします。
寄付金の使い道について
車検、税金:27万円
板金、塗装:70万円
エアコン修理(コンプレッサー交換):40万円
ナビゲーション、バックモニターの設置:15万円
合計:152万円
税制上の優遇措置について
公益財団法人ミレ教育財団への寄付金には、確定申告の際の「税額控除」や「所得控除」等、税制上の優遇措置が適用されます。※詳細は下記、ミレ教育財団ホームページをご参照下さい。