
14年前、雨漏りする講堂…床のあちこちに置かれたバケツの間で、一生懸命に舞踊練習を続ける子どもたちがいました。その姿を見たオンマたち(ヒャン舞踊クラブ)は、胸が締めつけられる思いで決意しました。
「子どもたちが安心・安全に学べる場所を作ろう!」
こうして始まったのが、チャリティー芸術公演 〈キルチャビ〉(道しるべ)です。
歌舞団も文芸同も研究所もない岡山で、ウリハッキョだけで学んだ仲間たちが、大好きなウリ舞踊を通して学校と同胞へ恩返しをしようと立ち上がりました。
― 14年の歩みと、広がる輪 ―
活動は舞踊だけにとどまらず、吹奏楽、民族楽器、ウリノレへと広がりました。
昨年の第4回公演には、舞踊を始めて半年に満たない8歳の学生から、ウリハッキョの為に長年貢献された86歳のご年配まで総勢83名が出演。
心をひとつに舞い、奏で、歌い、約900人の観覧者に感動・喜び・勇気・力を届けました。
おかげさまでこれまでの公演収益で、
• 講堂の全面補修
• 通学バスの導入
• 講堂移動式舞台の設置
• 廊下・階段・裏門の新設
を実現できました。
これは岡山同胞の皆さん、日本の多くの方々、公演を支えてくださった全ての人のお力の賜物です。



― それでもまだ、待ったなしの修繕が ―
老朽化が進む岡山ハッキョには、今も修理を必要とする箇所が山積みです。
それでも子どもたちは、毎日笑顔で元気に過ごしています。
その笑顔が、私たちの原動力です。
しかし…… 私たちだけの力では限界があります。
どうか、あなたの力を貸してください。

― 目指す未来 ―
創立80周年を迎える岡山ハッキョ。
先代たちがすべてをかけて築き守ってきたこの学校を、これからも90年、100年と続く学び舎にしたい。
子どもたちが安心して学び、笑顔の花が咲き誇る未来を、一緒に作っていただきたいのです。
あなたの支援が、子どもたちの未来を照らす道しるべになります。
どうぞ、このクラウドファンディングへのご協力をお願いいたします。
