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不登校児の居場所を無料に!!全ての子どもに安心して育つ権利を!子ども家庭庁発足の今こそ新しい仕組みを提言したい!
一般社団法人もちもちびと
支援総額
3,605,000
156%
目標金額 2,300,000
ネクストゴール 4,600,000
サポーター
220
終了しました
2023年04月11日 23時59分 まで
皆様のおかげで3/18にファーストゴール230万円を達成しました。本来の目標である460万円での「1年間無料開設」と「持続可能な仕組みづくり」に向けて全力で挑戦中です!!

多くの不登校・不登校傾向の子が経済的理由などで居場所を持てず孤立しています。全ての子どもの安心して育つ権利を守るために、不登校児の居場所「こころの安全基地」を平日毎日無料で開設します。子ども自身が、自分の心を大切に、選んだ日々を過ごし、生きる力を育んでいくことを目的に。子ども家庭庁発足の来年度中に、その実態を元に、子育て施策・まちづくり施策としての具現化案を市政へ提言します。★こころの安全基地は、フリースクール、オルタナティブスクール、サードプレイス等と同じく不登校児の居場所の一つのカタチです。

自己紹介

一般社団法人もちもちびとは、飛騨高山で活動する設立7年目の非営利型法人です。目指す未来は【誰もがあるがままに生きている世界】

誰もが各々に合った 学び方・働き方・生き方 を見つけ、実践できるよう「持ちつ持たれつ」という理念の基、ソーシャルキャピタル(社会関係資本)の豊かな地域社会の推進に寄与することを目的としています。

★本プロジェクトは、発起人Korinと共に、もちもちびとが主体となって運営していきます。

プロジェクトの内容

無料とすることで、図書館など公的施設と同じように、家庭の経済状況に関わらず必要としている子ども誰もが使うことができます。「こころの安全基地」は、全ての子どもたちの心のセーフティネットのような位置付けです。市内全域にそのネットを広げるための一歩目の場所です。

●対象:不登校・不登校傾向の子・こころの安全基地を必要とする小中学生

●利用条件:本人が希望していること

▼こども家庭庁について▼

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_seisaku_suishin/index.html

私たちは現在までに、高山市教育委員会、岐阜県教育委員会、岐阜県教育事務所、適応指導教室、子ども相談センター、市の子育て支援課などの見学を受け入れ、連携の必要性について共有してきました。また、数名の市議会議員の方とも意見交換を重ねています。

先月高山市議会では「不登校児を持つ家庭への経済的支援」への質問が上がり、市長からは前向きな返答がありました。

この機会に、子ども家庭庁基本方針の具現化案の一つとして「こころの安全基地」を複数の団体が運営していけるような新しい仕組みを市政へ提言します。

なぜなら、当施設が一つできただけでは、全ての不登校・不登校傾向の子の受け皿には到底ならないからです。例えば各中学校区に一つずつできたなら、沢山の子へ届きます。数だけの問題ではありません。様々な団体が運営者となることで、多様なカラーの居場所ができ、子ども自身が自分に合った居場所を選べるようになることを願っているからです。「こころの安全基地」が公的に認められた形で点在することは、不登校児を無視せず、その存在を公に肯定することを意味します。それは彼らの地域への大きな信頼感につながります。そして、学校へ通っている全ての子どもたちにとっても安心して成長できる地域社会につながると考えます。

また、「こころの安全基地」は、不登校・不登校傾向の子への対応という役割を、学校から地域へ分散させる側面も持っています。学校現場は、教育問題の多様化(いじめ、教育格差、学力低下など)と教員の多忙化(業務の多さ、複雑化、保護者対応、教員の不足など)により大変な状況の中、大きすぎる役割を一手に担っています。役割を地域に分散させることには大きな意味があると考えます。

当然、「こころの安全基地」だけでは多様な背景を持つ全ての子どもたちのセーフティーネットにはなり得ません。そこで、地域の応援者(個人・団体)との連携が必要になってきます。

<現時点での素案>

市議会で質問のあった「不登校児を持つ家庭への経済援助」にかかる予算は、年額約3,168万円と想定される。【援助額月2万円(東京都と同額を想定)・当市R3年の不登校児童132人(年間30日以上欠席の状態の子):月2万円×12カ月×132人=3,168万円】

「こころの安全基地」年予算は約460万円。同額予算で 約7施設 運営が可能である。受け皿となる場をつくることで、132人にカウントされていない不登校傾向の子も含め528人の利益となる。(家賃負担のない公的施設も利用できれば、さらに多くの数が可能である)

さらに学校へ行っている小中学生全ての子の安心材料にもなる。当市の全小中学校児童6,754人で考えれば一人につき月390円の財源で「こころの安全基地」約7施設 の運営が実現可能である。

座談会、不登校相談等を通して、親同士が交流し繋がります。親がネットワークを持つことで、家庭だけで悩みを抱え孤立してしまうことを防ぐことができます。各々の経験は同じような悩みを持つ方にとって大きな価値となるはずです。更には、ワークショップ、キャンプなどで、親自身も楽しみ得意を発揮して活躍することで、親が元気になり、それが子どもの幸せにも繋がります。

子どもの育ちを応援するネットワークが、どんどん広がるよう地域の関連機関(学校、市役所、図書館、児童館、交流館など)、団体(コミニティカフェ、子ども食堂など)、個人の応援者(まちの駄菓子屋さん、スクールサポーターさんなど)が、顔と顔がみえるつながりを持ち、子どもを守るセーフティネットの網目をさらに緻密なものにしていきます。
どんな子どもも取りこぼさないために・・・
地域全体に、子どもの育ちを応援するネットワークが広がることは、全ての地域住民(赤ちゃんからお年寄りまで)の安心となり、誰もが住みやすいまちづくりへの布石となります。

私たちだから知り得る地域のリアルな実態

オルタナティブスクールの共同運営から見えてきたリアルな実態

・当市の不登校の居場所は、市教委の適応指導教室と2つの民営スクール合わせて3か所しかない。

・上記施設へ通えていているのは25名程度。残りの不登校・不登校傾向の約500名の子は・・?

・コロナ禍以降困窮家庭も多く、経済的な理由で民間スクールを選択できない子が大多数である。

・民間スクール利用料は、全国平均月額 33,000円・ 当地域平均月額 26,500円 である。

・民営スクールには公費は入らず、保護者が支払う利用料だけでの自力運営は不可能に近い。

・市教委主催の適応指導教室(無料)は、対象が限定されている。

・文科省が2019年に出した指針「不登校支援の在り方:学校復帰よりも社会的自立を」が当地域に浸透していないため、周りの大人の声かけで不登校の子の心を傷つけてしまうことが度々ある。

子どもの情緒・発達障がいの福祉支援施設の運営から見えてきたリアルな実態

・不登校の原因に、発達障がい(自閉症スペクトラム症、注意欠如多動症、学習障害など)が関係している場合が多い。

・通常学級に在籍する小中学生の 8.8%(40人クラスに3.5人程度)に発達障がいの可能性がある。(文科省2022年)

・診断名がついていないグレーゾーンの子は、福祉サービスの対象にならない。

・当市が R4年度に行った制度変更で、障がい児福祉サービスの利用日数が激減した。(通常級の子 23日→5日へ、支援学級の子 23日→10日へ)発達障がいと診断されているにも関わらず、在籍クラスで一律に決められた。

・通常学級の子が学校内などで必要に応じて利用する「通級指導教室」は希望者が多く直ぐに利用できるわけではない。

・発達障がいを持つ子が、学校へ適応することを目的に、抗精神薬を服用することが増えている。薬物治療は対処療法に過ぎないため、環境調整を優先したくても、学校以外の居場所が無いため、服薬を余儀なくされているケースもある。

大人の精神障がい者支援施設の運営から見えてきたリアルな実態

・精神障がい者の中には、不登校や学校生活で生きづらさを感じていた時期に、周りの理解を得られず心理的に孤立していたことが、精神疾患発症の大きな要因となった方が多くいる。

・ひきこもり状態が続いた場合、社会生活への復帰に十数年という長い年月がかかった事例が数多くある。

・ひきこもり状態になっている方の9割が、何らかの精神疾患を抱えている。(厚生労働省)

・当地域の自殺死亡率は全国平均よりもはるかに高い:10万人あたりの自殺者数:全国 17.3人 高山市 23.8人(H28年警察庁データ)

・抗精神薬には副作用が伴う。対処療法としての薬物治療の長期化で、重篤な身体症状を伴う副作用や、別の病気を合併した事例がある。
・発達障がいを持つ方は、本来の困り感の上に、病気の症状、さらに薬の副作用の症状が重なることで、課題が複雑化し、特性への対応がとても難しくなる。

私たちがやってきたこと

オルタナティブスクール ねこのひげ(連携)

R3年8月START→R5年4月 「こころの安全基地 ねこのひげ」へ移行

「今日行く~?(きょういく?)」自らの選択で通う場所。~わくわくの中で自分の木を育てよう~をコンセプトに、好奇心からの学びによって可能性の扉を開く場。自分を知って自分の人生をデザインする感覚を得る場。自分の自由も他者の自由も大切にする力を育む場。地球人としてより良いこれからを共にクリエイトする場。

障がい児福祉サービス:放課後等デイサービス / 日中一時支援 ねこのしっぽ(R5.3閉所)

発達障がい・情緒障がいを抱えた児童を限定の対象に、生活に根差した少人数での関わりの中で、子ども達が「選ぶ」「取り組む」「満足する」を応援しています。野外活動で体幹を鍛え、仲間との遊びの中でコミュニケーション能力を育みます。学校生活の中で生きづらさを感じている子も多いですが、ここでは理解者の見守る中で、自分を知り、自分なりの他者との関わり方、困りごとを減らす方法、好きなこと得意なこと、をみつけていきます。

障がい福祉サービス:自立訓練 ひるねこ

精神疾患・発達障がいを抱えた方を限定の対象として、それぞれの困りごとの整理、環境調整のお手伝い、自己理解につながるワークショップなどを通して、各々が望む生き方へ向かえるようサポートしています。精神疾患は誰でも抱える可能性があります。でも、そこで人生が終わるわけではなく日々は続いていきます。心が休まる場を持ち、互いを尊重し合える人に出会う。その先に自分が大切にしたい価値がみえてくる。いつの日か、あるがままの自分で生きる道を歩み出す。一人一人の多様な物語が交差する場所です。

地域活動
  • 「ピア座談会」地域に住む生きづらさを感じている方が他者と繋がる場      
  • 「いろんなひと座談会」多様な立場の方と地域課題について意見交換し繋がる場  
  • 「いろんな親座談会」親や子どもの育ちを応援する地域の大人が共に考え繋がる場 
  • 「イベント」「ワークショップ」「講演会」等 地域の方に理解を広げる活動    

寄付の使い道

★ゴール 230万円達成

→ ①こころの安全基地ねこのひげ 

   6カ月無料開設!

  ②持続可能な仕組みづくり

スタッフ人件費(常時2名)、家賃、水道高熱費、通信費、燃料費、賠償保険、印刷費、消耗品費 ×6カ月分

★NEXTゴール 460万円達成

→ ①こころの安全基地ねこのひげ 

   1年間無料開設!!

  ②持続可能な仕組みづくり

スタッフ人件費(常時2名)、家賃、水道高熱費、通信費、燃料費、賠償保険、印刷費、消耗品費 ×12カ月

★最終ゴール 660万円達成

 → ① こころの安全基地ねこのひげ 

     1年間無料開設

   ②持続可能な仕組みづくり 

  +③親の孤立対策

  +④ネットワークづくり

スタッフ人件費(常時2名)、家賃、水道高熱費、通信費、燃料費、賠償保険、印刷費、消耗品費 ×12カ月

備品購入費、連携マップ作り費用、ホームページ制作費、イベント会場費・ワークショップ経費 など

※まずは230万円を目指し、ネクストゴールとして460万円、最終ゴールとして660万円を目指します。230万円の第一目標を達成すると「Yogibo Social Good」の支援によってコングラントの手数料が無料になり、皆さんのご支援を100%受け取ることができるようになります。ご協力お願いします。

プロジェクトスタッフの紹介

親の声

不登校と定義されている小4(週に1回30分在籍校にて担当の先生と個別時間を過ごしている)

不登校傾向の中2(毎日出席日数のために親の送迎で学校敷地内に入るが、車から降りないこともある)

不登校と定義されている小3(週に一回1時間程度在籍校にて、好きな科目を先生と勉強している)

普段学校に行っているが息抜きに利用している小6

表向きのコロナ感染予防という理由で「不登校」とはなっていない小5(コロナ禍に2ヶ月程度毎日通っていた)

不登校傾向の時期があった小3(精神薬について悩んだ経験を持つ)

不登校傾向の小3(毎朝宿題を受け取りに在籍校に保護者と登校。週1回担当の先生と半日過ごし、週1回市教委主催の移動適応指導教室に通う。)

お知らせ

●【いろんなひと座談会】月1回

日時:2023年4/28(金)19時から21時 場所:村半

日時:2023年3/24 (金)19時から21時 場所:村半

日時:2023年2/24(金)19時から21時 場所:村半

●【ミニスクールフォーラムお話会】月1回

日時:2023年4月後半(ねこのひげ見学日も兼ねて開催予定。決定後掲載します)

日時:2023年3月18日(土)10時から12時  場所:ねこのしっぽ(上岡本町2‐365)

●【みんなの夢みるスクールフォーラム】年1回

ドキュメンタリー映画「夢みる小学校」「みんなの学校」を観て一緒にこの地域の子どもの育ちについて考えよう!

日時:2023年2月23日(木祝)〈2月22日(水)プレ上映会〉

 

 

注意事項

●協力いただいたみなさん(任意)の名前またはニックネームをホームページに掲載させていただく可能性があります。表記の変更、辞退等ありましたら、下記のメールアドレスまでご連絡ください。

●本プロジェクトは、寄付による税制上の優遇措置の対象となりません。予めご了承ください。

●本プロジェクトは、WAM NETの社会福祉振興助成事業へ申請中です。結果の有無に関わらずプロジェクト開始準備を進めていくために、クラウドファンディングをする運びとなりました。もし助成事業として採択された場合、集まった寄付金は、人員の補充と、翌年度の運営費へ回させていただきます。ご理解のほどお願い申し上げます。その際はご連絡させていただきます。

お問い合わせ

一般社団法人もちもちびと

住所:〒506-0821 岐阜県高山市神明町4丁目57番地2

電話番号:0577‐36‐5737(ひるねこ)

     090-6501-3005 (代表 野中桃子)

メールアドレス:mochimochibito@gmail.com

ホームページ:https://mochimochibito.hp.peraichi.com

団体情報
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