水と緑の地球と

多様な国の子ども達が育ち合える地域づくりのために、ご寄付をお願いします

支援総額
30,000
0%
目標金額 50,000,000
サポーター
3
残り
41
2025年01月31日 23時59分 まで
「社会福祉法人 水と緑の地球と」は外国人が多く住む大阪市生野区にあって、生野こもれび保育園を運営しています。 この保育園はこの場所に70年間あります。  しかし時代の変化は保育園をも吞み込み、現在では50%近くが外国籍の子ども達で保護者には日本語が十分に話せない方も多く、保育士だけでは対応が非常に困難です。そんな課題を少しでも解決するために、こもれび会館を建てたいのです。皆様からの建設費のご寄付をお待ちしております。

こもれび会館って?

こもれび会館は保育園の敷地約400坪の内、約80坪を使って以下3つの活動をする拠点として建設する、4階建ての建物です。

こもれび会館で実施したい事業

○日本語学校(海風日本語学舎)の設置

海風日本語学舎は同じ生野区にあり、こもれび保育園と協力関係にあるNPO アジアハウスが運営する日本語学校です。保育園の敷地にこの日本語学校を設置し、少しでも日本語能力向上のチャンスを提供します。また、必要な時に通訳を提供しコミュニケーションを支援すると同時に、保護者の不安をやわらげます。

○保育士養成施設

保育士養成施設を設置し、低所得者層の人々が保育士資格を取得できる条件で提供します。これにより極度の保育士不足の解消と、保育労働に誇りが持て、今後の課題に対応できる人材の育成に寄与します。

○子どもの居場所

一階部分をこれまで保育園で対応できなかった様々な課題を抱えた子ども達が、安心して過ごせる「子どもの居場所」とします。経験を豊かにする活動や子ども食堂、学習支援にも取り組みます。また、食事の提供は子どもだけでなく、独居老人や孤立した大人たちにも気軽に来ていただけ、場合によっては無料提供できるシステム作りをしたいです。

こもれび会館 建設の背景

こもれび保育園では現在、在籍児の約50%が外国籍(永住権を持つ在日韓国・朝鮮人、中国人を除く)の子ども達です。日本語が充分話せない保護者が多く、保育士も保護者に伝えたい事を伝えることが出来ません。

 以前より当保育園では日本人・外国人を問わず、食への無関心や寝不足など生活面で課題を抱えている子どもが多く、子どもの状態について保護者に伝えたい事はたくさんあります。また、日本語ができないことで安定した職に就けず、経済的困難の中で大きな不安を抱えての子育てを余儀なくされたり、保育所等からの情報提供を理解できない、または接する機会もなく学校にも行かないまま放置される未就学児の問題等もあります。

そんな中で現状を打開し、コミュニケーションを取る上で保育園の役割は重大であると思っています。「社会福祉法人 水と緑の地球と」は「NPO アジアハウス」の協力を得て、今後これらの問題に取り組むことを決め、活動の実施に向けて全力を尽くしたいと思います。

 

ご支援の使い道

こもれび会館の建設費は、18000万円の予定です。皆様から頂いた支援金は全てこの建設費に使わせていただきます。

無事オープンすることができましたら、生野区周辺の子ども達の育ちを支えることができるだけではなく、日本全国の同じような環境下にある子ども達の居場所作りの参考になると思っております。

皆様からのお力添えをいただきたくお願い申し上げます。

団体情報
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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