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不登校児の居場所を無料に!!全ての子どもに安心して育つ権利を!子ども家庭庁発足の今こそ新しい仕組みを提言したい!
一般社団法人もちもちびと
支援総額
3,605,000
156%
目標金額 2,300,000
ネクストゴール 4,600,000
サポーター
220
終了しました
2023年04月11日 23時59分 まで
皆様のおかげで3/18にファーストゴール230万円を達成しました。本来の目標である460万円での「1年間無料開設」と「持続可能な仕組みづくり」に向けて全力で挑戦中です!!
2023-03-20 11:42
応援メッセージありがとうございます。
川崎市の公設民営型のフリースペースにお子さんが通われているUさんから応援メッセージが届きました!送っていただきありがとうございました☆

川崎市の公設民営型のフリースペースにお子さんが通うUさん

こんにちは。
私は東京に住む二児の母です。
息子が通っていた保育園の先生が、現在こちらの居場所づくりをされていると知り、不登校当事者でもある私自身の経験から、心から応援したくメッセージを書かせていただくことにしました。

実は私自身、小学校のころいじめをきっかけに不登校になり、中学まで休みがちな学童期を過ごしました。

当時はまだ不登校という呼称ではなく、登校拒否と呼ばれていた時代。学校でも珍しく、心配した母は精神科医や祈祷などに私を連れて行きましたが私はどうしても学校には行けませんでした。

せめて読書くらいと積まれた本の山。軽い学習障害がある私には活字も辛く、家にも安心していられない感覚がありました。

私にとっての居場所は、当時通っていた塾やお稽古事でした。勉強はできなかったけど、気持ちを汲んでくれて心寄せてくれる先生の存在が救いでした。


やがて時は過ぎ、結婚して子どもを授かり、学童年齢になりました。好奇心旺盛な娘は、みんなと一緒に学校に行ってみたいと、入学を心待ちにし小学校に通い始めました。

しかし、入学から二週間。詩の朗読発表があると楽しそうに準備して出かけた日に、クラスのみんなから発表を笑われたとしょんぼり帰ってきて以来、学校に行く足が重くなりました。
そしてある日、やっぱりもう学校には行かない、いきたくないと言いました。

理由は違えど、行きたくないと言う気持ちは同じ。無理に行かせる気にはなれず、ホームスクーリングをすることにしました。

ただ、娘の希望はお友だちと遊ぶこと。でも昼間に遊べる友だちはいません。二人でお散歩に行くものの、行ける場所も限られています。

そんな時に最初に受け入れてくださったのが、近所にあった「楽ちん堂カフェ」さん。そして、「自主保育の野毛風の子」さんでした。

学校には行かなくてもいいものの、すっかり元気を無くした娘は、学校に行かない選択を尊重してもらえる大切な居場所に出会い過ごす中で、元気を回復していきました。

その後、設立から25年に渡り、不登校の子どもを支援しているフリースペースとの出会いがあり、5年間毎日、朝から晩まで本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。

中学に通うようになった今も、元気がなくなったときや学校が代休になった時など、ふらり遊びに行きます。クリスマス会や行事はもちろん、いつ行っても「おかえり〜」と迎えてくれるフリースペースは家庭や学校以外の大切な居場所です。

下の子、ここの先生にお世話になった息子も現在ここに所属して、毎日いきいきと過ごさせていただいています。彼が中学に進学するのかはまだ分かりませんが、彼がどんな道を選んでいくのか、私の想像を超えた子どもたちの選択はいつも楽しみで、新しい風を運んでくれます。

また、彼自身の選択がどうであれ、それを尊重してくれ、温かく受け入れてくれる居場所があることを本当にありがたく感じています。

フリースペースで兄弟8年間過ごさせていただく中で、いろいろなケースに出会いました。あるタイミングで学校に行くようになる子もいれば、別の道を進む子もいたり。

ケースは様々ですが、ありのままをみとめてもらいながら、人からの評価のためではなく、自分がやりたいことに挑戦したり、失敗も大切にしてもらえる環境で、どんどんと変わっていく姿に出会いました。自分でいることに自信を持って進んでいる姿は本当にキラキラしています。

大家族で子育てしてきた時代から、核家庭になりずいぶんと時間が経ちました。頼りどころのない子育てはたくさんの不安のなかで、親も子も行き詰まってしまいます。しかも不登校という、まだまだ理解が進んでない選択は、親も精神的に追い詰められることが多く、子どももさらに追い込まれていきます。

このような背景からも、親だけではない、温か目でみてくれる大人の存在、家や学校以外に居場所があることがこれからの社会でとても大切だと思います。

この活動に少しでも多くの支援が集まり、子どもたちとの時間に専念できること、全ての地域にこのような居場所が広がっていくことを切に願い、応援メッセージとして寄せさせて頂きます。

 

 


 

 

1. 楽ちん堂カフェ....24時間鍵が開いている全世代コミュニティーカフェ(世田谷)大人も子どもも。寄る辺ない人々がごちゃまぜで生きる。https://www.lalala.or.jp

2. フリースペース...公設民営型の居場所「フリースペースえん」
川崎市子ども権利条例をもとに、市と認定NPO法人フリースペースたまりばの協働事業として日本でも珍しい公設民営のフリースペースとして誕生(利用料無料)ここの特徴は生涯学習(社会教育)の視点にたって、学校外で多様に育ち・学ぶ場としてスタートしたことにあります。主として学校の中に自分の居場所を見出せない子どもや若者たちのスペース。ほっと肩の力を抜いて・・・ ひとりひとりの居場所。他人に気にいられようとか、世間に合わせようとかするのではなく、ひとりひとりがそれぞれのペースで「自分」を大切にできる。だれもが「生きている、ただそれだけで祝福される」そんな場をみんなでつくっていきたいと考えています。(川崎市子ども夢パークHPより)

川崎市子ども夢パーク https://www.yumepark.net/

認定NPO法人フリースペースたまりば「フリースペースえん」https://www.tamariba.org/en/

団体情報
一般社団法人もちもちびと
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