プロジェクトを立ち上げた経緯
現在スクールバスを日常的に利用しているのは幼稚班園児17名と低学年生21名です。
またスクールバスとしての用途以外にも、休校日などにクラブ活動をする際、高学年生、中級部生が移動手段として利用しています。
ステップワゴン、ハイエース、マイクロバスの3台が稼働していますが、スクールバス利用者数の増加によって乗員人数ギリギリとなっています。
また、ステップワゴンは老朽化しており、運行に支障をきたしています。
そのためステップワゴンを廃車にして、キャラバンをもう一台購入することになりました。
しかし昨今の報道等で周知のとおり、電気・ガス・水道代等の高騰により、学校経営が圧迫されている現状にあります。
東京朝鮮第四幼初中級学校は学校教育法上の各種学校に位置付けられており、国庫からの補助金が望めないことに加え、2016年度には自治体からの補助金交付も停止されました。
その影響で学校財政も年々厳しくなり、費用を捻出することが容易ではない状況にあります。また、学校運営に関しても保護者からの運営費だけでは賄いきれず、たくさんの方々からの寄付を募ることでなんとか運営を続けている状況です。
学校紹介
1945年9月13日、足立在住の一世の同胞たちが子供たちに母国語であるウリマル(朝鮮語)を教えるために、どの地域よりも先に国語講習所を作りました。これが東京朝鮮第四幼初中級学校の始まりです。
本校では子どもたちに朝鮮の文化や歴史を教えながら、民族のアイデンティティを育むことを目標としています。もちろん日本語や英語など日本学校のカリキュラムと同様の科目も学び、放課後はクラブ活動に励んでいます。
本校の児童生徒は、ほとんどが足立区在住ですが、中には荒川区や北区から通っている児童生徒もいます。遠くからは、埼玉県の八潮市から電車やバスを乗り継いで通っています。
本校は今年、創立80周年を迎えます。長きにわたり民族教育を発展させてきた過程は、先代の在日同胞や保護者たちの温かいご配慮やご協力によって作られた輝かしい道のりでもあります。
創立以来今日までに輩出された二千数余名に及ぶ卒業生たちは、日本社会や在日同胞社会の各分野で活躍する人材として地域や社会に貢献しています。
※東京朝鮮第4幼初中級学校 Facebook:https://www.facebook.com/share...
中級部55期卒業生の金将生からのメッセージ
東京第4ハッキョに通う児童生徒の中には、足立区だけでなくかなり遠くの地域から通園通学する児童生徒もいます。
小さな体で毎日通学することはとても大変です。
スクールバスがあることによってそのような不便がなくなり、学生たちがなんの心配もなく学校に通うことができます。
また、スクールバスはただ通学のために乗るものであるだけではなく、学生たちにとって多くの思い出が残る場でもあります。
私自身も低学年の頃、スクールバスで通学をしましたが、バスに乗っている時間はとても楽しかったし、今でも忘れられない思い出として残っています。
在校生が減少傾向にある今、少しでも多くの子どもたちにウリハッキョで不便なく学べる環境を提供できるよう、皆様のお力添えをよろしくお願いします。
寄付金の使い道について
寄付金は、公益財団法人ミレ教育財団の東京朝鮮第四幼初中級学校を指定する特定寄付として受け入れ、同校に助成しスクールバスの購入費等に使用されます。
なお、寄付金額の3%はミレ教育財団の管理費に充てられます。
(公益財団法人ミレ教育財団 寄附金等取扱規程)
◉スクールバス購入にかかる費用
・車両購入費→3,264,600円
・検査登録費→64,370円
・自動車重量税→49,200円
・環境性能割→86,100円
・自動車損害賠償責任保険→24,190円
◉スクールバス購入にかかる費用(3,488,460円)のうち300万円を本クラウドファンディングで募集します。
税制上の優遇措置について
公益財団法人ミレ教育財団への寄付金には、確定申告の際の「税額控除」や「所得控除」等、税制上の優遇措置が適用されます。※詳細は下記、ミレ教育財団ホームページをご参照下さい。
金額100,000円 |
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